●数関計with Graph 紹介


1.このアプリケーションについて

 このプログラムは、数式を入力してその式のグラフを描くプログラムです。

2.プログラム使用例

 このプログラムは下の図のように、数式入力ダイアログにグラフを描きたい式を入力します。
 入力する式は、陽関数形式、陰関数形式、媒介変数形式、ならびに極座標形式のいずれかの形式で 入力します。

数式入力ダイアログ

 グラフは下の図のように表示されます。
 表示された図はbmp形式またはjpeg形式の画像ファイルとして保存することも可能です。

グラフの表示

3.ダウンロード

 このプログラムはフリーウェアです。ベクターのサイトからダウンロードすることができます。


表示拡大時の問題点について

 「数値軸設定ダイアログ」で、軸の最小値、最大値を変えて、グラフの一部分を拡大表示するとき 以下のような問題が起こる事があります。

 まず下図のようにグラフを表示します。

元もとの表示グラフ

 次にグラフの縦軸の表示範囲を-0.1から0.1に変更すると当然ながら下図のようにグラフの一部が拡大されて 表示されます。

拡大グラフ1

 ところが縦軸の表示範囲を、さらに狭めて-0.01から0.01に変更すると下図に示されるようにあるはずのないところに 線が表示されてしまいます。

拡大グラフ2


 この例のように、表示グラフの一部を拡大した場合(表示範囲をせばめた場合)、あるはずのないところに グラフが出現する事があります。

 このような問題が発生した場合は、「数式入力」ダイアログで式を入力するところで与える 最小値、最大値を調節してグラフをつくり直してしてください。


数関計with Graph のバグについて

 Ver1.0以前のバグ(数関計と共通のバグ)とその対処法についてはこちらをご覧下さい。

 数関計Ver2.0以前には以下のバグがあります。
●グラフデータが、グラフ表示枠の表示範囲外にもある場合、印刷の際、グラフが枠外にも印刷される
●横軸、または縦軸の値が変化せずその値が0になるようなグラフ(例えば 媒介変数表示で x= t : y= 0 あるいは x=0 :y= t 等のグラフ)を描こうとするとプログラムが停止する

 以上のバグは数関係Ver2.1で修正済みです。


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