桧塚奥峰〜明神平


2006/3/21


マナコ谷登山口から千秋峰



山頂の笹原の冬景色を見に行きました。
桧塚奥峰へは三重県からだと千秋峰コースが一番簡単なのかな?
奥山谷はハードでした



千秋林道のマナコ谷登山口です。登山口の看板がありました。
木屋谷川はすでにすごいV字峡になっていました。
しかも雪融けですごい水量。



有名な山の登山道の割には細い道です。どんどん登っていきます。
ガイド通り、登山道と作業道があちこちでクロスしていました。
気をつけないといつの間にか作業道歩いてるし!
こんな感じで植林の中を500m程登ります



作業小屋と看板(標高1200m位?)の場所あたりから
雪が積もってきました。吹き溜まりがすごくて滑りまくり。アイゼン要ります。
積もってくると道がわからなくなってテープを探しながら登りました。



風の音が聞こえてきて、山頂が近いようです。
木の向こうに天上界みたいな笹原が見えてきました



笹原に出ると、わらわらとシカが逃げていきました。
うまく写せない。。。振り返って登ってきた道を見ると、
遠くに三畝山や曽爾の山が見えました。
地図によるとこの辺りは千秋峰というそうです



尾根を見上げます。暖かい日になったせいか、
樹氷はありませんでした。
それにしても綺麗な景色です。
見通しがいいせいか、森の中に比べて
登っても尾根がなかなか近づいてきません


桧塚奥峰(1420m)





桧塚奥峰に到着です。
池木屋山方面は見事に雪景色。
いつか大台ヶ原まで歩いていきたいです



ゆっくりしたいですが今日はロングラン。
明神平へ向かいます。
雪が積もってきました。
道がわからんのでテープを頼りに進みます。
千石平の看板あたりでウロウロしてから
踏跡の無い森を進みます



再び登りです。雪が滑る〜!
これを登った尾根が台高縦走路。
初めて歩きます


明神岳(1432m)





山頂に到着しました。明神岳・・・のはずですが
山名板を見つけられませんでした。
奈良側は急傾斜でした。
遠くに真っ白な大峰の山々が見えました。



尾根を北に向かいます。雪を歩くのがしんどい〜
程なく三ツ塚に到着しました。ここからはすごい足跡。
奈良県民は山好きが多いみたいです(^^v



明神岩の看板がありました
奥の木々に囲まれた岩がそうでしょうか。
今日初めてハイカーと挨拶しました。



昔はこの辺りがスキー場だったのでしょうか。
錆びたワイヤーとウィンチがありました。
向こうにガイドの写真にある風景が見えてきました



リフトではなく、ロープに掴まって滑り登るタイプ


明神平から奥山谷





明神平です。ハイカーで賑わっていました。
次回は奈良側から挑戦してみたいです。
さあここから帰り道です。
天理大小屋(使ってるのか?)の裏に
ガイド通り、道がありました。



さっきの賑やかさがウソのようにまた静かになります。
いきなり水が出てきます。
これは・・・道ではなく沢登りコースかも。
奥山谷というそうです。
<ここからは下山の話になるので、登山路とする場合は読み替えて下さい>



やっぱり沢登り(下ってるけど)でした。
しかもかなりの傾斜です。
谷床が一気に2・30m程下になりました。
道幅は辛うじて通過できる程度。踏み外したらアウトです。
ところどころにロープがあります。
でも氷が張っていたりして緊張が続きます



青くなりながら進んでいくと、本谷出合です。
まさに沢。すごい沢です。
水量が少なくなると大人しい景色になるのでしょうか
写真左にある桟橋は使えませんでした。
ここから本谷右岸の1000mあたりをひたすら歩きます。
荒れていて判りにくい!
相変わらず落ちたらアウトです。
しばらく進んで小さいガレ場から登ります。判りにくいぞ!!
どこからくるのか上からの道と合流します。
ジグザグに貼られたロープに沿って下ります。
うっかり落石がすごい勢いで落ちていきます。



降りるとワサビ谷の出合でした。
出合は40m位の高さで何段かの滝になっていました。
そしてその落ち口を対岸へ渡らなければいけません。
どなたかがネットを張ってくれてありました。
渡り終えた場所に遭難碑がありました。

この後はだんだん道もハッキリしてきて程なく千秋林道でした。
しかしキツい!ロープは必携です。
ヘルメットも必要かも。



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