■ 2003/2/28
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.28−   □ 『 ふらっふらである(@@);  』 

店を出た、夜もかなり深けている。
みんなに別れを告げ、大通りでタクシーを拾う、あ。タクシー使ってしまった(笑)仕方無いね電車ないし…

しかし、長い夜だったよこの日は!というか、か〜なり酔っ払ったね!ふらっふらである(@@);
世の中は広いし、知らない事が多過ぎるね。何かスゴク人生を学んだ1日だった様な…

自分の音楽活動を通じていろんな人にめぐり合えるのは素晴らしい事だと思うし
音楽続けててよかった!と思う一夜でした … 起きれるのかぁ?明日??

■ 2003/2/28
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.27−   □ 『 おぉ!君はロックスターか? 』 

さあ、難しい話は彼ら任せて飲むぞ!と、個室を出てホールに戻る。
本日の作戦は無事成功。実に気分がいい…C氏は店のオーナーと立ち話。

改めて、見るといろんな人がいるねぇ〜と辺りを見まわしてるとKさんが僕に耳打ちする、
『 隣にいるメガネの男性、著名なグラフィックデザイナーで一枚依頼すると三百万よ〜。』

… はっ?(苦笑)  あっけに取られる … 『 ちょっと営業してくるわ! 』
とまぁ。いとも簡単に打ち解けていく、アンタも凄いよ …

僕も、一応ミュージシャンと紹介される(照) 『 おぉ!君はロックスターか? 』よろしくと握手を交わしたり。
ロックスターかぁ…(*^-^*)(照) イイ響きだねぇ〜くすぐったいねぇ〜まぁ未来のネ(苦笑)

とりあえずその場はそう言う事にしておきましたヽ(^o^;)ノ
そうだよねぇ〜成功してる人しかいないもんねぇココは。そう思うのも無理も無いか…(納得)

いやいや、時間の問題よ!今に見てなさい(断言)

■ 2003/2/27
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.26−   □ 『 … そうか? 』 

もうどれ位、話込んだだろう…
話はいつの間にか音楽の話題に戻る、『 俺はREMのジャケットを手がけたことがあるが、なんで彼らが売れてるか分かるか? 』

REMといえば米が誇るモンスターバンドだ…??さぁ〜音楽性が素晴らしいのは分かるけど…
『 あいつらはなぁ、その昔信じられない程の時間をかけて全米をくまなく周ったんだ、普通のバンドが通り過ぎる様な場所までな… 』

へぇ〜、売れてからしか知らないので少し驚いた。
『 オマエも俺が写真撮るからには絶対売れてみろ、全国くまなく周れ地方をナメルなよ!』

… えっ!てことは撮ってくれるの??
『 YES、オマエなかなか頭が切れるからな!気に行ったぞ。頑張れよ(笑) 』そう言って手を差し出す。

(嬉)言ってみるもんだねぇ〜一時はどうなる事かと思ったよ〜 ガッチリ握手。

『 さぁ。ここからはビジネスだ K、Tと商談を成立させてくれ… 』
あ。お値段勉強してと言わなければっ(苦笑) ありったけの英会話を彼にぶつけた!

それなりに意味が通じたのかCは一瞬鋭い視線をこっちに見せたが、飽きれた顔で分かった分かったと呟き、タバコに火を着けた。

アリガト(喜)!出世払という事で…そんな訳で商談成立(笑)

■ 2003/2/26
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.25−   □ 『 おまえ、俺の写真を見たことがあるか? 』 

コロナを受け取ると、C氏が奥の個室が開いたから来いと言う。そんな所もあんの?とあっけに取られ後について行く、
赤と黒のピアノカバーの様なカーテンの吊り下げられた、部屋に通される。さっきの喧騒がウソのよう、静かだ。

いろんな栄光、挫折、光と影を見てきたのだろう、独特の存在感、そして威圧感(汗)
どっかりと大きな身体を椅子に落ち着かせサングラスを外すC氏、 クロムハーツの革パンに黒いピーコート

もう結構いい年なのだがちょっとしたロックスターかハリウッドの役者の様な印象を受ける。
実際若い時はクラプトンとよく間違えられたらしい…

おまえ、俺の写真を見たことがあるか?
と聞かれる。もちろん英語だ、日本語も少し行けるそうだが、僕の英語ぐらい怪しい(笑)
全てではないが、見た事はあるし、それらは素晴らしいものだった。とインチキ英語で答えた(苦笑)。

…そうか、じゃぁ俺からいくつか質問がある… と僕に音楽とはあまり関係のない事を質問し始めた。
世界における日本のポジション、中東ともめてるアメリカへの意見、自分の人生観…etc 

おぉ、意外とこの人社会派!僕もまぁ嫌いではないので、おもいつくまま喋った、が英語だと思うように伝わらない。
しかし、彼は根気よく僕の話を聞いてくれていた。

インチキ英語、インチキ日本語が飛び交い、気分は朝まで生テレビである(笑)酒の量も増えていく…

Kさん、T氏といえば最初聞いてた風だったが、途中から二人で商売の話で盛り上がってしまい、もう全然聞いてない。

麻布の夜は深けて行く … 

■ 2003/2/25
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.24−   □ 『 あら。やっぱアンタ怒ってる?(苦笑) 』 

『 遅かったわねぇ〜 』とKさん、『 いやぁ場所がイマイチわかんなくて… 』 突然呼び出すには複雑過ぎるねここは…ブツブツ 
『 あ。こちらCね!C、He is Takahiro … 』 簡単な紹介がされる、

何故か店内でサングラスだ、少しこちらに顔を向け『 HI … 』と一言…終わり? あら。やっぱアンタ怒ってる??(苦笑)

再びC氏が口を開く 『 YOU!△□●×*//△ … !』 
??? NOVAかジオスでも行っとくべきだったねこれはっ(笑)た〜ぶん怒ってるよこれ(爆)

でも、何言ってるか半分しか分からない分、罵倒されててもショックも半分(苦笑)T氏も指を指されて叱られてる、
ネクタイ姿のT氏はまるでNYの裏通りで本物のヤンキーに絡まれてるサラリーマンみたいだ(苦笑)。

一通り騒ぐと気が済んだのか、意外と普通に戻る。これが、生粋のNYカ〜ってやつ?(彼、NY出身)
まぁ、お前らも何か飲め!とりあえず … みたいな事を英語で言ってる。

気を取り直しカウンターに向かうと僕はコロナを頼んだ、バーテンダーはこちらに一瞥、頷くとビールを取りに向こう側へ歩いて行った。
しかし、バーテン一人取ってもえらい男前だよここは。

来る人もそれなりだからチャンス狙って役者志望だのモデル志望だのがやってんだろうねぇ。競争社会弱肉強食的世界…

■ 2003/2/24
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.23−   □ 『 広いねぇ中は! 』 

階段を降りて突き当りを左に、重い扉を開ける… 

わぉ!広いねぇ中は。大賑わいだ、しかしどこと無くハイソで下世話な感じがしない。なんか場違いな感じもするし…
店員がコートを預かるという、預けるほどのコートは着てないよ、こっちは!

ま。とりあえず一番上の上着を渡しておいた(^^;これで向こうも気が済んだだろう(笑)
ここで見渡す限り、不景気なんぞはどこ吹く風、みんな意気揚揚としてる、勝ち組〜って感じ。

入って右側、幅広く長〜いバーカウンターの真ん中を陣取るKさんを見つけた、
黒いスーツに身を包んでカンパリを飲んでる。

こちらに気付き、微笑んで赤く染まったグラスを肩の辺まで挙げた。
そして隣には180センチはゆうに越えてる外人の姿、間違いなくカメラマン、いやフォトグラファーっての?C氏だ! 

■ 2003/2/23
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.22−   □ 『 遅刻だよぉ~ 遅刻。 』 

息が少し上がる頃、ようやく約束の交差点に似た場所に近づく、T氏に携帯で確認を取る…自分もそこに今居ると言っているが…
車の行き交いか激しい道路の向こう側、ようやくT氏を発見、こっち側だと手を振っている。

REC中は会ってなかったので、久しい再会。

順調か?などと近況を聞かれそれとなく答えながらしばらく歩いた…
『 それにしても、よく会う気になったもんだねぇ? 』 『 えぇ。コーディネーターKさんの計らいで…』

そう、今回の坊主にしたがるT子サンや写真に著作権がかかりかねないカメラマンC氏を僕らに紹介してくれてるのは
コーディネーターKさんという女性、某化粧品メーカーの重役からの転身という不思議な人物である。


T氏がふいに立ち止まり、目の前のビルを指差した『 あ。ここの地下ですね 』

どうやらバーのようだ … よし、気合入れて行くぞ!遅刻した事あやまりつつ(笑) 階段をゆっくり降りていく … 続

■ 2003/2/22
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.21−   □ 『 ?(゜_。)未確認都市麻布十番…?(。_゜)? 』 

師走の迫った都内は雑然とし、まだまだ人通りも激しかった。
今年は例年にも増し、意気揚揚とした人と切羽詰まった人のコントラストが強い、

田舎と都会を往復する僕はボヘミアン、その辺には敏感だ。
僕は他の人からはどっち側に映るのだろう、今年は期待と不安の入り混じる特別な年だった…

JRやら都営地下鉄やら、鉄道を総動員し麻布方面に向かう。
 …があの辺はどうも鉄道と縁があまり無いらしく、もよりの駅では降りたものの、ぜんぜん近づいてない!

えっ。タクシー?… 元来貧乏性の僕はその発想が湧かなかった(/o\) タクシー代でCD一枚余分に買いたいではないか f(^_^)
それに乗ったって、未確認都市麻布十番。場所が説明出来ない ?(゜_。)?(。_゜)?

やばい。遅刻だ!走れメロス!(笑)

おぃおぃ(焦)ド新人が大御所相手に遅刻?こんなんで商談成立するのかぁ?
行き交う人と肩をぶつけながら、久しぶりにジョギングモードである … 続

■ 2003/2/21
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.21−   □ 『 今から来い? 』 

ミクロネシアから迷い込んだ、ライオン丸に見とれていたのもつかの間、バイブにしてあった携帯が鳴ってるのに気付く、事務所T氏からだ。
『 もしもし?TAKAHIROさんすか?急にコーディネーターKさんからの連絡で、C氏に会えるから南麻布まで来いとの事で!』

… え?今からぁ〜遠いなぁ … そう、今回唯一の海外制作陣、ギャラ馬鹿高著名カメラマン(笑)『 C 』にジャケ写を頼もうということなのだが、

なんせ、ギャラ馬鹿高著名カメラマンなので正攻法では金額も合わないし、その前に引きうけてくれない恐れがある。

 彼がこれまで撮った著名人は数知れず… 確かに凄い写真を撮る、記念すべきメジャー第1弾は是非彼に!と決めていた。

正攻法が駄目なら、寝込みを襲うか(笑)と他の商談が終わった直後、ついでに酒の席で口説こうという魂胆である。
今考えると、ナンとも安易な(笑)よく、上手く行ったもんだと我ながら関心する…

『 丁度、F・Fサンのジャケ写打ち合わせが終わる時間だそうで、その後時間くれるそうなんです。是非本人に会ってから決めたいと… 』

おぉ。ギザギザハートのF氏か、早めに行ってすれ違いたい!っとミーハー心を押さえながら、そっちに向かうと返事をする。
今何時?pm11:00かぁ〜まだ電車はあるな。 しかし、今日は寝れるのか … 明日またRECだぞ …

野獣の遠吠えにも似た、セクシーなハスキーボイスにうしろ髪を引かれながら、店の狭い階段を駆け登った … 続

■ 2003/2/19
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.20−   □ 『 ライオン● 』 

ギターのカッティングが印象的なミデアムテンポの曲で再スタート、日出る国のDIVAが遂にベールを脱ぐ !

『 ♪〜♪♪ 』

『 唖然 … マジ? 上手過ぎる…(苦笑) 』 
18歳位だったかな彼女、信じられんね〜日本にもナンチャッテR&B歌姫みたいの沢山居るけど、束になっても勝てないよぉ〜これは!

時代の違い、お国柄?18の時の自分は何やってただろうと考え込む(たぶんろくな事はしてなかった)(笑)。
ジャンルは少し違えど、自分が男でよかったなぁ〜と思えた一瞬でした(^^;

ハスキーなのに声が太い!日本人より強靭な声帯の造りをしている、海外にはこんな娘がゴロゴロいるんだろうねぇ(末恐ろしい)

歌唱力も安定しているし、威風堂々物怖じ一つ無い彼女『 私は歌うために生まれてきたのよ 』
そんな自信が声に似合わぬその小さな身体から放たれてました… 

それにしても客席を鋭い眼で威嚇するその姿、動物園のオリやぶって都内に逃げ込んだライオンみたいだったなぁ(笑)

■ 2003/2/18  『 1・3・3・2♪東海ラジオ!』 

行ってきました東海ラジオ。初めて親にラジカセを買ってもらって聴いてたなぁ〜覚えてるもんだよねぇ『 1・3・3・2♪東・海ラジオ!〜♪』
なんだよ〜歌がっ(笑)つい、番組でも歌ってしまったもんね…

AM局って初めてだったんだけど、FM局がハイテクを駆使した近代スタジオならば、AM局は古きよき時代を残した暖かいスタジオって感じ。
小学生の頃、夜中わくわくして新曲を心待ちにしてた記憶が蘇えったね、なんか…

スタッフの方も『 昔カタギの職人肌 』って感じの方で、録音機材やらミキサーについて後であれこれ質問したら熱く語ってくれてました。

お相手してくれた、パーソナリティーのAサン(美人!)もイベント司会から電波系まで幅広くコナす、まさに喋りのプロっ!
美声と美脚!(ん?美脚は関係無い?いやぁ個人的見解でヽ(^o^;)ノ)の持ち主でした(笑)

放送予定は 3月1日PM5:00予定だそうです…番組内容は対象年齢が高いからTakahiro紹介前後にかかる曲聴くと驚くよぉ〜(苦笑)その辺もお楽しみでチェキラ!!


■ 2003/2/17
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.19−   □ 『 LIVE! LIVE! LIVE! V』 

気後れする風でもなく、ステージに立った彼女。 マイクスタンドを自分のベストな位置に下げる、華奢で小柄だ。

少し、間を置いて開口一番 『 HI!GUYS。●×〜□○△…。』 おぉ〜流暢な英語。
あらま、日本人じゃないのね、暗くて分からなかったけどスポットに照らされた彼女の顔は確かに日本人離れしてる、当たり前か(苦笑)

 Y氏の話によるとミクロネシアと日本人のハーフらしい 彼女の名前は『 ジャモウサ 』 少し変わった名前だ。ミクロネシア語?で『 日出る国の歌姫 』みたいな意味があるとか、

現在、福岡在住で歌ってたのをスカウトしたとか…お母さんもシンガーらしいとか… そんな情報を耳に入れたらますます期待に胸膨らむ、 さぁ。その実力は・・・ 続

□ 明日は東海ラジオの収録です … 


■ 2003/2/16
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.18−   □ 『 LIVE! LIVE! LIVE! U』 

向こうの席にY氏も来ていた、隣にド派手な金髪のカーリーヘアの女性が居る。隅に置けんなぁ(笑)と思いきや、彼の別のプロジェクトでプロデュースを任されているシンガーらしい、
へ〜なあるほど。とよく見るとまだ幼さの残る少女ではないか!見た目とのギャップ!年齢不祥?〜どんな歌唄うのかな??興味津々。

ステージで人の声。立ってるのはここの名物店長であろうか?御馴染みっぽいMCのあと、いよいよバンドメンバー登場!各自セッティングに余念が無い。

『 3・4!』 短いカウントに続き、演奏が始まる…ブルースにファンクのテイストを混ぜた様な音♪…上手い!サスガである…インスト曲が2・3曲続き、ボーカリスト登場!
女性である、何かのメディアで見かけた事があるような気が…CS放送だったか…

彼女自身もソロで活躍してるそうだが、このバンドではR&Bのカバーを切々と歌い上げていた。 ん〜かなり場慣れしてる様子…

3曲ほど歌い、MCで今日はゲストを招いていると言う…そう言って呼ばれたのはさっきの女の子ではないか、彼女歌うんだ今夜。


■ 2003/2/15
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.17−   □ 『 LIVE! LIVE! LIVE! 』 

都内某所。 忘れもしない…この日の夜は非常に長〜く濃い一日だった…その一部始終を…(マネ虎的笑)

本日RECはOFF M氏のライブがあるライブハウスに向かう…
彼はもともとベーシストなのだが、卓の前で威張ってる?イヤイヤ(汗)
ご指導してらっしゃる(笑)お姿しか見た事無いので非常に楽しみである。

駅より歩く事5分、到着。狭い階段を地下に向かって降りて行く〜

ここは、知る人ぞ知る玄人好みのライブハウス、店内の壁には過去出演ミュージシャンの写真が所狭しと…こんなところに(失礼。。)こんな人来るの(驚)?の連続、
あっけにとられ眺めてると『お〜いTakahiro〜!』とお呼びがかかる、あっこの声!また録り直し?(笑)条件反射である。

客席奥ですでにバンド御一行様、打ち上げ状態である(苦笑)バンドメンバーにもご挨拶。レコ〜ディングメンバーの顔もチラホラ、どうりでイイグルーブ出てたはずだ(納得)
っていうか、皆さんスデニ出来上がっとるちゅーの!出番これからやし(笑)

□ 本日、東海ラジオ ゲスト出演依頼を頂く。 楽しそうなので是非!とお願いした、ON AIRの日等の精細は後日お知らせしますね。

■ 2003/2/14(Sat) 03:40
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.16−   □ 『 $22.49! 』 

再始動!それから … ♪小一時間後 …

ようやくリクワイアのメインメロディを歌い終える、今歌い終えたばかりのテイクをミキサールームで聴く。

ここはビルの最上階にあるので都内が一望。夕暮れの街が綺麗だ…ん〜初日で完全燃焼(笑)??
…いやいや(汗)イイ感じで初日は終了〜。

明日はMサン率いるプライベートなバンドのライブがあるとかで、お休み。ライブ会場に応援に駆けつける約束をしてその日は解散〜。
お疲れ様デシタ。

□ 海外在住の友人から、この『 ETERNAL VIBES 』購入出来た!との知らせに少しビックリ。
   教えられたとおり TOWER RECORDS USA にアクセス、検索Takahiro … $22.49 ? お〜〜マイ、ガッ(嬉)出てきたではありませんか(笑)
   ん〜。な〜んか、不思議な感じがするねぇ。これで私も遂に海外進出…とか(苦笑)

■ 2003/2/13(Fri) 03:10
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.15−   □ 『 ちょい休憩〜 』 

『 ●×〜□○△…♪(汗) 』  『 よーし、コーラスいい感じで録れたぞ編集する間、ちょい休憩〜 』 
『 (汗)…おっ 待ってました!』 ちとハリキリすぎた(煙)、肩で息してリビングになだれ込む(疲)。

『 張りきってるねぇ。 』 タバコをくわえたY氏の声がかかる、『 初っ端から飛ばし過ぎましたかねぇ(苦笑)?』 
『 Mサン録りの時厳しいからなぁ〜(笑)、
でもオマエMサンいい方だぞ この前ココで録ってた●スタルKのプロデューサーなんかまた輪をかけてキツくてなぁ、歌ってる途中突然『 違うっ(怒)!』つって止めるだよ、

で何も言わずに歌い直し、彼女いつも半泣きで歌ってるよ。ま、あの子才能あるからそれでいいもんできるんだけどね … 』 
とテレビモニターに映るMTVを眺めながらポツリとつぶやくY氏 … フ〜ンみんな頑張ってるんだねぇ〜俺もガンバロ(炎)… 続

■ 2003/2/12(Tue) 04:14
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.14−   □ 『 今のダブりま〜す♪ 』 

メインパートに三度上下の三声のハモリをかぶせて行く。

かなり高めのキーで歌ってるので上のハモリがキツイ、ファルセットと地声の境目は特にピッチが取りにくい『♪コ〜トバぁ〜…問いかけタぁ〜♪』…プチっ

…『 今のダブりま〜す 』 ダブリング=同じピッチのパートを何本か重ねることによって声に厚みを持たせるのである。
(R&Bの本場LAの女性DIVA系の歌モノは、コーラスパートだけで何十本と重ねるらしい気の遠くなる様な話…)

普通は二、三本重ねる程度これだけでもずいぶん違う、それでも言葉の活舌とリズム感が悪いととても聞けたもんでは無い。

下のハモリを手元に置かれたキ−ボ−ドで確認、何パターンか試して録る。感じのいいのを残して、
またヘッドフォンから
『 今のダブりま〜す 』のトークバック、これの繰り返しでコーラスワークを構築していく。

肉声が、オケに乗るだけでずいぶん曲の感じが変わって行くのが分かる、つくづく声の存在感を再認識。

『 … 今のダブりま〜す …ブチっ!! 』 … にしてもMサンもうちょっとSMILE、スマイル(苦笑)怖スギ。 … 続

■ 2003/2/12(Wed) 03:38
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.13−   □ 『 あったり前じゃ〜 』 

2時間程経過〜『 ちょっとこっち来て、きいてみるかぁ〜。 』 M氏、コンソールルームに戻る。

デカイモニタースピーカーで『 リクワイア 』をプレイバック…皆聞き入る。
M氏『 もうちょい手こずるかとおもたけど、意外とすんなりいったなぁ 』 

『 いやぁ。そうですかぁ・照・〜歌い慣れた曲やし〜』なぁーんて言いながらも、
内心は[ こちとら自宅録音で賞まで獲った意地があるっちゅーねん! 日本で5本の指イリよ〜ゴ・ホ・ン! ]と一人ほくそえんでいると、

『 よし、これにコーラスワークかぶせて後でもう一回歌おか〜 』 … えっ?

まだ歌うの〜? 『 あったり前じゃ〜コーラスかぶるとまた歌が乗ってくんねん!』ってこれは仮歌かぁー? … ボーカルブースの壁も白かった … 続

■ 2003/2/11(Thu) 03:04
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.12−   □ 『 ええねんけどなぁ … 』 

『 真っ白なぁ壁がぁ♪〜…息をとぉめぇてぇ〜♪ 』完奏…熱唱である(笑)
ガラスの向こうをチラリと見た。みんな何やらモゾモゾ言ってる、気になる、こちらに声が返ってこない、

ナンか言えよ〜(苦笑)とあたふたしてるとヘッドフォンから『とりあえず今の聞きマース』とM氏、
今の歌入りがプレイバックされる…しばし沈黙…向こうでみんなパクパク言ってる、気になるッ!ナンか言ってぇ〜(笑)衛星中継かっこれはっ(笑)!

そこでM氏の重〜い京都弁『 ええねんけどなぁ〜●△×**□…もう一回 』 自分の中の快進撃はいともたやすく撤回…
自分で録音してたら結構OKラインだけどなぁ、でも指摘された箇所は的を得ているサスガプロだね、

しかし録音時のM氏のコワキャラはナンとかならないものか(笑)自分で言ってたけどここまで変わるかぁ〜??

♪…『はい、もう一か〜い』 … 息も止めまくりである(笑) … 続

■ 2003/2/10(Mon) 03:52
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.11−   □ 歌入れ〜開始!! 

Mサンが持ってきた、曲のデータをスタジオのマックに移行。手際よくIサンがシンクロさせて行く、
『はい!いいよ〜どれからでもどうぞ〜』とIサン。『Takahiroどれから行く?』とMサン、

『ん〜じゃぁライブで歌いなれてるんでrequire(リクワイア)から!』僕。
一度リビングに出て、スタジオからガラス越しの三畳ほどの歌入れブースへ行く。

みんなの顔は見えても声はまったく聞こえない、ここからはヘッドホンとマイクでのディスカッションだ、
モニター返しの音量を調節、Iサン僕のキューを待ってる、小さく僕は頷いた、『♪!♪〜♪』曲のイントロが始まった!

遂に小さい頃からの夢であったその瞬間はスタートした… 続

■ 2003/2/9(Sun) 04:11
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.10−   □ 歌入れ〜直前! 

着いた先は中目黒『 RES 』スタジオというところ、
ここで最近RECしたアーティストは〜分かり易い所で○○ストリーとか、個人的に好きな●△スタルKとか…

彼女はホント歌うまいよね。肝っ玉母さんみたいだけど(笑母性が溢れてるって意味ね)あれでまだ、十代でしょ?末恐ろしいね…。彼女の歌入れ時エピソードも後ほど〜

『オハヨウゴザイマ〜ス』何故かこの業界いつもこれである(苦笑)。
スタジオの受け付け嬢にも挨拶。聞く所によると彼女は来年デビュー予定らしい、受付をしながらその時を待ってるらしいのだが、あれから1年経つけどいまだに…よくある話だが…。

スタジオ責任者兼今回の録音のマニュピレートをして頂く Iサンとご対面、何回失敗してもすっとぼけた顔して付き合ってくれる優しい人でした。
ちなみにSEED(4曲目ネ)で僕が弾き語ってるギターはIサン所有のもの。

いくつかある、スタジオで一番奥の広いスタジオに通された。 Iサンと久しぶりに会ったというMサンやYサンはしばし談笑、
でもやはりゴシップネタ(笑)当然、僕の耳はまたもや ダ・ン・ボ(爆)『えっ!その人結構好きだったのに〜。』あぁ。哀しき芸能界…(笑) … 続

■ 2003/2/8(Sat) 03:30
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.9−   □ 中目黒集合!  

いよいよ、歌入れ本番当日。歌入れのスタジオはMさんスタジオとは別、都内は中目黒。

あるけば芸能関係者にぶつかる芸能都市である、住んでる人も多いしね。
夜中行うのがよくあるRECのイメージだが、プロデューサーY氏の提案により夜中ダラダラやるより昼間にビシっとやろうと言う事になり初日、都営中目黒駅お昼一時集合。

足湯上がりの(笑)少し緊張気味のTakahiroは一番乗り、続いてY氏到着。遅れて超夜型人間Mサン『いやぁゴメンゴメン。起きれへんでぇ…(苦笑)』と到着である。
Mサン普段は優しくていい人なのだがスタジオに入ると急に人が変わる(笑)ハッキリいってコワイ(爆)

過去Yサンが持ってたというスタジオはココから歩いて十分程らしい。先を行く二人はよく聞く名前を出しゴシップネタ連発で会話に華を咲かせている、
僕は耳をダンボにしながら二人の後に続いて行った『へぇ〜。あの人が…』(笑)団地のおばチャン並の驚きの連発である(笑)恐るべし芸能界… 続

■ 2003/2/7(Fri) 03:45
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.8−   □ 本チャン歌入れ開始、前日。  

オケも大体仕上りいよいよ明日歌入れである。

一人でやってる時は好きな時に歌い好きな時に録音していたが今回はそうはいかない、高額なスタジオを数日間完全ロックオン。
この間に5曲を全て歌い切らなければならない、何に一番気を使うかというと時は12月も半ば、やはり『風邪』である。

言い訳無用のこの世界、歌えませんでは済まないのだ。こんなに喉に気を使った事は今までなかったなぁ、レコーディングの間の仮住まい中、
湯船にお湯張って湿度上げて寝てみたり足湯に浸かったりと『み○もんた』の番組顔負けの健康三昧(笑)明日はいよいよ本番。

風邪はナンとかひかないで済んだのだが.…レコーディング途中トンでもない過ちを… 続


■ 2003/2/5(Wed) 22:28
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.7−   □ オーバーダビング   

某日、仮歌の乗った仮オケにこれからいろんなミュージシャンの方が楽器を録音しに来る。

キャリアの長いツワモノばかりだ、驚いたのは出音と見た目キャラがあまりにも違い過ぎる事(笑)
音だけ聞いてるとかなりコワモテ近寄りがたい印象があるが、みんないい人でよく気を使ってくれて、かえってこちらが恐縮してしまう。

キーボード弾いてくれたAサンは○ーシャのツアーバンドのバンマスまでやってたって聞いてたのでどんな人だろうと想像を膨らませてたが、少しシャイで腰の低い方でした。
皆さんやはりプロ中のプロ、だいたい3テイクぐらいで曲を仕上げていく。その日に初聴で3テイクですよ?

こういうミュージシャンのギャラは時給換算なんですが、売れっ子になると1日何組も掛け持ちするそう。いったいいくら貰ってるんでしょうねぇ… 謎

■ 2003/2/4(Tue) 23:51
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.6−   □ 仮歌録り   

…そのうちお前にも分かるやろ…さぁ、曲のKEY決めよか〜』そう言ってM氏は立ち上がる。

仮歌をいれるためマイクをセットし、またもやマックの画面に向かう。本チャンの歌はまた別のスタジオで録る訳だが、
そのオケを作るためPCに曲のキーとテンポを決め仮歌を入れ、それを聞きながらいろんなミュージシャンが楽器をかぶせていく。

この時点で適正なキーを決めておかないとその後変更は効かない、完成形をイメージしながらの地味で慎重な作業である…
『 もうちょい早く、一つ上げで… 』などのやり取りを繰り返し、一曲づつ決めていく。ライブで何度となく歌ってきた曲だから、

そのままでも良さそうなものだが別のクリエイターがオケを作るとまた違った感じに聞こえ別のイメージも沸いてくる。
それに、キーを少々上げた方が派手で聞こえがイイ、中でも一曲だけこれはファルセット(裏声)でナンとかなるだろうとたかをくくってた曲があり仮歌録りもなんとなくごまかして歌った曲があった。 

しかし、この曲に本チャン録り時、泣かされる事になるとは…その曲の名は?後日…  続

■ 2003/2/3(Mon) 23:18

- 2/2(Sun)EXCE LIVE! -

十代の多感な時期、数ある刺激の中から気がつくと音楽だけが残りそして今では職業として続けている…

アマチュアの頃は何故か『 プロデビューとかメジャーデビュー 』なんて夢の桃源郷のような言葉を呪文の様に発しながら、がむしゃらに唄ってた。
そして、次第にプロっぽいことを演りはじめ、気がつくと人は僕の事をプロのミュージシャンと呼んでいた。

何処からがアマチュアで何処からがプロなのかもイマイチ分からずじまい…1円でもお金を貰えばプロだし、
アマチュアでも豪華なパッケージでCDなんて出せ、インディーズがメジャーの売上を軽く追い越すご時世。

今の音楽人生をマラソンにたとえると、現在おり返し地点を過ぎたあたりにレコード会社と事務所が両端で紙テープ持ってて、
その間を僕が両手を上げて通り過ぎただけ、それだけ(笑)まぁ、ちょっと中継が入る程度(苦笑)ゴールでもなんでもない、
やっと始まったって感じ、ここからの方がきっと長いんでしょうねぇ…ナぁ〜んてライブ中に考えながら、歌ってました。

伊勢はEXCEサンでのライブでしたが…トップバッターは『 MUYAN 』サン僕の中のイメージはブルースにハマリ、
ムキになってギターを覚えてしまった太宰治(笑)MCではかなり自虐キャラで売ってますが、それは実はお客サンの情を誘うコザカシイ作戦((爆))実はそこまで自分は思ってない(笑)!
静かに熱い大人の男です。ギター上手いんだなぁこの人…

二番手は紅一点、歌姫『 Ariko 』ちゃん。MUYANからいいよ〜なんて聞かされてたけど、あんなにイイとは思いませんでしたねぇ…
僕なりにたとえるなら、ケルト音楽(アイルランドの土着的な音楽)に通じるところがあるなぁ。

なんか、本人も童話の中から間違って出てきた様なね(笑)。声質がスゴク良くて、『癒』という言葉は使い古されたけどやはりそんな感じかな。『 山燕 』って曲が個人的にお気に入り。

さて、三番手は僕でしたが。Arikoちゃんとか観てたら妙にセンチメンタルになってしまって(似合わん?(笑))冒頭の様な事を考えてしまう始末。僕もしっとりと歌ってみました(ホンマカイナ…)

明日はまた、EV秘話でも書きますか….

■ 2003/2/1(Sat) 22:06
- mini album 『ETERNAL VIBES』制作秘話VOL.5−     □ スタジオ入り! M氏『 ・・・ 』 

11月某日都内 サウンドプロデューサーM氏から本チャン前の仮トラック(生楽器や声をかぶせて行く前のカラオケテイク、最近はある程度コンピューターで先に作り込む。)
が出来たので聞きに来いとの連絡が入り、M氏のプライベートスタジオまで足を運んだ。

着いた先は細長い三階建てのビル、こじんまりとした入り口の階段を三階までドンドンと上がって行く2階はクラブ(DJのね。)になっていて、開店前の人気のなさがかえって僕の気を煽り立てる。
『おはようゴザイマ〜ス』何故か昼でも夜でもこれである、『うィス…』マックの画面に向かったまま低いトーンで返事が返る。

その重い空気を押しのけるかの様なオーラが向かいのソファから漂って来た、『 どうも! 』とぱっと目を引く顔立ちの女の子が座っている、
『カワイイ…』と愛想笑いをしていると後ろから『 彼女、今度●☆からデビューする◇チャン…』と低い京都弁が帰って来た、その言葉の裏にはお前、大事なお客にイラン事するなよ〜。

の意味が隠されていることはいうまでもない、そしてトイレからスーツ姿のマネージャーらしき男も帰って来た。じゃMサンそう言うことでよろしく〜と二人はそそくさと帰っていった…オモシロクナイ(笑)。
『 いろんな仕事するんですねぇ? 』僕、『 まぁ、仕事やからなぁ。 』画面にかじりついたままM氏、『 ホントに作りたいものと、売れるものは必ずしも同じとは限らん。

まぁ、そのうちお前にも分かるやろ…さぁ、曲のKEY決めよか!』そう言ってM氏は立ち上がる。重いこと言うなぁ。相変わらず … 続

 

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