堂倉谷

2004.7.04 堂倉滝落口まで
2007.8.26 堂倉滝〜大台林道
2010.7.20 千尋峠(大台林道)〜奥七つ釜




宮川の最上流域です。前回は堂倉滝落口でリタイア
モノレール沿いに林道まで上がり散々でしたが、
今回は奇景奥七つ釜を拝めるでしょうか?



5時半に大台ヶ原の駐車場を出発。
すでに重装備の「沢屋」「岩屋」から無装備のカップルまで、
色んな人が行き交っています。



展望台からは海岸線と熊野灘がうっすらと見えました。



久しぶりの日出ヶ岳。すでに秋の空気です。



日出ヶ岳から一気に下ります。
今日は長丁場なので足をいたわりながら…
といっても、駐車場から林道まで1時間半。今日もハイペースです(笑)
大台林道はまだ通行止のままでした。
途中すれ違ったハイカーから先行グループが
いることを聞きました。



ササが生茂った大杉谷登山道を下り、
西谷出合まで降りました。
堂倉滝久しぶり!
吊橋も曲がったまま です。



吊橋を渡り架線場跡まで登って、
すぐのモノレール脇より谷に降ります。
懐かしい場所に帰ってきました。
前に来た時はもっときれいなナメだった気がするんですが。。。
記憶の中で美化されていたかな?



振り返ると本でよく見る景色が。
前に来た時は苔でツルツルだったのですが、
今回は滑ることなく通過できました。



2段の滝に近づきました。
手前の滝を登りたくないので
早々に高巻きにかかります。



高巻きが終わり、どんどん進みます。
小さい滝がいくつか出てきますが難なくクリア



大きな釜を持つ滝が現れました。
一瞬どうしようかと悩みましたが
よく見ると右岸にヒモが。



滝の上に誰かいる?



滝を越えると、巨岩帯でした。
途中、右岸から枝谷が出合います。



巨岩帯が終わると、またおとなしい景色になります。



程なく10m程の滝でロープの練習をしている
先行グループに追いつきました。
ちゃんとした講習を受けてない自分も
勉強させてもらいました。



斜曝を左岸から越え、ナメ状になった場所を
通過します。奥七つ釜は近い?



谷が開け、出合に到着しました。
右手から合流するのが写真のアザミ谷です。
感覚が狂ってるのか、こっちが本谷かと一瞬思いました。



左手になるこちらが本谷です。
水量は圧倒的にこっちの方が多いです。



出合を過ぎてすぐ、次の滝が見えてきます。
岩の形が溶けたアイスのよう。
先行グループの人たちが小さく見えます。



結構てこずって左岸を巻き越えると、
や〜〜っと奥七つ釜。
先行グループの方たちは既にお弁当タイム。



思ってたよりでけ〜!



釜はすごい深さと水の綺麗さが印象的です。



【2010/7/20】暑いので涼しい景色を求めて奥七つ釜にやってきました。
今回通しでなくてここへピンポイントでしたが、結構しんどい!
(クリックで大きな画像になります)



観光名所を越えると、再び斜曝が。
右岸より巻きます。



難しい場所も無く、どんどん進みます。
でも結構疲れてきたぞ〜

 

疲れた体に小滝の連打がききます。



やっと堰提が見えてきました。
ここから林道に上がれるみたいですが、
もうちょっと歩いてみます。
巻きも結構きつい!



堰提の上はやはり砂利床でした。
特筆することの無い状態が続きます。



特に何もないまま、林道の橋が見えてきました。
足がもうだめ〜!って言うので、今日はこの辺で終了します。

この後駐車場まで約700mの登りが
どれだけキツかったことか。
これが無かったら何回でも来るのになあ〜って思う、
久々の限界ツアーでした。


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