尾鷲索道 軌道線

2012.3.16 トンネル部分 管理人さま、kzo
2012.3.26 車道〜トンネル〜水没?地点 kzo
2015.5.2 車道〜又口 kzo


尾鷲にかつてトロッコが走っていて、遺構もあるということを
管理人さまから教えていただき、行ってみました。毎度ありがとうございます。



【2012/3/16】柳ノ谷左岸に残っている台地。
恐らくここが尾鷲索道柳ノ谷駅だったと思われます。



【2015/5/2】今日は又口から。425号から林道が分かれる部分の右岸に
石垣が残っています。木の陰で判りにくい写真だな〜
写真左がクチスボダム、右が柳ノ谷上流です。



又口川出合を過ぎ、425号又口の建物の裏。
一段下に路盤の跡が確認できます。



しばらく425号と川の間、一段低い場所に
路盤の跡が確認できます。



【2012/3/26】ここの軌道は又口から矢所まで伸びていたそうですが、
今回は確認できた地点から矢所方面を目指します。
古そうな橋台がありました。他にも似た部分はありましたが、
車道との区別がつかなかったのでパスしてます。



ここの橋跡からすぐで車道脇に石積みがあるので、
車道から軌道跡が分かれているのが確認できます。



落石ネットの中に古い石積みが見えています。
恐らく軌道跡。



ネットの中へ潜りこんでみました。
這って進まないといけないのでまだトレースはムリ。
路盤も半分ほど削られているみたいです。



ネットを脱出すると軌道跡は則面保護の犬走りに。
痕跡なのか、そうでないのか、微妙なことになってます。



則面保護地帯が終わり、小さな谷を挟んだ対岸に
明瞭な橋台跡があります。ここの高さが今までの微妙な痕跡の
軌道跡である証明としました。



ここから路盤を歩くことができます。
現在も電柱の保守路となっているようです。



下の車道は再びネットが設置されているようで、
固定用のワイヤが障害物になっています。
頭をぶつけると結構痛い。。。向こうに橋台が見えてます。



茂ってきましたが、この後の事を思えば全然余裕。



小さい土手。
両側に石積みがあります。



再び電柱。下には道路が見えています。



道路が見えなくなってきました。



何かここで作業されてるみたいです。
ここで作業されてる方に、このトロッコのことを聞いてみたい。。。



軌道跡は谷を橋で越えていました。
今でも立派な石積みが残っています。



谷を渡り、対岸に移ります。
路盤は明瞭。



オリが設置されています。
何が中に入るのでしょうか。。。



ハチも飼育されています。
この辺、軌道跡は有効に使われているようです。



現役で歩かれている場所は状態いいですね〜



雑木が生えてもこの程度。
ここを過ぎると…



この区間のハイライト、素掘りトンネルです。
ぽっかり開いてます。



中は多分当時のまま。歩けます。



地面には平行な2本の木が。
まさか、枕木?



無事、通り抜けできました。



トンネルを抜けるとハチの巣箱が。
トンネルは今でも養蜂の方が使っているようです。



現役なのはここまでようで、
ここからブッシュになります。



荒れていますが、まだ歩けます。



石積みも高さが増して、立派です。



下から見ると立派な軌道跡ですが、
路盤に登ると結構荒れています。



崩れてから時間が経っているせいか草や木が大きくなって、
元々軌道が無かったかのような場所が出てきます。



断続的に軌道跡が残っています。



立派な石積みもあちこちで崩れてしまっています。



降りて見上げてみました。



歩きにくくなってきました。



陽が入る場所はシダがすごい。



小さい谷が現れました。対岸ははっきりしません。
降りてみます。



大きな橋台。立派です。
でも確実な軌道跡はここまで。



谷を越えて続きを探しますが、すごいシダ。



背を越えてきました。
ギブアップ〜!続行不能です。
下にある林道に下ります。



林道もエラいことになっています。
でも上よりは幾分マシ。



林道と軌道跡は先ほどまでは10m程の高低差があるんですが…



この谷で確認できるのは林道だけになりました。



この先、林道と同じ高さの場所に路盤跡がありますが、
これが軌道跡か、林道跡かはわかりません。



わずかですが石積みが残っています。



軌道跡か判別できないまま、路盤は湖面に消えていきました。
残念〜

時間が経っているせいか、ハッキリ区別できる区間が
思ったより短くて…あっという間にトレース終了になってしまいました。



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