樫山
(マニアなトロッコ道編)


2009.10.29 東大台〜大蛇ートンネル跡 管理人さん&&kzo
2009.11.6 東大台〜(四日市製紙/大台林業 山手線・途中まで)〜樫山〜(尾根道)〜東大台


奈良公園だと思っていた東大台にかつてトロッコが走っていたというのを
情報通である「時の鉄路」管理人さまから教えてもらい、一緒に行くことにしました。
(わかりにくい写真は赤線イメージしています)



今回は管理人さまが詳細な情報を持って参加なので、
あっという間にインクライン跡を発見。



インクライン跡からの(恐らく)木馬道を歩いていると、
遠くに軌道跡も発見!



多分ここだと思うんですが。。。人為的なものがありません。



小さい石垣を発見!ここで間違いないようです。



もう僕にはここを走るトロッコが見えてます(笑



小さい土手もありました。
とても約100年前の物とは思えません。



少し荒れてきました。
大蛇ーに近づくにつれ、徐々に傾斜がきつくなってきます。



小さい切通しを越えると。。。



小さい橋の跡が。
手前の橋台のみハッキリ残っています。
ここからくるっと回り込むのが、若干難易度アップ。



境界杭を見て、再び明瞭な路盤が現れます。



小さな沢を越えたところに、何か見えてきました。



トンネルが見えます!
いかにも手掘りっぽい、トロッコっぽい雰囲気。

今回はここで時間切れ〜
日を改めて、続きを探索することにしました。

*  *  *



大台ヶ原は一週間で残雪のある景色に変わりました。

前回路盤を見つけたところから、今日は一人で樫山を目指します。



穏やかな地形が続きます。
でもすぐ南側は高さ100mオーバーの絶壁が続いているはず。



東ノ川方面はきれいな雲海ができていました。



微妙に残る石垣。



これはもしや…シイタケ?



尾根の近くをかすめます。
軌道跡は再び尾根を離れ、堂倉山の迂回が始まります。



ひたすらなだらか。
非常に歩きやすいです。



堂倉山からの道と合流する場所には、
テープが巻いてありました。



テープ道が続きます。



テープは谷に降りていきます。
ここから沢屋さんが白崩谷に降りていくのでしょうか。
危うく一緒に降りていくところでした。



軌道跡は歩きやすい道になっています。



たまにこんな凹地もあります。



ここは時が経ちすぎたのか、完璧なまでに
鉄材(犬釘とか)を見かけませんでしたが、
唯一見つけたのがこれ。
何でしょ?てか、トロッコとは関係ないのかも。



しばらくして、軌道跡は尾根を越えます。
ここで軌道跡は木組峠への尾鷲道と離れ、樫山へ向かいます。



尾根を越えると、途端に荒れ荒れです。
でもまだ踏み跡はありますね。皆さんがんばるなぁ〜



小さい沢は橋で越えていました。



巨木の脇を通ります。
この木は切られなかったんですね。



再び橋台跡。



凹地。難なく通過。



ほんと、よく残ってますねえ。
感心しながら、どんどん進みます。



倒木が出てきました。
なんだかイヤな予感。。。



なんだか向こうがやたら明るい。。。



ヘアピンカーブの向こうは、膝丈のブッシュでした。
でかい木は切られて無くなっています。



ほぼ裸状態なので、荒れ放題。
路盤はとっくに崩れて、現在も崩壊は進行中のようです。



再び森の中へ入ると、路盤も復活。
この辺になると、踏み跡もかすかになってきました。



明瞭な路盤が続きますが。。。



すぐに崩壊地になります。
尾根から谷まで、大規模に崩れています。。。



全て無くなったかと思っていたら、
辛うじて石垣が残っていました。



振り返ると、さっき通った崩壊地が見えました。



更に進もうとしたのですが。。。
かつてない猛烈なブッシュ。視界ゼロ。



どこを進んでるか全くわからない状況。
路盤を見失ってウロウロしていると、かすかにそれらしいところが。



ブッシュは抜けましたが、ここが路盤かどうかは
まだ確信がもてません。



路盤が現れました!よかった〜もうだめかと思った!



ほっとしたのもつかの間、新たに崩壊地が。



ここにも石垣が辛うじて残っていました。



尾鷲道方面。支尾根のでかい岩壁が見えています。



この後、小さい崩壊地⇔わずかな軌道跡を
繰り返します。徐々に傾斜が出てきて、路盤も荒れてきました。
そして。。。



この崩壊地で路盤を見失ってしまいました。
大分傾斜も出てきて、この先の探索はちょっと難しいですね。。。
残念ですが、ここでリタイア。尾根へ出ることにしました。

*  *  *

終点まで乗ってきました(^^v

*  *  *

樫山(普通の登山道編)



もどる