樫山
(マニアなトロッコ道(岩井谷)編)


2010.5.27 銚子川〜樫山〜四日市製紙/大台林業 山手線・岩井谷側


前回東大台よりトロッコ道をトレースし、途中で見失いましたが、
情報通の「時の鉄路」管理人さまから追加情報をいただきました。
なんと前回見失った地点付近に隧道があって、東紀州最恐の岩井谷側に移っているそうです。
スペシャル特製詳細地図もいただいて、
ホンマですか!すぐ行きます!!と即、樫山に登ることになったのでした。
(わかりにくい写真は赤線イメージしています)



また今日も来てしまいました。



今日は銚子川より樫山へ登りますが、
予想通り、きっついきっつい!
ありえない斜度。



樫山に到着後、そのまま地池高方面へ向かいます。
疲れ方は前回の大台ヶ原から歩くのと、そんなに変わらない気がする。。。
途中で尾根を外れ、岩井谷方面にちょっと降りてみると、
大絶景が現れました。



しばらく絶景に見とれていましたが、
そうそう、ここへ来た用事を忘れるところでした。
この辺にトロッコ道があるはず。
開けて野ざらしの場所なので、軌道跡は見つかりませんでしたが、
なんと!車輪がありました。
前回東大台からこのあたりまで、完璧なまでに何もなかったのに。。。



周りを探すと、何かそれっぽいところが。
ここから隧道(地池高)方面へ歩いてみます。



間違いなくトロッコ道です。
やっぱりこっち側に移ってたんですね。



こちら(岩井谷)側は小枝がメッシュになって、
めちゃくちゃ歩きにくい!
でっかいイノシシとかわいいウリ坊の親子にも遭遇。
シカもいっぱいいます。



レールも落ちていました!
ホント、どうなってるんでしょうか。何でこんなに残ってる?



その他には特に何も無く、斜度が出てきて
崩壊が始まります。そのうちトロッコ道はまっすぐ谷の中へ。
どうやらここが隧道の場所みたいです。
残念というか、やっぱりというか、
埋まってしまっているようです。



足カクカクですが、尾根の反対側が気になります(^^v
一旦尾根に出て、銚子川側に降ります。
でかいサルノコシカケのある大木の下に、トロッコ道がありました。
手元のGPSで確認すると…前回歩いてるやん。
ちょうど路盤を見失ったあたりです。



恐らく前回ここで撤退しているのですが、
まさか谷の中へ入っていってるとは。。。
こちら側も残念ながら全く痕跡ありません。
もう一度尾根の向こうへ戻り、(泣
景色のよかったところから終点を目指します。



降りる尾根を間違って、車輪のあった尾根の隣に
来てしまいました。山って登るのより、降りる方が難しいですよね。



この尾根の端っこは小さな切通しになっています。



石垣が残っていました。



大きな崩壊があったようで、進む先が…無い!
今日もガケのトラバースです。でも何だか踏み跡があるような。。。



橋台の跡と思われます。



この辺りは状態いいですね。
今回の岩井谷側はあんまりこういう場所がありませんでした。



再び崩壊が始まってきました。
でも足をかける場所がちゃんとあったりして、
今でも誰か歩いてるんでしょうか?



路盤があんなに高いところにある。。。



一応判別できる程度に残っています。



くるっと回って、尾根を巻きます。



尾根の南側は崩壊、斜度も出てきて、
トレース不可能と判断、尾根に戻ります。
地図だと行けそうな感じなのにな〜



地図の1174mの辺りより探索します。
荒れているけど、確かにトロッコ道です。



切通しがあって…



崩壊。全く痕跡がありません。
でもうっすらと踏跡はあります。



再び状態は良くなり、カーブして…



尾根に近づいてきました。
ここからは前回気づいた地点ですね。



そして、ここで完全に尾根道と合流。
軌道跡が確認できるのはここまでです。
ここが終点なのでしょうかね?



さっきの地点から少し先の岩井谷側に、
ちょっとした広場がありました。
何か関係あるんですかね。。。

平面距離は大したことなくても、高低差ありすぎ。
体力があるときに、また来ます(^^v

それにしても、今回情報提供して下さった「時の鉄路」管理人さま
知識と調査力に、脱帽!またおいしいネタあったらお願いします〜♪
ヨイショしたから、ほんと頼んます〜♪(笑



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