気まぐれ日記18
2025年 5月12日 |
パンダがいなくても そういえば「終末時計」なんてものがあった。人類滅亡までの残り時間を表現するやつ。 あれは世界情勢の変化に応じて、リアルタイムで出るのだろうか。最近聞いた記憶がない。調べてみたら、年に一回出るみたいで、2025年度はもう、一月の末に出ていて「89秒」ということで、過去最短ということで、すぐにでも人類が滅亡してもおかしくない数字。 一月の末といえば、ロシアとウクライナの戦争が三年経っても終わらないし、イスラエルのガザ地区への攻撃が、終わるのが見通せなかった時期か。 ロシアやイスラエルに関しては、停戦に向けて刻一刻と情勢が変化しているから、時計が修正されるべきだろう。特に最近では、インドとパキスタンという、核保有国同士の紛争が勃発したから、それこそ残り時間は30秒程度に減らしてもよかったのではないか。 まぁ、あんな時計なんて、ヒマな連中がやっているパフォーマンスであって、残り時間を聞いたからって、どの国も気にせず、我が道を貫いているのである。今の世界情勢は、大国を中心に、複雑に変化していて、何が起こってもおかしくないご時世なのである。 新しいローマ教皇は、しきりに「平和」を連呼しているが、どこの国も、どこの国民も、欲とプライドは捨てられず、紛争は避けられないのである。 先日、和歌山のアドベンチャーワールドからパンダがいなくなることを書いた。中国がレンタル料を値上げして、とか、勝手な推測を展開したが、実際はそうではなかった。 日本側、っていうか田辺市側が、期限の延長を求めなかったためで、中国としてはむしろ「パンダ外交」を維持すべく、続けたかったようである。なんか、田辺市に対して姉妹都市提携を結びたい提案を出してきて、それを田辺市側が断ったみたいである。 というのは、現田辺市長は、台湾との友好関係を重視していて、白浜空港と台湾を結ぶチャーター便も飛ぶとかで、パンダがいなくなった分の穴埋めは、台湾との交流で盛り返そうとしているらしい。 だから中国とは距離を置く・・・、パンダなんて別にいらない・・・、ということになったらしい。 いいんでないかい。和歌山はパンダがいなくても魅力はいっぱいある。白浜温泉があるではないか。いい湯だよ~!あそこに近づくと、いかにも温泉って感じで硫黄の匂いがプンプンしてくるのである。 同じ中国系でも、マナーのいい台湾の観光客を誘致して、盛り上げていけばいいと思う。パンダがいなくても、アドベンチャーワールドで遊んだら、台湾人観光客は喜んでくれると思う。 日曜日のサンライズ 土曜日は、天気が微妙で、プレーできないこともなかったが、5時30分~6時まで待って、人が来なかったので、そのまま朝熊山に行ったのだった。日曜日は天気は回復。 小西6-3山寄 中西6-3山寄 古山6-1山寄 宮崎6-2山寄 四試合もやってしまった。三つで帰るつもりだったが、人数の関係で帰りにくくなって・・・。宮崎選手は、四人の中では一番勝てそうな相手だったが、疲れてきていたのと、風が強くなってきたので、粘り切れなかった。ドリンクも切れてたし。(買えばいいのに・・・) 帰り際、宮崎選手から「娘を連れてきてもいいか」と聞かれた。聞けば高校生の娘さんがいて、シングルスがやりたいとのこと。レベルはというと、おとっつぁんはボコボコにやられているらしい。 「どうぞ連れてきてください」と支配人の権限で・・・。僕はもちろん勝てないだろうが、サンライズ全体としては刺激になっていいかもしれない。 今日、四日市まで電車で歯医者に行ったついでに、駅で近鉄の時刻表を買った。本になってるやつ。 今はネットで時刻表は調べられるが、僕は現役時代に通勤していたときからずっと、時刻表は買っている。改定されたもののほとんど同じで、変わっているところを見つけることすら難しいレベルであるが、やっぱり正確な時刻表は、現物で持っていたいのである。買うのは二年ぶりである。 前回の時刻表は1000円だった。その前は850円くらいだったかも。なんでも値上げの時代、たぶん今回は、1100円、もしくは1200円くらいになっているかと想像した。 駅の売店で手に取った時刻表は、いつもと変わらない厚さ。しかし・・・ 値段を見てビックリ!なんと、1540円だという。心臓が止まるかと思った。ど、ど、どこからこんな値段が出てくるのだろう。お米じゃあるまいし、高騰する要素なんてないはずである。 お米の値段は去年の二倍になった。我々は高騰する過程を見てきたから問題ないが、去年の7月から意識を失って、最近になって意識が戻った人だと、お米を買いに行って、腰を抜かしたかもしれない。 二年ぶりに時刻表を買った僕は、まさしくそんな感じのショックである。この値上がりは異常というしかない。たぶん、買う人が減ってきていて、発行部数が減少したため、このような価格になったのだろう。 |
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2025年 5月9日 |
大型連休から三夜明けて 苦し紛れのタイトルをつけてしまった。でももう明日は週末。またテニスができる。・・・って言いたいところだが、どうも明日の土曜日の朝は微妙。今夜からの雨が残っている可能性がある。 まぁ・・・、雨も時々は降らないと、農業などに影響して、野菜やお米の価格が高騰したりする。 先日、志摩方面に行くとき、伊勢道路を通ったら、途中にある志摩地方の水がめとなっているダム湖の水位が、けっこう下がっていた。ここを通ってダム湖を見ることで、最近雨が多いのか、少なくて水不足ぎみなのか判断できるのである。 志摩方面には時々行く。お得な焼肉屋があるので。そこでは誕生月には、おまけが付いてくる。ホルモンもしくは壺漬けカルビか。しかも、一回だけではなくて、誕生月なら何回でもOK。四月は僕の誕生月なので、複数回、そこへ焼肉を食べに行ったのだった。 最近、何回か雨の日があったし、短期間でもドバッと降ったから、あのダム湖の水位も、けっこう回復しているのではないかと思われる。 すでに田植えが終わっている地域は多いが、今年はどうなんだろう、お米・・・。豊作になるのだろうか。不作よりは豊作の方がいいに決まっている。 去年の夏頃から、お米の価格がどんどん上がり続けている。新米が出回ってからも下がることはなく・・・。去年、不作だったわけでもないのに。当時、価格高騰を狙って、どこかに隠されている、という説も出た。流通がおかしくなってしまった。 政府は備蓄米の放出を決定。それでも価格は下がらない。そして実際に備蓄米を放出。しかし、それでも下がることはなく、上がり続けている。どうなっているのだろうか。 米の流通に関わる業者の間では、どこかに溜まっている、という見方がされていたが、最近になって少し変わってきた。「そもそも米が不足しているのではないか」と。本当に不足しているのなら、需要と供給の関係から価格が高騰してもおかしくない。 しかし、果たしてそうだろうか。去年十分にお米が獲れて、備蓄米を放出して・・・。さらに輸入米も増えているというのに・・・。不足しているなんて考えにくい。 僕の考えるところはこうである。もちろん流通のどこかで、滞っている、というのは間違いなくあるだろう。しかしそれだけではない。消費者に問題があるのだろうと思っている。 不足しているとなると、買いだめしたくなるもの。一般家庭で例年より多く、備蓄されているのだろう。それと、余裕のある家庭が多く「いい米を買っている」と思われる。そう、高くても美味しいブランド米を買う者が多いから、価格が下がらないのである。 よく街頭インタビューでは「安い米しか買えない」とか「パンかうどんを増やす」とか、節約志向のコメントを出しているが、大多数の消費者がそうして、高い米にそっぽを向いたり、コメ自体を減らしたなら、売るために安くなって当然なのである。そうならないってことは、みんな買うからである。 まぁ、そのうちに下がるだろう。何かのきっかけで下がり始めたら、雪崩のこどく・・・、とまではいかないにしても、けっこうリーズナブルになるはずである。これが僕の見解なのである。 久しぶりにミニストップの「ハロハロ」を食べた。今年初、である。 先日、赤福氷を食べたとき、値段の800円を酷評した。「ハロハロなら二回食べられる」と。今回食べたハロハロは定番の「ラムネ」だったが、数年前の記憶から、確か300円前後だったと認識していて、その後徐々に値上がりするも、400円くらいではないかと思っていた。だから「二回食べられる」と言った。 ところがなんと、今年のラムネは、税込みだと500円を越えていた。 こっちも高くなっていたんだ・・・。赤福氷よりはマシにしても、二回も食べられない・・・。 何もかも値上がりしているわけだ。まぁこれは、仕方がないか。コンビニの従業員の給料だって上がっているしな。時給が低いと、バイトが集まらないご時世だから。 |
2025年 5月6日 |
連休後半のサンライズ 長かったゴールデンウィークが終わった。最終日の今日は雨のため、サンライズもなかった。 報道のメインとしては、ありきたりではあるが、旅行先やら帰省先やらからの帰りのもよう。駅やら空港やらでのインタビュー。当たり前の光景ながら、ニュースを見る人は、パターン化された時代劇を見るごとく、なんとなく安心するのであろう。 どこにも出かけなかった人は、羨ましい、というよりは「行かなくて良かった」って感じるのではないだろうか。混んで疲れる思いをするくらいなら・・・。 ストーカー殺人のニュースはまだ続く。容疑者の男は、この先、黙秘するのではないかと思う。殺して遺棄したことは認めつつも、詳細については口を閉ざす・・・。 「死人に口なし」で、自分の都合の良いように供述できるメリットはあるものの、言いにくいことも話さないとつじつまが合わなくなってくる。嘘をつくというのは非常に難しい。すべて本当のことを話すのに比べ、嘘を混ぜると、つじつまを合わせるのが難しいのである。ならば黙秘・・・、となる。 遺体には焼かれた痕跡があるという。身元を隠すために顔や指紋を焼いたのではないだろう。今はDNA鑑定で、すべてわかってしまう。となると、生きているうちに苦痛を与えるために焼いた、とも考えられる。そんなのは供述できない。遺族や世間の怒りを買い、量刑上でも不利になってくる。 よって黙秘を決め込めば問題ない、と考えるだろう。一人しか殺していないが、こいつは死刑でいいだろう。僕は死刑廃止論者ではあるが、こいつは死刑でいいだろう。 何度か雨が降ったものの、僕としてはこの連休、とてもラッキーだった。 前半は奄美大島で、中二日は晴天だったし、3~5日は、いい条件でテニスできたし、岐阜のカンガルーカップにも行けた。もともと「サンデー毎日」の身分ではあるものの、長期の連休を有意義に過ごすことができた、と言えるのである。 こういう背景には、友人や仲間の存在がある。もちろん僕は、一人で遊ぶことは得意であるが、趣味や趣向を共にする友達がいるってことは、本当にありがたいことだと実感するのである。 憲法記念日のサンライズ 古山 6-0山寄 西村剛6-2山寄 日曜日のサンライズ 中山 6-0山寄 北浦 6-0山寄 山村智6-2山寄 子供の日のサンライズ 山下 6-0山寄 中西勝6-2山寄 みごとに全部負け・・・。今に始まったことではないが、僕がサンライズ最弱は間違いないだろう。 僕と対戦する相手には、申し訳ない気持ちでいっぱいだが、運営に支障がない範囲で、相手をしてもらっている。「いないよりはマシ」というスタンスで。 負けた試合でも、取れたゲーム、取れたポイントを喜ぶようにしている。もちろんレベルアップは、なんとか頑張るつもりでいるが。 T選手の息子さんが、スカイダイビングをした話を聞いた。南伊勢町でヘリで上空3000mから、インストラクターとともにタンデムでダイブするとのこと。羨ましい・・・。スカイダイビングやバンジージャンプは、一度はやってみたいと思っている。 スカイダイビングの料金は、8万円とのこと。う~ん・・・ちょと微妙・・・。そうだなぁ、5万円くらいなら、来週にでもやってみたいところである。 |
2025年 5月5日 |
初めての園芸!? 最近の報道でのトップは、川崎市の女性死体遺棄事件。ストーカー行為が高じて、元交際相手の女性を殺害し、自宅の床下に遺棄したという例の事件・・・。 この事件でのポイントは二つ。一つは、身の危険を感じた女性が、逃げようと努力したにもかかわらず、結果的に殺されてしまったことと、女性が何度も何度も警察に助けを求めたにもかかわらず、警察当局の対応が不十分で、事件を防げなかったこと。 後者に関しては、今後大きな責任問題に発展する可能性がある。 この種の事件は、今に始まったことではない。何度も何度も繰り返されてきた。 これまでに何度も書いてきたが、いじめによる自殺などと同様、ストーカー殺人は、なくなることはない。防げない。周囲は、人が亡くなるまで、事の重大性に気づかないからである。いや、いじめやストーカーに関しては、被害者の周囲は気づいている。けど、訴えたところで、学校や警察は対応してくれないのである。警察の捜査というものは、基本的には事件が起こってからでないと動かないのである。 ストーカー被害に関しては、年間で二万件近くの通報があるという。男女のもめごとは千差万別。警察としては、すべてに動いているわけにはいかない、という立場もわかからないではない。 「元交際相手の男に殺される」というパターンは多い。以前は交際していたのである。しかし、DVなどで女性に逃げられたり別れたり・・・。男としては女性に逃げられてから「彼女がいる良さ」を痛感して、なんとかして元に戻したい、と考えるのである。 ところが、いったん離れた女性の心は、元には戻らない・・・。そこから男の執拗なストーカーが始まるのである。そして、どうしてもうまくいかないとなると「可愛さ余って憎さ百倍」で、百倍の憎しみから、女性を殺すことを考えるのである。 殺人を犯せば、どういうことになるのか考える余裕がないのだろうか。そこが理性のあるなしの具合で、違ってくるのだろう。犯行に走る人と走らない人とが・・・。 警察の対応としては、もっと積極的に動くことが求められる。救急車の例が参考になる。 119番通報で救急車を呼ぶ件数は、かなりの数になるが、そのほとんどが緊急性のないものだという。いたずらで呼ぶパターンも珍しくない。 しかし全てにおいて出動する。本当に必要な場合があるからである。出動しなかったために命を落とす、という結果につながりやすいからである。ストーカー被害に関しても、事件が起こる前から、有効な対策を取れるよう制度を見直す必要に迫られているのである。 うちの玄関の横には、観葉植物の鉢植えが置いてある。二つあったが、植物に興味のない僕は、最初はその植物の名前すら知らなかった。のちに知ったのは、カポックと観音竹、ということである。 妻が亡くなるずっと前から置いてあったので、いつから始まったのかも知らない。10年以上前からであるのは間違いない。妻が亡くなってからは、とりあえず水だけはやっていた。しかし植物というものは、成長するもの。三年前くらいに、カポックの葉が黄色く変色しはじめてきた。 こりゃいかんと、鉢から出して、庭の土のあるところに移した。つまり地植えにしたのである。 そしてカポックは生き返った。徐々に成長している。このまま先はどうなるのかわからないが。もう一つの観音竹だが、これも最近、葉っぱが枯れ初めてきた。水をやるだけでは維持できないと感じた。 僕的にはこっちは、カポックほどは可愛くない。捨てるか地植えにしようか考えた。しかし玄関横からすべて無くなると、どうも玄関が寂しくなる。意を決した僕は「大手術」に手を付けることにした。 まず植木鉢から出すことだが、ものすごい力でへばりついていて、どうにも取れなかったので植木鉢を割って破壊した。中は根っこの塊だった。大小さまざまな根っこがからみついて、ガチガチの塊になっていた。ほぐすことも難しいので、のこぎりを使って切りまくった。 地下茎から増えている感じだったので、半分以上切り取り、新しく増えた株を切り離した。枯れた葉っぱの枝はカット。どんどん間引いて、半分以下の密度にした。 別の植木鉢に、倉庫にあった鹿沼土、培養土を入れて、小さくした観音竹の株を入れた。 この鹿沼土や培養土だが、妻は園芸などやっていなかったので、先日13回忌を終えた母が、元気だった頃に使っていたものの残りである。すなわち20年以上前のもの。こういう土類には、消費期限など存在しないものと思いたい。腐っているってことはなかった。 知識などほとんどないので適当。鉢の底の穴を隠すため、網を敷いて、その上に鹿沼土を適当に入れ、その上に培養土。古い土も混ぜて適当に・・・。なんとか形になった。 これで死にかけた観音竹が、10年ぶりくらいに手入れしてもらって、生き返る・・・、と思いたい。 我ながら頑張っているな、と、やっている最中に思った。間引いた根付きの若い株は、別のところに地植えにした。さし木をしたみたいな形。これでまた増えてくるのか、ちょっと楽しみ。 適当にやった園芸の作業だが、こんなことするの初めてかもしれない。ちょっと庭いじりの楽しみが、わかったような気がした。少しは勉強して、新しい植物を育ててみようかと、思うのであった。 |