大杉谷森林鉄道上線 ロクダイ
大杉谷トロッコ奥部ですが、場所が場所なのでそんなに調査できていません。 |
日浦杉駅〜岐点〜不動谷ダム巡視路 |
【本の最後にもレポートが載ってます】 トロッコ上線は日浦杉駅から始まります。 最初は広い路盤が続いていますが… しばらくで単線になります。 更に先に進むと… 抜けています。 この辺り不動谷側は傾斜が急で、元から木橋が多用されていたそうです。 巻いた先には、路盤が復活しますが… また抜けています。 向こうに石垣が見えていますが、きりがありません。 傾斜もきつく、場所が場所なので調査は回避します。 この日はここまで。 【2008.9.25】今回は不動谷ダム巡視路より軌道跡に来ました。 ピンクテープのついた一輪車の地点より日浦杉を目指します。 木橋の跡です。 崩れていますが太い木は良く残っています。 石垣が始まります。 木橋が見えてきました。 木橋がきれいな状態で残っています。 枕木も乗ったまま。 (クリックで大きな画像になります) わくわくしながら左カーブを進むと… 再び木橋です。 この木橋も良く残っています。 頑丈に組んであります。 (クリックで大きな画像になります) 所々抜けもありますが、ほぼ良い状態で残っています。 大きな抜けがありました。 慎重に通過します。 再び路盤。向こうが広くなっています。 広い路盤が続きます。 この先に何があるのかと進むと… (クリックで大きな画像になります) 抜けでした。 でもその向こうが明るいです。 石垣の上にプーリーがありました。 一部ワイヤーもかかっています。 不動谷索道の駅と思われます。 動力は無くなっていましたが、 駆動ベルトも残っています。 ワイヤは不動谷を越え、ヤゴベ谷方面へ向かっている様ですが、 藪でよく判りません。 更に日浦杉方面へ進もうと思いますが、 ひどい傾斜です。木橋の残骸が残っています。 この下付近は不動滝の落ち口と思われます。 傾斜はほぼ絶壁。これ以上は危険と判断しました。 日浦杉へはまだまだですが、残念です! 【2017.5.3】ヤゴベ谷出合付近には ワイヤと車輪が落ちていました。空にもワイヤが架かっています。 この左岸上部には前回見た不動谷索道の駅があると思われます。 (クリックで大きな画像になります) |
ロクダイ〜奥不動谷出合〜ワル谷(大台林道) |
今日は粟谷小屋からちょっとでも楽しようと、 持参した自転車でスタート(笑) しかし… すぐで自転車は不可能になりましたとさ(笑) 後で散々言われましたが(笑)良い思い出です! 長い道も2人なら楽しいです。 先に林道終点まで行き、ワル谷へ降りる事にします。 林道終点を見てから、奥に入っていきます。 不動谷の左俣(ワル谷)に降ります。 緩やかな谷底には石垣や… ワイヤが残っています。 この谷も奥から集材していたんですね。 軌道の跡らしき路盤は見つけられませんでした。 太いワイヤが1本だけ、谷の中を一直線に進んでいます。 しばらくで奥不動谷との出合に到着。 穏やかな景色、水が綺麗です。 出合には吊り橋があった様です。 河原にはワル谷からのワイヤ?が 絡まって埋もれていました。 吊り橋跡を不動谷左岸へ登っていきます。 恐らくトロッコ跡があるはず。 やっぱり!ありました。 この辺でトロッコを降りて、 吊り橋を渡って奥へ入っていったんですね。 でもレールや枕木はなし。 奥不動谷方面へ追ってみます。 すぐで傾斜が出てきました。 これはどこまで進めるか… すぐで途切れました。残念! 川底が遠いです。 奥不動谷まだ入り口ですが、無念ここで引き返しました。 不動谷左岸を下っていきます。 こちらはすぐで立派な石垣が出てきました。 大きな石垣。 木があります。 木橋?跡と巻かれたワイヤ。 傾斜が出てきて、だんだん歩きにくくなってきました。 木橋が崩れています。 再び石垣。ロクダイを目指します。 木橋が苔むしてます。 この辺は木橋が良く残っています。 傾斜が出てきて、もう限界。 河原へ降りる事にします。 大きな河原に出ました。 砂利が溜まって、木が埋まって立ち枯れています。最近? 立ち枯れの先、下流もずっと広い河原。 もうこのままロクダイまで河原歩きできたら良いのに。 クチスボ谷出合。 軌道が谷を渡っている場所を見に、入ってみます。 谷が狭まってきました。そろそろか? うおお! 沿線最大級の木橋です!…が、残念ながら落ちてます。 (クリックで大きな画像になります) 橋台はコンクリート製。 …落ちる前に来たかった〜!! 不動谷に戻り、広い河原を先に進みますが、 でかい砂防ダムが出てきました。歩きやすい河原はここまで〜 左岸軌道跡に再度登ります。 路盤に出ました。 さあ、どこまで進めるか… すぐで抜けてます。 何とか先に進ませてくれ〜! 復活しました。 どんどん進みます。 路盤を追うのが難しくなってきました 河原へ降ります。 場所はそろそろヒロセ谷の巻きが始まるあたり。 ヒロセ谷左岸、不動谷出合付近。 傾斜緩く、何か建ってたんでしょうか? 何かの遺構が残っています。 石垣や… 風呂の跡。 そろそろロクダイ集落が始まってる? ここで不動谷を右岸へ移ります。 本日初レール。 だんだんロクダイが近くなってきた様です。 ロクダイが見えてきました! 吊り橋が落ちているので、じゃぶじゃぶ渡ります。 (クリックで大きな画像になります) ロクダイの事務所も崩れていました。 もっと早くに来たかった…! 熊野古道センターさんはじめ色んな方が既に調査・発表されて いるので、私の出番は無し(笑) 便所・風呂付近のみ残っていました。 これだけでも、満足です。 (クリックで大きな画像になります) 何回もチャレンジして、やっと来る事ができました! |
大台林道〜白石谷〜不動谷ダム |
三発鉄管を使わず、不動谷ダムへ行くプランです。 大台林道ひたすら歩いて狸峠超えて、遠くに不動谷ダムが見えます。 ヘアピンカーブでやっとスタート地点。降りて行きます。 電力関係の施設は現役なので、しっかり整備されています。 …あの林道をここまで来るのでしょうか?。 どんどん降りていきます。 白石谷が見えてきました。 小さな谷ですが、名前の通り白い石が多いです。 不思議ですね。水晶もないか探しましたが、見つけられませんでした。 すぐで谷底に降りました。 不動谷ダム湖です。 あわ良くばロクダイへ河原を歩けたら簡単かな、と思っていましたが、 今日は濡れずには行けなさそうです。 ロクダイは諦めて、ダムに向かいます。 右岸にある歩道を行くと、ダムが見えてきました。 ダム手前にコンクリ構造物がありました。 堂倉滝のところから流れてきてるトンネルですね。 水が出ています。 今日のゴ〜ル!久しぶりの不動谷ダムです。 ダムの先の右岸には小さな平地がありました。 ゆっくり見たいですが、これからまた半日かけて帰らないと…(笑) 大台林道経由もやっぱり大変です!(←当たり前じゃん!・笑) |
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