ヌタハラ谷

2005/11/18 林道分岐〜夫婦滝〜不動滝〜アザミ滝〜1394ピーク
2020/8/29 林道分岐〜夫婦滝〜林道〜林道分岐【ヒルいっぱい】 TEAM TAC


沢登りの初〜中級者向けで有名な
蓮川ヌタハラ谷に行ってきました。
距離は短いものの高低差があるし、
でかい滝をいくつも巻いて登らなければなりません。
単独行だし、果たして無事何事も無く、
日暮れまでに廻れるのでしょうか?



林道がヘアピンするところから入谷します。
しばらくは岩伝いにどんどん進んでいきます。



【2020.8.29】入ってすぐ、石垣が左岸にありました。
木馬だろうな。
石垣はすぐ無くなります。



右岸から水が湧き出ていました。





小さい滝がどんどん出てきます。
右に左に移りつつ、どんどん登っていきます。
楽しい川歩きが続きます。



【2020/8/29】前と違って、左岸の道が判らない…
右岸に踏み跡を見つけたので使ってみましたが、難しい!
やっぱり左岸にすれば良かった。


夫婦滝





しばらく進んでいくと、大きな滝が現れました。
手元の地図によると、これが夫婦滝のようです。
全体は100mぐらいあるそうですが、
下から見えるのはこの30m程です。
普通の川歩きはここまで。
この滝を越えるのには、ある程度の装備が必要です。



【2020/8/29】夫婦滝の手前まで来たはずですが、何だか先が明るいぞ。
夫婦滝直下左岸は大きく崩れて、
谷中は倒木だらけになっていました。



【2020/8/29】夫婦滝下段は昔のままでしたが
その周囲はまるきり変わりました。
左岸の崩壊地を必死で登りましたが、巻道を見つけられませんでした。
ズボンはくっつき虫がビッシリ!

*   *   *



さてこの100mを登らなければなりません。
左岸を登っていきます。途中、下段滝の落口に向かう道?
がありましたが、自信がないのでやめておきます。
登っていっても台風のせいか、杣道が見つかりません。
もっと上まで行かなくてはいけなかったのでしょうか。
途中にあった目印?を頼りに水平移動に移ります。
途中、夫婦滝の上段が見えました。



巻き道は上段滝の落ち口近くへ続いていました。
やっぱりこの谷でも高度感満点です。もう戻れない。。。
時間はかかったものの、無事落口に着いてほっとひと息。
写真をとりましたが滝の落口が映っていない…







再び沢を進みます。滝がどんどん出てきますが、
滝も岩もサイズが大きくなりました。越えるのが大変。


不動滝





岩とびや滝登りに疲れてきたころ、
不動滝が見えてきました。
すばらしい!来てよかった。
でもこれも50m程の高巻きで乗り越えなければなりません。



不動滝は左岸から比較的簡単に巻けました。
上流にはナメ床がありました。
水量がちょっと少なくなったかな?



標高が高くなって寒いのでしょうか、
このあたりの紅葉は終わってしまったようです。



左岸大きな枝沢の場所に、4段滝(2段×2?)が見えました。
また高巻きか…
右岸を巻いていくと、テープがありました。道は合っているようです。



落口まで来ました。
4段一気に巻きました。
桧塚奥峰分岐までもう少しです。



再び左岸に支谷がありました。
ここで左岸を登っていくつもりだったのですが、
別の地図を見るとこの上のアザミ滝も行けそうです。
時間に余裕もあるし、まっすぐ本谷を進むとすぐ、
大きな滝がありました。これがアザミ滝?
右岸から高巻きます。



右岸を登っていって、小さい尾根をくるっと回ると、
一気に明るくなりました。稜線が近い!



谷に戻ると小さい小川と化していました。
沢登りも終了のようです。
左岸を登っていきます。



今までの疲れが一気に吹き飛ぶような光景です。
景色に見とれつつ、どんどん進むと
1394ピークに到着しました。


桧塚奥峰〜桧塚





桧塚奥峰は意外に地味な山頂でした。



桧塚へ向かって道が続いています。
周りは笹原、景色はサイコーです!



稜線より高見・三畝・奈良方面



反対に迷岳・宮川方面
(写真で見られないけど、水平線が見えました)



桧塚に到着しました。



帰りの林道から夫婦滝が見えました。



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