中国四国旅行2日目

 

 さて、ビジネスホテルで狭苦しい一夜(爆)を明かして後、山口県は岩国に向かいます。日本一の橋と言われる「錦帯橋」や吉川氏の岩国城が目的地です。

 例によって例のごとく、車に乗ると寝てしまう特異体質のため、目が覚めるとそこは岩国だった(爆)。両親が道がわからないとか何とかで口論していたのをしっかり聴いていたのは秘密ですが(笑)。

 さて、岩国に着きました。錦帯橋のドまん前です。川原が駐車場になっているんですね。目的の場所に近いところに駐車場がある。観光地としてはいい環境です。見習え、伊勢志摩(本気で)

日本一美しい橋として、某ランキング番組でも紹介された「錦帯橋」。何度も流されて、現在に至るわけですが、この建築技術は日本では大変珍しいそうです。

何連もある橋はやはり圧巻でした。

ただ、渡っていると段差が少ないので躓いている人多数。

山頂ロープウエーを降りるとそこは吉川広家の居城岩国城です。関が原合戦で「宰相殿の空弁当」と言う言葉ができるきっかけになった毛利軍日和見の立役者ですね。結局一国一城令のときに、ライバル毛利秀元が居城を破却したので仕方無しに、山麓の居館を陣屋にしたそうです。南蛮つくりのきれいな天守でした。近くには門も再建されています。

岩国といえば、「シロヘビ」です。アルビノ種の青大将が固定化してしまったんですね。なぜか、神社でもないのにお守りを売ってましたよ(爆)

 充分堪能した後は次の目的地、宮島まで移動。世界遺産に行くわけですよ、なんかわくわくします。案外岩国からは近いんですね。

 着いた時にはちょうど引き潮、船も出港15分前。日ごろの行いがいいとこういう風なこともありますね。

あまりにも、有名な大鳥居。一本の大木で作られているので形はいびつだったりします。それでもあの大きさと美しさには圧巻です。

厳島神社。台風で大被害を受けたと思えないほどの美しさです。平清盛、毛利元就、豊臣秀吉などの崇敬を受けた古式ゆかしき神の社。エセ神主としては感極まるものがあります。

能舞台です。やっぱり、世界遺産というだけあって値打ちものの舞台です。

 

 

 

長い回廊を抜けるとそこは・・・・・・・・お寺だった。真言宗ですかね。写真は護摩堂です。大きな不動明王がおられました。厳島は弁財天と習合しているので、横には弁天堂もあったような気がします。

豊国神社。秀吉の霊を祀る廟になっています。もともと秀吉が寄進して、安国寺恵慶に命じて作らせ始めたのですが、秀吉死去により未完のまま終わってます。ですから飾りっけ全く無しの馬鹿でかい建物になっています。

 

宮島を堪能した後は広島平和公園へ行ってみました。長崎には行った事があるのですが広島は行った事がないので経験上行っておかないといけないな、と思いまして。

 ちなみにこの日は、新長崎市長が訪問された日でもあります。

原爆ドーム。劣化もかなり激しいです。日本の被爆の象徴。やっぱり、あの爆風と高熱に耐えた建物です。傷つきながらも風格があります。アメリカが遺産認定に難色を示したのもわかります。

折鶴のところです。思いが籠もった折鶴を気分で焼き払ったどあほうがいましたね。悲しいことです。

折鶴は再利用されてノート等に生まれ変わります。

被爆者名簿の納められ、式典の会場になる場所です。いつも思うのですが「誰が誰に語った言葉」が刻まれているのでしょう。日本人が被爆者に言っているのなら大変不可解な文章ですね。

 

 平和記念公園の欠点。駐車場がない。近くに有料はあるのですがね。

 

 

 さて、本日の行程はここまで、ビジネスでも探して夕食はお好み焼きだ、と言う予定だったのですが・・・・時間は16時。まだ余裕があるじゃないかということで、尾道まで突っ走りました。あああぁぁぁぁぁ、サヨウナラ広島風お好み焼き(笑)。

 宿泊は養老温泉の旅館です。源泉かけ流し(だったと思うのですが・・・・・)のお湯で疲れを癒し、おいしいご飯をいただいて明日に備えてじっくりと睡眠をとりました。久々によく眠れたわぁ。

 

3日目4日目(松山、琴平、鳴門)