国束山(413.8m)


2006/3/12
2006/11/26
2008/3/9 森下さん坂本さんななちゃんkzo


山頂に寺跡がある山と聞いて、いつか行ってみたいと思っていた山です。
寺院は現在、大阪の四天王寺の末寺になっているそうです。
近場なので遅めの出発。



玉城側から車で登山口の駐車場まで来ました。
まだ誰もいない様子。
駐車場脇に川から数百年ぶりに掘り出されたという弘法石が
祀ってありました。



歩き始めてすぐ、道端に変わった石がありました。真ん中を清水が流れています。
さっきの案内にあった「樋石」ってこれのことでしょうか。



すぐ林道にペンキで矢印が書いてあるところに来ました。
ここで帰りの道(谷コース)と分かれるようです。



どんどん登ると「十丁」と書かれた仏様がありました。
昔は一丁からあったのでしょうか


岩屋窟




さらに登ると、的山からの道(岩屋道?)との分岐点です。
すぐで「岩屋窟」と書かれた分岐に来ました。
せっかくなので寄り道して見に行ってみました。
道は細く斜面も急。でも赤テープがありました。



分岐まで戻り、山頂へ向かうと「従是西南禁殺生」の石がありました。
だんだん聖域らしくなってきました。



すぐ森が間伐してある広場に到着しました。
ここが寺跡のようです。礎石や灯篭の台、小さい祠がたくさんありました。
このお堂の裏から更に登っていきます。



いくつかの祠があって、最後に国束山山頂の小さい祠に到着です。



帰りは来た道ではなく、「鳴子山・谷コース」の案内に従います。
どんどこ歩くと鳴子山への分岐に到着します。


展望は今回ほぼ全滅だったのですが、ちらっと景色が見えました。


鳴子山(375m)




鳴子山山頂に到着しましたが、展望はやっぱりゼロ



分岐に戻り、谷へ降りていきます。道はきれいに整備されていました。
最初は小さい谷だったのが、次第に水が流れるようになり、小さい滝が出てきます。
しばらく歩くと林道終点に着き、すぐ登山口分岐に到着。
さらにちょっとで駐車場へ戻ります。


国束山〜平生(375m)


かつての度会からの参詣道です。
頂上の寺院跡から寺務所跡の前を通り、<平生>の案内板より下山します。
道は細くなっていますが、かつては賑わったのでしょう。
朝熊道を連想させる案内地蔵さまがあちこちにあります。
後半は道が抉れて廊下を歩いているようなところもあります。
麓に下りて、少しで国束寺でした。





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