尾鷲道

2014.1.4  ゲート〜木組峠〜P1410.8(マブシ嶺・コブシ嶺・光山) with宮川さん
2021.4.24 ゲート〜木組峠〜P1216の北でゴニョゴニョ with teamTAC


ゲート〜木組峠〜マブシ嶺




【2014/1/4】雪の少ない場所で、中ボスクラスの山という事で、
尾鷲道を歩いてみました。
林道栃山木組線を進み、水無峠を越えてゲートまで車で進み、
ここからスタートします。



林道は最近整備されたらしく、歩きやすくなっています。
「地蔵さん」の看板のある峠を越えます。
お地蔵様は気になりますが、とりあえず先を急ぎます。



林道が再び切通しを通った先で、登山口がありました。
切通しができてから作られた様で、登りにくい!
一気に尾根へ登ります。
【2021/4/24】登山口は立派な看板と階段が整備されていました。



尾根に出ると、立派な登山道がありました。
道らしき窪みは、かつての登山者が行き交って作られたのか、
普通に木馬道なのか…
なだらかな尾根をちょっとづつ登っていきます。



ちょっと登った先に分岐があり、「ニセ又口辻」の記述がありました。
このあたりの地名は複雑で、よくわからないです。。。



更に先に、「又口辻」の道標がありました。
地図を見てみると、尾根を歩いているはずなのに、
登山道は北側斜面を通っています。
2つの道があるんでしょうか…?



この先、道は尾根を通らず、北側斜面に移ります。
今回はこの道に沿って進んでみました。



道は傷んでおり、何箇所か抜けていたり、
こんな木橋があります。
怖くて渡らずに巻くのも大変です。
【2021/4/24】80kg(!)の私が渡っても大丈夫でした。



抜けている所は凍っているのとで、何回か転びました。
あ〜こわ。



陽の当たる場所と、そうでない所の積雪差がはっきりしています。



案内看板がありました。
神明水・木組峠方面へ進みます。



しばらくで神明水の水場に到着!
案内看板がありました。
が、水は凍っているのか、流れていませんでした。



途中で気づきましたが、かつては立派な登山道だったんでしょうか、
所々に石垣が組んでありました。



ずんずん進んでいると、尾根に近づいてきました。



尾根に出たところに「新・木組峠」の看板が立っていました。
「新」が書き加えてあったり、地名の混乱がここでも感じられます。



看板の横のヒメシャラは「火の用心」を食べていました。
おいしくないでしょうに。



振り返ってみると、V字の看板がありました。
片方は「×ホウラク」とあるので尾根を進みます。



登山口からずっとですが、尾根には境界杭があります。
良い目印になります。



再びV字看板がありました。
ここで尾根を降り北側の木組峠へ向かいます。



尾根を下る途中、光山(P1184)方面より窪みが横切っていました。
登山道?木馬?よくわかりません。。。



下り終わり、鞍部になったところに「木組峠」のプレートがありました。



尾根をどんどん進みます。
今回は落葉樹ばかりで今の時期は視界が利くので、景色が楽しめます。
【2021/4/24】尾鷲道は尾根に登らず、更に少し降りた西側斜面をトラバースする模様。



「一本木」看板を通過。
このあたり、尾根の西側に道がついていて、尾根のデコボコを巻いています。



なだらかになった尾根をどんどん進みます。
また木馬の様な窪みがありました。



再び「一本木」の看板が。
この辺の地名の混乱は何が原因なのでしょうか。



広くなった尾根から、竜口尾根方面が望めました。
この先P1410.8へ向け、最後の登りです。



絶景に見とれる余裕も無く、ひたすら登ります。



大分頑張って、何とかP1410.8へ到着!
太平洋や尾鷲の煙突から…



坂本ダム湖から正面に竜口尾根が見え…



大台ケ原方面までが見えて、絶景です。



また、紀伊長島方面の海と島々も見えました。
一通り見渡して、大満足。
来た道を帰ります。



帰り、峠の地蔵様に寄ってみました。
ビールが供えてあって、うらやましい!


飛行機の部品



尾鷲道を知ったのはマブシ嶺付近で、飛行機が落ちているとの
記述を見たのがきっかけ。
はて、何の本に出ていたんだろ?紙の本で見た気がしたんだけど…
最近やっと場所が判ったので再訪してみました。



一本木の看板付近にありました。
翼の端っこのみ落ちています。
大きな部品は2個ほど、他は小さな部品が散乱しています。
周りはアセビのヤブ、
胴体は無いし回収漏れの部品でしょうか。



うーん生々しい…あんまり良い趣味ではないかも。。。
乗ってた人は大丈夫だったんでしょうか。
てか、いつの時代?
ネットでは昭和55年に近くで起きたFA200の事故が確認できます。



主翼か尾翼の端っこの様な形です。
後から四角に切られて、穴ができています。
調査が入っているんでしょうか?でもなぜ未回収?
FA200の主翼や尾翼と見比べますが、違う様な…
小判型の穴がFA200では確認できませんでした。
詳しくないですが、もっと古い機体?



女 305-R と読めます。
女ってなに?ああ、#か



アルファベットで何か書いてある様です。



刻印はこれしか確認できませんでした。



これも305 Rと読めそうです。





ハンコの様です。T.A.Cの下、14は読めますが、
日付だったんでしょうか。No.14?
T.A.Cてアメリカ空軍?

因みに尾鷲は昭和20年(1945)7月28日に米艦載機による攻撃を受け、
潜水母艦「駒橋」他が沈没しています。
艦載機って、F6Fとか?
こっちの方がリベット打ちとか、FA200よりは似てる気がするなあ。
てか、海軍?空軍??うーんわからん!!


識別できそうなものは大きな部品2個と印、サイン位でした。
詳しい方、判ります?
また機会をみて調べていきたいと思います。



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