さて、その日の夜であるが

一旦ホテルに戻り昼間の汗を流して夜の街へと繰り出す

場所は【パッポン】というバンコク一最強のボッタクリ地帯だ


わざとらしい土産物にまがい物のコピー商品、あり得ない値段 …

ワザワザ行くこともないのだが、ここにはタイマッサージの老舗が軒を連ねている


マッサージだけは、日本人といえどボッタクリの心配は無用〜明朗会計である


よく立ち寄る店の一つ、例えばその名も【有馬温泉】オイオイ;だよね

隣の【筑波健康センター】も捨てがたい*岩盤浴だってさ;情報早いね

しかし今夜は新たな開拓という使命を持って、【キングスマッサージ】という店へ


料金は何処もこの地域に至っては、ほぼ均一

観光地だから郊外よりも高め、といっても充分安価である

足つぼマッサージ1時間&全身マッサージ1時間半で日本円¥1500前後なのだから

その物価の安さがお分かり頂けるだろう


一階ではいつも転寝してしまう足ツボマッサージを終え、二階へ案内される

そこで待ち受けたるマッサージ嬢!へ、ヘビー級;無差別級…効きそう

全体重をその指先に乗せタカヒロの体に迫って来る、キ;効く…

階級無視の戦いは、されるがまま;余裕しゃくしゃくで良く喋るんだコレが

隣のマッサージ嬢との会話でコロコロと笑うたびに、その振動は指先へとズシリズシリ

最後はタイマッサージ名物、逆エビ反り固め〜の様なものでフィニッシュ!


マッサージってのは店、というよりも

結局そこに居る人なんだよなぁ〜カラダが軽いぞ!感無量…


足取りも軽く、ここからそう遠くないホテルまで歩くことにする

通りがかりのスーパーで地酒やらフルーツやら、ツマミを買い込み

買い物袋をぶら下げたまま、ぶらぶらとルンピニ公園を通過〜


街では1〜2の広さを誇るルンピニ公園

亜熱帯植物が咲き乱れ、vividな緑が心地良い美しい公園である

後日昼間に立ち寄った時、池にトカゲが歩いていたのには驚かされた


え?トカゲくらい?…いやいや体長1.5Mといえば

我々がどれほど驚いたか察してくれるだろうか;

湖畔でカメの卵を穴掘ってホジクリ返している姿はコミカルなんだが

昼寝しているオジサンの横スレスレで通り過ぎてる

黒地に黄色の縞模様はやはりエキゾチック

気にした様子もないオジサンはさらにエキゾチック

慣れ?なんであろうか…やはりココは熱帯、異国である

この旅のマイブーム

地元の安いラム酒を普段なら絶対飲まない砂糖入りのコーヒー(激甘;)で割る

単なる思い付きが功を奏して大ヒット

ホテルでのささやかな楽しみ、旅の疲れも抜けて行く …