異次元ではヤマト戦闘班長古代進が外科医として活躍している世界があった…!

ドクター古代とナースユキの・おチューシャしましょう♪♪

1.

ここは地球連邦中央病院、隔離病棟。
久しぶりに欠員が出たため、新人ナースが派遣されてきた。
最初に予防接種と身体測定を古代外科ドクターが行う習慣だ。

「… 今日はひとりか。君の名前は?」
「森ユキです」
「ここへは希望したと記載があるが、どうしてだ?」
「どうして?募集がありましたから…特に症状が重い患者さんが多いと聞いていますし」
「純粋な看護婦としての気持ちからか…あははは」

古代ドクターが笑ったのを見たユキは少し腹を立てた。
むくれた顔も可愛いな、古代はそう感じた。
年は23才。

「しかし、若いな。経験あるのか?」
「古代ドクターだって同い年ですよね」
「ちゃんと免許あるよ」
「私もです」
「外科配属になるが、仕事はきついぞ」
「それが希望ですから」
「変わってる女は多いけど、君もなかなかなんだろうな〜」
「普通です」

「まあいいや。脱いで」
「えっ?」
「下着はいいよ」
「なにをするんですか」
「聴診するだけだよ」

ユキはナース服を脱いで白いスリップ姿になった。
振り返っても白衣の古代の前で、胸元を押さえて立ちすくむ。

「スタイル、いいな」
「じろじろ見ないでください」
「そこの丸イスに座って。後ろ向いて」
「…はい」

聴診器がユキの背中に触れたとたん、冷たさに一瞬びくんと震えた。
あちこち探るのが伝わってくる。

「次。前向いて。敏感なんだね…体」
「余計なこと言わないでください」

ユキは背筋を伸ばして前を向く。
古代ドクターの右腕が伸びてユキの左胸に聴診器があてられる。
その真剣な表情。
鋭い瞳。
このひと…髪がすこし伸びすぎているけど…カッコイイかも。
そう思った瞬間、乳房の先端に彼の小指が触れて、心臓がドキンと鳴った。

「うぁ…不整脈の持ち主じゃないよな。心身共に健康じゃないと、この隔離病棟は勤められな
いぞ」
「…違います」
「大きな病歴も無しか。いいだろう。服を着て」

鏡の前でボタンをとめる。
初対面で下着姿を見られるなんて。
急に羞恥心がユキにわいてきた。

嫌味な人なんだから、カッコイイなんて思ったらダメダメ。

2.

「案内するよ。ここは外来は無いんだ。毎日入院患者のみの診察を行う」
「手術のタイミングは?」
「火曜と木曜の午後は手術だ。脳神経外科とも連携してやる」
「隔離されているのはどうしてですか?伝染病でもあるのでしょうか」
「う〜〜ん。ある意味伝染するかもな。途中、病理検査室の隣で、予防接種はするけど…」
「けど?」
「俺としては、君にも伝染してもらって、オッケーなんだけどな」
「なににですか?」
「ほとんどビョーキかもしれないこと」
「はぁっ??」

ユキと古代は並んで薄暗い廊下を歩いていく。
病棟内の説明と、手術室の位置を確認する。

「あれ? もうすぐ回診の時間だな。ナースステーションに先に行ってカルテを持ってきてくれ」
「あの…予防接種は…」
「その後だ」
「でも、伝染するんじゃ…」
「ははは〜冗談だって。院内感染防止のためだけど、今日は君が患者に触れることはないか
ら」

古代ドクターはすたすたと病室棟の方へ歩いて行ってしまった。
あれ?ここ…どこ?
ユキは壁の現在位置図を確認して、ナースステーションへ向かった。

外科のナースは他にふたり。
外科ドクターである古代の回診に一緒について行くのは新人の役目だ。

「カッコイイでしょ。古代ドクター」
「いきなり脱げって言われました。聴診するからって…」
「バカね〜〜正直に脱がなくたっていいのよ。ナース服は木綿で薄いし」
「そうなんですか」
「あなたのこと、可愛いって思ったんじゃないの?きゃはは〜 はいこれ。カルテよ」
「この機材を乗せた手押し車にのせていいんですね」
「そうよ。じゃあお大事に」

なにが、お大事になんだろ??
伝染病かしら。でも、他のナースのひとは平気みたいだし。

ユキが病室棟の入口まで来ると、古代ドクターが壁にもたれて待っていた。
回診始めま〜す。ユキは大きな声で廊下に向かって叫んだ。
病室に入ると、そこには。
… 一見、どこも悪くなさそうな患者がベッドの上に座っていた。

「おはようございます。具合はどうですか」
「あの〜また、夢見ちゃって。悶えちゃいました」
「なかなかエロから抜けられませんね。脳神経外科の温熱療法を指示しておきましょう」
「ありがとうございます」

えっ? 悶えって??

ユキは古代の背中の後ろに隠れて身を固くした。
次の患者には○○○が疼いて眠れないと言うので、鎮痛剤を投与。
古代ドクターは矢継ぎ早に診察していく。
さすがにウブなユキにも、何のことだか次第に分かってきた。
… 事細かな患者の訴えがまともに耳に入らない…
ユキはうつむいてしまった。

「…これで終了だよ。あれ…? どうした?」
「え!?…あっ。はい。お疲れ様でした」
「顔、赤いぞ」
「…」

一瞬、古代は愛しげにユキを見つめたけれど、ユキはそれに気がつかなかった。

カルテはそこに置いてついてきて、と古代が言った。
なぁに?
予防接種だよ。
並んで歩き出す。

「…あの…」
「ん? 患者か? 後遺症なんだよ。ガミラス戦の。極限の地下都市生活が長かったろ」
「…そうだったんですか」
「平和になったとたん、抑圧された人間の、より人間らしい部分が全面に噴出したって言うべき
かな」
「欲望とか、そういう部分が強調されてしまうんですね」
「平気で日常生活出来る我々の方がおかしいのかもしれないと思うよ」
「ヤマトのおかげですね」
「俺も訓練学校時代に志願したんだけど、落ちたんだ。剥き出しの闘志が足りないって」
「平和主義なんですね。古代ドクター」
「ヤマトが帰ってきた後除隊して、大学に進学して、人手の足りない医者になったんだ」

ユキもヤマトがイスカンダルに行くとき、看護婦として志願していた。
偶然だろうか。
ただ、ユキの場合は志願書が届かなかったと聞かされた。
出してくれと預けた母が出さなかったのか、それとも…何かの運命が?

「私も、上の勤務の時志願したんです。選考で落ちましたけど」
「お互い英雄になりそびれたな。あははは」

古代は病理検査室の前で立ち止まった。

3.

ユキは小さな診察用ベッドにうつぶせに横たわった。
カチャカチャとトレーに注射器を乗せる音がする。

「筋肉チューシャなんだ。おしりの方がいいだろ」
「…はい…」

ユキはもぞもぞとパンティーを腿の付け根の下まで押しさげた。
古代ドクターの指先が触れて、軽くおしりを押すのが分かった。
濡れた脱脂綿のヒヤッとした感触と、ツーンとした消毒液の匂いが鼻をつく。
注射器の空気を抜く、トントンとはじく音がして。

チクッ。

「あんっ…痛っ…」
「もう少し、がまんして…よし。これで5分間よく揉んで」

ユキが横を向くと、古代は注射針を衛生袋にいれてゴミ箱に捨てていた。

その繊細な指先で女の人をどんなふうに愛撫するんだろう。
手術されてみたいかも。

…はっ。どうしちゃったのかしら…私。

「もういいぞ。起きないのか? パンティー…下がったままだぞ」
「あの。ここに腰掛けてくださいませんか」
「腰が抜けたんじゃないよな。どうした」
「なんだか、頭の中がおかしいんです」
「熱でもあるのか」

古代がベッドに腰掛けて、右手をユキの額にあてた。

「あの…私…ごめんなさいっ」
「なんだよ…あっ!」

ガバッと身を起こしたユキは、古代を押し倒して太股の上にまたがった。
見下ろした先に困惑した古代の顔があった。

「おチューシャして…」
「へっ? もうしたじゃないか」
「ここに…して欲しいの」

古代の目の先には押し下げられたユキのパンティーが見え隠れする、ナース服の裾が。
悩ましげに揺れていた。

…なんで、急に欲情したんだ? 彼女の目がうつろだ…
おしりを叩いて刺激を与えるSMプレイって聞いたことあるけど。
ユキは痛いのが、刺激なのか…?

そんなことを一瞬考えていた古代の隙をついて、ユキがズボンのチャックを下ろした。
いっ!?
予期せぬ行動の連続で、あっけにとられる古代は抵抗が出来ない。

ぽろりと飛び出した通常モードの彼自身に。
ぱくっとユキが食いついた。

「うわぁ〜〜な、なんだぁぁぁぁぁぁ〜〜!??」

チュゥゥゥゥゥと吸い上げて。
舌を絡めてぐるりと一周。

あっ。
気持ちいい。
そんなに…しごかないでくれ。
そう。

むくむくと大きくなるのが自分でも分かる。
ユキは一心不乱に続けている。
時折、んっんっ…と声にならない声を彼女があげて…
彼女を愛撫したらそんな声を出すんだろうか。

その時、ゾクゾクとした快感が腰の辺りに走って、脳にまで直結した。

「あっ…イク。もう離せよ」
でちゃうから。
「ホントに…出るぞ」
ユキの髪の毛がふわっと揺れて、うなずいていた。

それと、爆発は同時だった。

4.

ごっくん。

目を閉じた古代の耳に飲み込む音が聞こえた。
飲んだのか?
息苦しかったのか、ユキはハァハァと胸で息をしていた。

勤務中なんだよな、今。夜勤の時ならいざ知らず。
だけど、目の前の上気した彼女の顔が、激しくそそる。

古代はユキの背中に腕を回すと、ぐっと自分の胸に抱き寄せた。
そのまま体を入れ替えて上になる。
見上げたユキの瞳が潤んでいた。

そんな目で、誘うな。

「チューシャするけど…キス、させて」
「恋人みたいね」
「順番が違ったけど…」

唇を押し当てて、割り入って舌を絡めた。
なごりの味が、古代の口の中に広がる。

右手でナース服のボタンをはずして脱がせて、スリップもまくり上げた。
ブラジャーの形に添って、白い肌にキスをする。
ユキは上半身を浮かせて背中のホックをはずして、自分から取り去った。
古代は膝のあたりのパンティーを指に絡めてはずした。

首筋に舌を這わせて、そのまま肌の上を滑るように下りる。
柔らかな膨らみ。
ぎゅうっと揉んで、唇を寄せる。
強く吸うとユキが…ああっ…と一瞬大きな声を上げた。

しぃっ。
交わした視線がお互いに笑っていた。

指を茂みの先の蜜壺に差し込むと。
どっぷりと濡れていた。
ゆっくりと探るように動かす。
どこが感じるんだろう?

「あっ…いいっ…んっ」
小声のユキの反応を見ながら突起をこすり上げる。
「ここ?」
「うん…もう少し…あっ…そこ…よ…」
「いい?」
「…んっ…もっと…して」

しばらく戯れたあと。
古代もズボンを膝まで下ろして、白衣のまま覆い被さる。
白衣の下の上半身は裸だ。
そのまま膝でユキの両脚に割り入る。

古代は白衣のポケットから避妊具を取りだして、素早くいきり立った自分自身に装着した。

「ホントに入れていいの?」
「んっ…いいわ…」
「あっ…恋人、いるのか?」
「今はいないわ」
「この質問も、順番逆だな」
「そうね。来て…」

ユキの片足を肩に担ぎ上げてそのままぐっと押しつけるように挿入する。
瞬間、あっ…と声を出したユキは自分の指を噛んだ。
避妊具を付けているからあまり激しく動けない。
場所も場所だし。
感じやすい彼女の喘ぎ声が外に漏れたらマズイ。

「ああっ…いいっ…いいのぉ…」

ユキの太股を抱えるように上下に動く。
のけぞると乳房が揺れて。腰だって自分から積極的にリズムに合わせてくる。
あまりの彼女の大胆な愛しさに、古代の心も揺れ動く。

好きになってしまうかもしれない。
両親が死んでから誰も愛さないと決めたのに。
あの不意打ちのフェラチオのせいだ。

「ユキ…もう、イッていいか」
「んっ…私も…イキそうなの…ああっ!!!」

ぎゅぅぅぅぅっと締め付ける感触があって、彼自身を絞りあげた。
テクニックもスゴイかも…ユキ…

古代ドクターは至福の中で果てた。

5.

ふらぁっとユキの頭が左右に揺れて、はっ…と目を見開いて古代を見つめた。
ぱっと古代を押しのけると、抜けてそそり立つ彼自身と、どろりと愛液が流れ出す感触が。

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

すさまじい悲鳴がユキから上がった。

「へっ!!?」
「古代ドクター…私にナニをしたんですか?」
「ナニって…おチューシャしてって、君が言うから」
「予防注射してもらってから記憶が飛んで…あの…セックスしたんでしょうか」
「はい」
「私、すごく抵抗しましたよね」
「全然」
「裸になったの同意だって言うんですか」
「そうです」
「そんなはず無いわ」
「と、とにかく服を着ようよ」

よかった…避妊しておいて…とは古代は言わなかった。
ユキは慌てて脱脂綿で溢れ出たものを拭き取って、下着とナース服を身につけた。
古代もズボンのチャックを閉めて、白衣を整えた。

「勤務中なのに」
「だから、君が」
「チューシャしようって言ったのは古代ドクターです」
「う〜〜ん。そっちの意味じゃなかったんだけど…」
「意識が無いのにこんなことするなんて、ヒドイわ」
「あったよ。しっかり。体に傷だって無いだろ。無理矢理じゃないぞ」

ユキは訝しがりながら、体のチェックをした。
手首にも押さえつけられた青あざのようなものはなかった。

ベッドにうつぶせになってから。
チクッと針が刺さって、彼の指がキレイで、愛撫されたいなって…思った?
あれ?
ふいに欲望が襲ってきて。
その後は?

目覚めた今は欲望が消えた代わりに、体全体をものすごい満足感が支配していた。

満たされたって言うのかしら。
ブラジャーを身につけるときに、先端のまわりが赤くなっていた。
彼が吸ったのね。

キスもしたのかしら?
恋人でもないのに。

それに、彼の動き、的確ですごく良かったような気がする。

「あの…私、良かったですか?」
「いっ!?うん。すごく」
「もっと積極的になれよって、前の彼に言われて…振られてしまったんですけど」
「すごく、積極的だった」
「そうですか。きっと…ここの空気のおかげですね」

一人で合点しているユキのことがよく分からない古代ドクターだった。

「振られたなら、今は恋人がいないんだよね」
「はい」
「順番逆だけど…俺とつきあわないか?」
「他のナースに手を出さないなら」
「約束するよ」
「でも、ポケットからコンドーム出していましたよね。用意周到に」

ああっ。思い出したのか〜〜ユキ!! それだけは勘弁してくれ〜〜!!

「それは患者に襲われたときのために」
「ありえません」

もう手出ししないって。
絶対ですよ。

こうして浮気な古代ドクターは、奔放なナースユキの虜となったのでした♪


おわり

 
ももさん作