村山龍平記念館で開催される刀剣特別展等において玉城町教育委員会を外部より支援するために
平成10年9月に有志により設立された任意の民間団体です。
平成15年春村山龍平記念館開館20周年記念展示に香雪美術館と協力参加しました。
平成17年春玉城町制50周年記念特別展に展示数20点中13点の郷土刀を会員が出品しました。
平成18年春玉丸城築城670年記念展示に香雪美術館と協力参加しました。
平成20年春村山龍平記念館開館25周年記念展示に香雪美術館と協力参加しました。
平成21年春久野丹波守入府390年記念展示に香雪美術館と協力参加しました。
平成22年春村山龍平翁生誕160年記念展示に香雪美術館と協力参加しました。
◎ 藤原永貞(ふじわらながさだ)
文政2年〈1819〉今の岐阜県不破郡垂井町に松井尚三郎の子として生まれ、名を冶一郎という幕末の一時期田丸城下に居住した刀鍛冶師で、秀れた刀工として世に永貞刀の声価が高い。
松井家の祖は江戸中期伊勢の地から移住して垂井町平尾の願証寺の寺侍になったという赤坂
(岐阜県赤坂町)千手院系刀工の道永に鍛刀の手ほどきを受け、後独学で鍛冶を研究した。
伊勢津、田丸、江戸青山、松江、京都などで鍛冶し江戸末期の刀工中、岐阜県下隋一の名人となった。万延元年(1860)8月から翌年5月の10ヶ月間萱町斉藤正吉の鍛冶場を利用した。
諸刀剣書で永貞の没年を61歳としているものを見かけるが正しくは明治2年6月22日51歳で郷里垂井町表佐に没している。この点は三重県の著名な刀剣研究家故田畑徳鴦先生の「刀工金工銘鑑」が詳しい。
◎ 藤原永利(ふじわらながとし)
永利は近江(滋賀県)の人であるが、住所については不明である。幕末に田丸城下に来て作刀した刀匠で、永貞の弟子となって鍛刀法を学んでいる。しかし弟子入りが田丸なのか、永貞に帯同して伊勢にきたのかはわっかていない。作刀期間は文久3年(1863)正月から慶応3年(1867)9月までである。
◎ 斉藤(藤原)正吉(さいとうしょうきち)
幕末の田丸城下の鉄砲鍛冶師で戸籍上は正吉。今の萱町斉藤勉宅である。藩御用の鉄砲鍛冶(火縄銃)を勤め田丸上級藩士久野庸忠から「之和」の号を授けられた。万延元年(1860)8月田丸を訪れた藤原永貞に鍛場を提供し、永貞の刀鍛治場とした。自分も永貞の入門し鍛法の技術指導を受けた
上記刀工について詳しくは「玉城町史下巻」
第6編郷土の人物(1044〜1060頁)・藤原永貞、藤原永利、斉藤正吉の項を参照するか本ホムページ掲示板でご質問ください。
尚「玉城町史下巻」は平成17年玉城町発行全1140頁で価格は1800円と廉価設定となっております。在庫については玉城町教育委員会生涯教育チーム(電話0596−58−8378)までお問合せください。
平成19年1月28日 日本美術刀剣保存協会三重県支部研究会と総会の様子
平成20年1月20日 日本美術刀剣保存協会三重県支部研究会後の総会の様子