惑星の温度とハビタブルゾーンの計算で説明した式を用いて、ハビタブルゾーンを計算するスクリプトです。
使い方は以下のとおりです。
1.左のコンボボックス(初期値ではFが選択)から、恒星のスペクトル型を選択し[光度]に恒星の光度(太陽の明るさを1とした明るさ)を入力して、表示ボタンを押します。
するとH.Zoneと書いてあるところにハビタブルゾーンの範囲が表示され、その下にハビタブルゾーンをあらわす図が表示されます。
2.[太陽系比較表示]と書いてあるチェックボックスを、チェックしてから1の操作をすると、太陽系惑星の軌道がハビタブルゾーンと一緒に白色の円で表されます。
内側から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星そして海王星の順で、ハビタブルゾーンを最初に越える惑星の軌道まで表示されます。
3.[軌道長半径]と[離心率]に値を、記入してから1の操作をおこなうとハビタブルゾーンと、指定した長半径、離心率をもった任意の惑星の軌道が、赤色で表示されます。
このとき2の操作がされていれば、太陽系惑星の軌道も同時に表示されます。
画像の下のスライダコントロールを動かすと、図をズームできます。
[軌道長半径]を空白にしてから[表示]ボタンを押せば、惑星軌道は表示されなくなります。
[離心率]は空白または無効な値が入力されている時は0とみなされます。
光度には100までの数字を入力することが出来ます。
数字が未記入だったり無効な数字(100以上の値や負の値)、数字以外を入力した場合は光度1に対して計算がおこなわれます。