「スズキ」についての説明です。



スズキの画像
スズキの画像 スズキの画像
画像右の説明:お馴染みの 名人 S山君が2005年7月2日夕、冷水求め遡上中のナブラを見つけ、ボラの掛針でゲット。55cmの洗いが美味しそうなマダカ(セイゴ→マダカ→スズキ)でした。
余談: 漁師言葉で、「魚群のこと」=「ナブラ」 です。二〜三匹ではナブラとは言わないでしょうが、何匹以上をナブラというかは私は知りません。小さなナブラ〜大きな(凄い・エライ・ドエライ)ナブラというふうに表現しているようですね。ちなみに今回はナブラとしては十数匹のごく小さなものだったそうです。(ただ、町内の川という場所がらで判断すれば、スズキという魚種でもあり、大きなナブラの部類でしょう)  余談ですが、沖でカツオなどの大きな魚のナブラが鰯などの小魚のナブラを取り囲み、周回しつつ逃がさないようにしながらドンドン捕食、小魚は逃げ場を失い恐怖とで海面に盛り上がりパニック状態。この状況を海鳥がいち早くキャッチ・集団になって待ち構え「おこぼれ頂戴」と急降下、この「海鳥の集団でのこのような状況」をやはり漁師言葉で「鳥山がたつ」といい、漁師たちは、この「鳥山」を誰より(他の船・仲間)も早く見つけ・急行し、ナブラを脅かさない(散らさない)ように同じ速度・方向で周回しながら大きな魚の漁をする。船上で誰よりも早く「鳥山」見つけ・急行すること=漁師の勘・目・腕。ナブラ・鳥山は、漁師にとって大漁に直結する重要なサインです。だから、漁師は海鳥をとっても大切に扱うようです。 by ヤマカツ

漢字で書けば納得しますよ 【魚群れ(なむれ)】 遣い方は以前にも書きましたが・・
『オイ、見て見よ! エライ(凄いの意)ごず(魚・ゴンズイのこと)のなむらや〜!』
これを一気にたも(魚を掬う網)で一網打尽にしたのが・・高貴な私が幼少の頃の話しね。(爆)
S山君はたもでなく、ぼら掛けで引っかけたと言うもので・・大人になったらさぞ女の引っかけも上手くなるでしょう。(爆)
注=詳細に知りたい折りは、「なぶら」でグー検索をして下さい。 どこまでも懇切丁寧なご隠居でした。 by ご隠居様
番号和名・方言名・備考いる場所釣り方・説明調理方法
65スズキ科
スズキ属
スズキ(セイゴ→マダカ→スズキ)出世魚で、成長するに伴い呼び名が変ります。  セイゴ→マタカ・マダカ(関東ではフッコ)→スズキ となります。
五ヶ所湾内・春に稚魚は沿岸の藻場等で成育し、夏に幼魚になれば川へ遡るのもいる。 産卵は12〜1月に内湾付近の外界に面した水深50〜80mの岩礁域で。春から夏にかけて若魚や成魚は内湾や河口域に入り、比較的大型の甲殻類や魚類を食べる。幼魚はヨコエビ類、エビ類、アミ類を食べる。成魚はブリのように大規模な回遊はしない。



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