具顕、山陽山陰四国に歩を進めること

 3泊4日の家族旅行に行ってまいりました。まぁ、この少ない期間に見たいところがたくさんあるというので、まぁ疲れたのなんのって(笑)

 

 5月某日(初日)

 午前五時に伊勢の御所を出発。とはいっても、自分で運転するわけでもなく(笑)。栗東あたりから記憶なしです。黄がついたらお昼前、大山(だいせん)の見えるSAに到着しました。

曇っているんでよくわからないですけど、富士山に似てると言えば似てます。きれいな御山ですがね。もう少し形よく見えるところには車が停められなかったんですよ。

お昼頃には最初の目的地。出雲大社に到着しました。結論。山陰地方って何であんなにすんなり道が通れるんだろう。伊勢と違って本当に門前町に入る直前に大鳥居が在るんですねぇ。見習ってほしいものですよ、ホンマニ。

ここからが神域です。やっぱり伊勢と違って俗世とわざわざ切り離そうと言う感じの境内ではありませんでした。こういうところが結構好きだったりします。それでいて、聖性が失われているわけではない

んですよね。

拝殿です。まぁ一番有名な建物ですね。この大注連縄にはたくさんのお賽銭が刺さっています。これがね、みんながそこに投げるから頭の上にジャラジャラ落ちてくるんです。昔、外宮で賽銭を投げつけられたことを思い出しましたよ。(笑)

出雲大社は、「出雲国造」が祭祀を担当している神社です。千家と北島の2家に分かれて祭祀を行っているのですが、それぞれ「大社教」「出雲教」という教派神道も作っています。

お昼は名物の出雲そばです。名物かどうかは知らなかったんですが。

結論。「蕎麦は蕎麦」(爆)

 

おなかがいっぱいになると、次は石見銀山遺跡のほうに向かいます。世界遺産にも登録申請している、中近世の代表遺跡ですね。現場に着くと、さすがに人が多いのか、ずいぶんと離れた場所に駐車して、バスで史跡をめぐります。まずはふもとの大森代官所跡です。

代官所跡。今はちょっとした資料館になっています。

入らなかったので中身はわからないですが(笑)

代官所の門です。これは現物のようですね。一番左には仮牢獄があります。

仮牢獄。じめっぽくて、狭くって。やっぱり牢獄は気が重いですね。

そこからバスに乗って、今でも通り抜けられる坑道跡(間歩)へ向かいました。狭い山道をバスで登って、停留所からは歩きで狭い坑道を歩くのです。

人が通れるのはここだけらしいのですが、穴の入り口はそこかしこにあります。

坑道の入り口。天井が低く、昔の人はこれで十分だったのかな?と感心しつつも。あちこちに排水溝や空気穴がたくさん開いてます。

採掘現場。狭いんですよ。よくこんなところでお仕事できたものです。みんな上のほうに向いてるんですね。何で登っていくのか・・・。

これを見学の最中でした。ユネスコが銀山跡の世界遺産登録に待ったをかけたのは(笑)

 

 この日は浜田まで進んで、旅の疲れを癒しました。

 

2日目(岩国、宮島、広島)