小学校の頃、何でもかんでも聞きたがる僕に、親は面倒くさくなり、平凡社の『世界大百科事典』を買い与えた。小学生の手におえるシロモノではなかったが、僕はそれをボーっと眺めるのが好きだった。気がつくと空虚な意味のない時間以外は何もナイ。「どうも僕の生活は1日24時間というリズムに合ってないなぁ。」とひとりでナットクしていた。この『世界大百科事典』に時々、系図が載っている。よく見ると同じ人が別々の系図に載っている。そこでこれをつなぎ合わせて大きな系図を作るのが、小学生である僕の日課となってしまった。「勉強しているヒマなんかありゃしない。」次から次へと系図が見つかる。それをノートにコマカナ字で書き写すだけでも大変な作業だ。そんなことに夢中になっていたら、親にひどく叱られた。それ以来、系図作りは親に隠れてする密かな作業となった。この趣味は高校まで続き、いろんな本を買ってきてはそれに載っている系図を自分の系図につなぎ合わせていった。そんなことは忘れていたのだが、先日押入れから、その系図がみつかった。少しずつ、その系図を発表していこうと思う。
系図はcsv形式です。
ダウンロードしやすいようにzipの形にしました。
現在の系図は平成１ ７年１０月１０日に更新したものです。
この系図をダウンロードし、解凍してからエクセルなどの表計算ソフトで ファイルの種類をcsv形式にして開いて下さい。
表計算ソフトの検索機能を使えばあなたのご先祖もみつけやすくなります。
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