獅子ヶ岳〜七洞岳

2004.1.3 獅子ヶ岳〜七洞岳〜野原
2007.10.6 獅子ヶ岳〜七洞岳〜藤越峠
2019.9.29 日の出の森登山口〜獅子ヶ岳〜小萩登山口(林道)


獅子ヶ岳〜七洞岳


伊勢の人には身近な、親しみのある山です。
近々風車が設置されて開発されると聞いて、
今のうちの景色を目に焼き付けておこうと思い、
やってきました。



どノーマルの獅子ヶ岳登山口から登ります。
何回ここに来てるんやろ。。。



ジメジメしたところを急登すると、30分程で
日の出の森公園からの道と合流します。
小さいけどヒルがいて、吸われました。
ここにもいるんですねー



10分程で山頂岩場に到着です。
今日は志摩半島もバッチリ見えました。



山頂岩場を越え、獅子ヶ岳山頂(ややこしいな)を目指します。
トリカブト?があちこちで咲いています。



山頂(733m)の展望はイマイチですが、
色んな山名板があって楽しめます。



ここから七洞岳を目指します。
10分程で再び展望良好な場所が現れます。
「獅子ヶ岳西峰」の板がありました。



更に10分程進んだ場所では、これから向かう731mのピークと、
七洞岳が見えました。



森の中をどんどん進みますが、
何箇所かで視界が広がる場所がありました。



なんとか中間の731mに到着です。
「中岳」の山名板がありました。



うっかり違う尾根へ下ってしまうハプニングを
交えつつ(笑)七洞岳を目指します。
尾根にはシカ除け網が張られています。
中腹には林道の藤越線が走っています。



ここだけ樹木が立枯れしています。



やっと七洞岳の山頂が見えてきました。



鞍部を越え、急斜面をゼーハー言いながら登ると、
七洞岳の登山道に出ました。



普通の道になった登山道をしばらく行くと、
展望台への案内がありました。
岩場に出てみると、大きな岩壁と広い視界がありました。



くるっと振り返ると、
今まで歩いてきた稜線が見えます。



登山道に戻り、岩場を進むとすぐで七洞岳(778m)頂上です。
遅くなったせいか、誰もいませんでした。



日が落ちてきたので慌てて出発します。
藤越峠を目指します。
メジャーでないのか、入り口はススキの藪の中でした。



目の前の山を越えなければいけません。



途中、見通しのよい場所がありました。
左端に七洞岳の岩壁が見えます。



日が落ちてきました。



尾根を歩いていると、急に大岩が現れました。
テープに沿って、左を巻きました。



薄暗くなってきました。
ちょっとこのままでは不安なので、近づいてきた藤越林道に降りることにします。



60m程の距離で林道に降りました。
ハーやれやれ。

無事駐車地まで戻り、出発してすぐに真っ暗になりました。
危ない危ない。
でも久しぶりの獅子ヶ岳〜七洞縦走、楽しかったです!
次回は風車ができてて、車でシューっと通過できるのかな。。。と思うツアーでした。


獅子ヶ岳





風車が完成し、登山道再開のお知らせが度会町HPで確認できたので、行ってみました。12年振り!
開発により登山道の移動が各所でありながら説明がほぼ無く、
立入禁止ばかりでどこを歩けば良いのやら…という状況でえらい難儀しました。
昔の記憶や情報でなく、最新の地図(あるのか?)で歩いた方が良さそうです。



日の出の森駐車場はほぼ昔のままでしたが、
風車管理用の道が出来ています。
今日はイベントがあった様で、
バス数台と度会町の名の入ったテントが設営されていました。
参加者でない登山者は私ともう一組だけみたい。

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早速登って行きます。
かつての登山道は風車の近くで通行止になっています。



向きが変わった登山道(ピンクテープいっぱい)は
すぐで風車管理道と合流します。…管理道から登山道へは理解できますが、
管理道へ出たら右?左?どっちに進むんだ?



周辺にたくさんある、かつての散策道は荒れています。
手は入っていない模様。



山小屋がありました。覚えてないなあ。
わりと綺麗でした工事の方が使ってるのかな?



小屋近くの看板のあたりから西か南へ向かうつもりでしたが、
踏み跡が薄い上に看板が落ちている…



しかもその先はロープが張ってあるし。
立入禁止って事だよね?
おかしいな〜この尾根通れないと獅子ヶ岳無理ちゃう?
他に道があるのか??
ウロウロしていると、もう一組の登山者さんが追い付いてきた!



西への道が見つけられず、どんどん降りていきます。
林道近くまで行っても無い、絶対おかしいやろ!
残念ですが登り返しです。さっきの登山者さんに聞けば良かった(笑)
さっきの分岐付近をよ〜く確認していると、風力計?鉄塔への道がありました。
これ?これか??入っていいのか???



鉄塔の向こうに大量のピンクテープが見える(笑)
どうして分岐の所に貼ってくれないかなあ。
しかもロープ貼ってあった旧登山道のすぐ横に別の道が作ってある…



ピンクテープは尾根の西側へ巻いていきます。
ここから旧登山道である尾根は通らず、尾根の西側を歩く様に変更された様です。
尾根とその向こうは綺麗に刈ってあるみたいで、尾根から向こうが明るいです。



斜度がある所はロープも貼ってくれてあるのですが、
テープやロープの他は未整備状態。獣道でも無いのか、本当に歩きにくい区間です。
向こうから先行していた登山者さんが来て「もう無理帰る」だそうです。
本当、10年前の記憶があるとこのルートは厳しいわ〜



看板の背中が見えてきたので、反対側を見たら
「行止まり」て…もう来ちゃったやん(笑)本当に入山可なのか?



看板を越えると鞍部の下り坂。
ここら辺は何だか覚えてるぞ!でも大きな風車が見える!



鞍部は道路になっていました。
写真の背中を見せてる看板は風車の事業者さんの「登山道を利用される方へ」看板…
…ここで禁止されても…
登山口(あったのか?)にもぜひ設置して下さい。



鞍部のコブにあった登山道もご利用下さい、という感じになっていますが
パスします(笑)ここにも看板が。



鞍部を過ぎた地点、ガードレールの向こうに旧登山道っぽいものが見えますが
幅1m高さ3m程の崖の向こうになっています。…今の登山道はここじゃないよね?
このまま管理道を歩くってこと?でもこの1mの迂回に数百m歩きそう(笑)



崖の向こうには「立入禁止」の看板が。
管理道側には看板無かったぞ。
どうやって来たかは聞かないで(笑)
しかしこちら側も、ここまで来て戻れってか。
この先すぐで管理道からの新しい道が合流してました。でも判りにくい!



おお、ここは覚えてる!
注連指道との合流です。記憶のある場所は安心する〜!



小萩道分岐ですが、こちらは記憶と違い、すぐそこまで管理道が来ています。
それに伴い、大荒れの分岐点。だれも来ないのか?



ここから先は昔のままだろ…と思ったのですが、
岩にメッシュをかける作業の為か、倒木だらけ。
昔の炭焼きの人が見たら喜ぶだろうに



この先は昔のまま、山頂へ到着!
本当に733mなのかと思う程しんどかった!(笑)
良い地形読み・体力トレーニングさせてもらいました。これは難しいわ!
相当遅れているのですぐ下山です。



来た道が良くなかったのと、他の道も気になるので小萩道で帰ります。
小萩道分岐すぐの平地には木の苗が植えてあるのですが、
根がポットの形のまま残念な事になっています。



管理道の下に旧登山道が見えているのですが、
どうやって行くんだ?ロープでバリケードがしてあるっぽいけど
ここもどこか別の道になっているのか?右?左?どっちだ??



情報と時間が無いので
恐らく立入禁止ですが無理やり旧登山道で降りました。
不正解ルートなのでレポートはパス。



降りていると背中を向けた看板がありました。
看板によると正解は西(小萩道分岐から管理道を見て右)だった様です。



無事林道まで下山できました。
…が、日の出の森駐車場までひたすら歩く事に。
途中、最初に会った登山者さんの車と会い、お互いの無事を確認できました。

古い情報で獅子ヶ岳に来るとえらい目に遭いますよ!という記事でした。
あと、ヒルもたくさん(笑)
皆さんご注意を!(僕だけ?)



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