弥山川
双門滝と双門


2002.9.21 熊渡〜双門滝 with中村君
2005.4.23 熊渡〜双門滝 withやなぼう
2014.9.12 熊渡〜双門滝〜双門〜川原小屋跡 withはっぱ氏

2005.4.23
熊渡(7:30)〜八丁川原(8:00)〜ガマ滝(8:30)〜左岸へ移る(9:00)〜
   一・二の滝(9:40)〜三の滝(10:10)〜水平ハシゴ(10:50)〜
   双門滝テラス(11:30)のピストン

2014.9.12
熊渡(6:30)〜ガマ滝(7:30)〜一・二の滝(8:30)〜双門滝テラス(9:30-50)〜
   双門(10:20-50)〜川原小屋跡(12:00-20)〜弥山川左岸尾根(13:00)〜
   カナビキ尾根分岐(13:12)〜金引橋(14:00)〜熊渡(14:50)
順調すぎるコンデイション次回はこのタイムは無理かも




双門滝を見に弥山川へ行きました。距離は大したことはないのですが、
途中のハシゴと高度感がネックになるコースです。
双門弥山線というそうです。



入口にある看板です。通行止のようですが、
せっかく来たので行けるところまでチャレンジしてみます。
ここからしばらく退屈な林道歩きです。林道はきれいに整地してあったので、
車で入っている方もみえました。
しばらく歩くと林道の合流地点より川原へ降りて行く
道があります。



【2014.9.12】
入山禁止の看板は無くなっています。
林道は入り口でゲート封鎖されていて、歩いて入ります。
登山届を書いて出発!
林道は荒れてきています。



さっきまでは川と高度差があったのですが、
ここでは簡単に降りられます。
川原に降りたすぐ下流側は砂防ダムのようです。
今は見通しがよくてまさに「白川八丁」ですが、
暖かくなると緑のトンネルになります。
秋には紅いトンネルになるのかな?



しばらく水のない川原を登っていきます。
しばらくすると川幅が狭くなってきて、谷が右に折れるとガマ滝が見えます。



きれいな淵の色!ガマ滝の名は釜がきれいだからか、
でっかい蛙がたくさん泳いでいるからなのか…。
右岸より滝を巻くとすぐ上には取水ダムがありました。





桟橋は曲がったり落ちたりしていますが、どんどん進みます。
【2014.9.12】
道は更に荒れ、崩壊地を大きく巻く道が付けられていました。
遭難碑プレートにあった方の寄付で整備された道のようです。
感謝。



なんとか崩壊箇所を通過し、川原へ降ります。
道は左岸に移りますが川原には案内標が
設置されていました。
見上げると東・中剣城が近くなってきた!
谷中はでっかい岩のゴーロ帯。

 

前回(左・2003.9)は砂地が多く簡単でしたが、
今回(右・2005.4)はへつりが必要になっていました。
【2014.9.12】
大きな変化はありませんでしたが
右岸にも目立つピンクテープがありました。
道ができているのでしょうか。



難なくへつるやなぼう(2005.4.23)



ここを越えて少し登ると一の滝・二の滝です。
雪解けのせいか水量は多め。いい時に来ました。
日当り良く、風も無いので暖かですが、
曝風が当たる場所に行くと冷たい飛沫が顔にあたります。
一の滝の中程に大きなバンドがあるので(右下)
写真の中へ入りに行きました(^^)
ここから吊橋を渡り、再び右岸に移って後半戦へ。



大岩をくぐる前に三の滝を見に行きます。
谷に降りると二の滝の落ち口。
上流には大きな釜と滝が見えました。
この滝から上流は連曝帯のようです。





岩をくぐると名物のハシゴ登りです。
ハシゴは以前の赤いものから新しい銀色に替えられていました。
ここへどうやって設置したのでしょう?
何にしても設置ありがとうございます。





一気に2-300m登ると視界が広がります。
はるか下にさっき歩いた白川八丁が見えます。
ハシゴの下も視界バッチリ!やっぱり怖すぎです。



さんざん登ってクサリ場を冷や汗かいて越えると
緩やかになって、程なく滝見平に到着します。
4月末でも雪が残ってるし双門滝も水量増量中でした。
対岸の仙人クラはでかすぎて写真に撮れない!!
次回は弥山山頂まで行きたいと思いますが、
高所恐怖の記憶が薄れてからになりますね。。。



【2014.9.12】滝見テラスはシャクナゲ等の成長で
見難くなっています。



【2014.9.12】仙人クラも見難いなあ。夏はこんなもんか?

*  *  *

【2014.9.12】もう当分行くことはないかな、と思っていましたが、
つい最近、2人の方から別々に、
「双門滝より少しで『双門』へ行けるらしい」
「『双門』は岩クラが2つ並んで立っているわけではなく、
巨大な岩のアーチで本当に『門』になっている」
しかも良いタイミングで山のお誘いが。。。





本当にありました。
地図に秘境として記載があるのは知っていましたが、
まさかこの目で見られるとは思いませんでした。





双門滝と仙人クラだけでもすごいスケールなのに。。。




秘境を見ることが出来、
もう1つの目標である、脱ピストンを目指します。
今までは来た道を戻りましたが、今回は川原小屋跡を目指し、
弥山川左岸尾根を進みます。



道はほぼ明瞭ですが、踏み跡は若干薄くなります。



双門滝上もゴルジュ状になって、
谷床は歩けません。
右岸を小さなアップダウンで川と併走します。
ハシゴ、階段も相変わらず。



やっと谷に降りました。
空が広く、上流部らしい景色です。



川原小屋の辺りでランチ。
その後左岸尾根への登山路を探しますが、
あまりうまくいかず。。。
やっとそれらしい踏み跡を見つけました。



尾根が見えました。やっぱり楽に到着できました。
その後、P1518手前よりカナビキ尾根を伝い、下山。
ひたすら下りで膝カクカクになりました。


無事15時前に駐車場へ帰ってきました。
双門も見て、ぐるっと一周できて、最高の一日でした。



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