力也歳時記


北緯34度32分 太陽の道



伊勢神島・伊勢神宮・伊勢斎宮・室生寺・長谷寺・三輪山・二上山・伊勢久留麻神社(兵庫
県淡路島)・石上神社(兵庫県淡路島)と並ぶ線上には太陽信仰の拠点で 北緯34度32
分にある なぜか 春 秋の彼岸には太陽がこの線上を真東から真西に移動 しかも 昼の
時間と 夜の時間が同じである事も不思議なことの一つ伊勢湾に浮かぶ神島は旧暦の12/
31(新月)現在は太陽暦の12/31に夜明け前 太陽をかたどったおおきな白い輪を篠
竹で天高くあげる古代の儀式があり 淡路の石上神社では海洋民族であった船木がこの地に
住み着き太陽神が昼の世界と夜の世界を行き来するために船を作ったと言い伝えられている
倭の国では箸墓伝説は太陽神である卑弥呼を伝え 太陽の迎え 送る伝承地は全国各地にあ
るが 北緯34度32分彼岸の道 太陽の道をたずねられ 新発見はいかがでしょうか? 
  

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  七夕まつり



 牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょくじょ)星が 天の川を中に向かい合うという伝説は
古く「詩経」という本にみえ 後漢の時代=2世紀=には星が恋人となり6朝=3世紀= 
には年に1回デートすると本に書かれるようになります                
これが飛鳥時代=7世紀=に日本に伝わり それが日本に古くからあった棚機津(たなばた
つめ)の信仰といっしょになったのだといわれています 当夜 雨が降れば 牽牛と織女と
会うことができない都の考え方は 中国流に対して 雨が3粒でも降らないと七夕さまが 
天の川を渡ってしまい疫病神を生むという祓いの行事としての古来日本の考え方であり  
青森「ねぶた」 秋田の「竿灯」も 七夕祭ですが もともと夕方神を迎え 翌朝罪汚れを
神に託して持ち帰ってもらう行事でした 最近まで各地に七夕には 水浴したり 髪を洗っ
たり 井戸さらいをしたり 七夕馬を作り七夕小屋でお祭りをして豊作を祈ったそうです 

 七夕には里芋の葉の露で墨をすり笹竹に吊して願いことを書いたのは 最近のことで  
手習いが始まり普及し 習字が流行ってからとモノの本にでているようです       
 何はともあれ いい夢の実現を短冊にお書きいただき祈願してください        
  

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  時の記念日

  

 6月10日 時の記念日は 時間を尊重 厳守し 生活の改善 合理化などを   
勧めることを目的として 大正9年 生活改善同盟会が提唱したそうです      
 日本では 天智天皇の671年4月25日に初めて水時計が設置され 鐘鼓を打って
人々に知らせた史実「日本書記」にちなんで制定 4月25日は 太陽暦に直すと  
6月10日にあたるところから この日を記念日にしたそうです          
 昔は時刻を呼ぶのに12支の子 丑 寅 卯 辰 巳 午・・・を使ったり    
9つ 8つ 7つ 6つなどと呼んだりしたところから 昼の12時を 正午とか  
おやつの時間を おやつというのは昔の時刻の呼び方の名残です          

 ところで 当店では 今現在 約100個以上のチクタクと ゼンマイで    
動く時計が 稼動しています 当店は 牛肉料理を商いとさせていただいて    
おりますが 明治には文明開化で いろいろな近代化がなされ 牛肉文化と    
ともに時計文化も導入され 100余年現役の当時華やかなる最新式のマシン   
=八角時計もすっかり 日本風土に馴染んでいます ゼンマイ時計の魅力は    
何と言っても ゼンマイを巻くとき 時刻を合わすときにあります        
クオーツ時計は少々放っていても 勝手に動いて心少なく ゼンマイ式は     
そうはいけません ゼンマイ巻くとき 時刻合わせのとき「今日も動いてーな」  
と語りかけ心通わせるところにあります 修理入院の30余個も近く現役復帰します

ご来店の時 こちらにお越しのおり ご覧くだされば幸甚です          

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 伊勢の春は桜に始まります 神宮神苑 宮川堤 倉田山公園 御幸通りと市内あちら 
こちら一斉に咲き競い 神宮では下種祭(げしゅさい)=田植えがはじまり 外宮の  
曲玉池湖畔では 木々が深緑に栄え13000平方メートルの池に1700平方メートル
の花しょうぶ園には「伊勢」「江戸」「肥後」の3系統250種2000株が 白 紫 
薄紅色の花をつけます 見頃は5月中旬です                    
写真がないので見ていただくことはできませんが 同じ頃『なんじゃもんじゃ』の花も 
真っ白な花を咲かせ まるで雪が木々の上に綿帽子を被せた状態になりますので    
昔の人は あれはなんじゃ?と言ったところから通称「なんじゃもんじゃ」で 本名は 
「ひとつばだこ」昭和5年岐阜県から曲玉池湖畔に移植した 見頃は5月下旬から   
6月上旬です この緑おおいこの頃は 伊勢は落ち着いた自然を見て頂けます     


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  伊勢路を舞台 伊勢音頭恋寝刃 (いせおんどこいのねたば)  

                    沖林一郎 



 油屋騒動の立役者と言えは、古市の大妓楼の一つ油屋に抱えられた[お柑] 
と名乗る遊女でございます。                       
騒動が起きたのは今から200年も前の寛政8年の事で、当時油屋には部屋持 
ちの遊女24人、部屋を持たない遊女24人、禿(かむろ)14人、仲居10 
人と女人(にょにん)だけでも72人も居たそうで、如何に妓楼であったかゞ 
伺えるのでございます。                         
 その年の5月4日夜に事件が起きました。宇治浦田町の医者であります孫福 
斎(いつき)が馴染みのお紺を相手に酒を酌み交わしていましたが、偶々お紺 
が阿波の藍(あい)商人らに別座敷に呼はれて中座(ちゅうざ)し、ながなか 
部屋に戻らないので斎は頭に血が昇り荒れ狂い死容2人、負傷者7人、合わせ 
て9人斬りの殺傷事件となったのでございます。              
斎は逃げ切れすに同月14日、浦田町の藤波神主(かんぬし)座敷で自刃して 
しまいました。この騒動はお伊勢参りにござった人々によって、各地に喧伝  
(けんでん)され大坂には三日後に伝わり中座の座付劇作家近松徳叟(そう) 
の作った[切宝年菜種実](きりたからどしなたねのみ)が上演されました。 
人気に勢い付き筋書きを修正・改題したのが[伊勢音頭恋寝刃]で寛政八年七 
月に大坂の角座で上演したのが大当たり大喝采を博したのでございます。   
 大まかな筋立ては孫福斎は恩師(おんし)の福岡貢(みつぐ)となり、恩人 
のため刀を捜すうち油屋で殺傷事件を引き起こします。お紺は貢の恋人となり、
貢の捜している刀の折紙[鑑定書]を悪人の徳島岩次から取り戻すために、貢 
に愛想すかしを装い協力する健気な女人として登場してございます。     
 古市の芝居小屋でも文政12年に上演して大喝采を博したようであります。 
 天保9年には浄瑠璃化して今でも文楽で上演され、芝居は東西の歌舞伎座で 
演ぜられております。一度ご覧になっては如何でございましょう。      
 お伊勢参りの折りに古市に立寄られ、面影は残っていませんが大妓楼の油屋 
跡に佇(たたず)まれ、往事(おうじ)を偲ばれるのも宜しかろうと存じます。
近くの高照山大林寺こはお紺と斎の比翼塚(ひよくづか)[相愛の男女を共に 
つた墓]が、芝居役者の坂東彦三郎と実川延若によって建てられ、墓石がその 
儘(まゝ)にのこされてございます。                   
 昔の川柳に[伊勢参り 大神宮にも ちょっと寄り]という句が残されてい 
ますが、なかなか味わい深い名句でございます。              
 縷々(るゝ)文字を並べましたが、一度と言わず二度までも伊勢路にお越し 
願うて、伊勢の珍しい町かど博物館を見たり、美味しい食物の数々を味合うの 
も一興かと存じます。                          
伊勢で古い暖簾の商人は皆様のお越しを、お待ち申し上げる次第でございます。


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       日本の総氏神 伊勢神宮            



 日本にはたくさんの神社があります その中で一番貴いのが全国民の総氏神と 
いわれる伊勢の神宮=正式には『神宮』です=昔から お伊勢さんと親しまわれ 
昨年ご鎮座2000年を迎えた皇大神宮(内宮)は 私たち日本人の祖神であり   
太陽にも例えられ 生命の源を お授けくださった天照大神 と 約1500年前  
ご鎮座になったと豊受大神宮は 天照大神の食事を司り日本民族の主食の    
お米を初めする衣食住 ひいては全ての産業を守っていただく豊受大神をおまつり
し 神宮はこのお宮を中心として14の別宮 ほか125の神社からなりたって   
います また 今から約1300年前から20年に一度の式年遷宮(125の社は    
言うに及ばず 全ての神の宝 調度品を新たにし 神様を神殿にお移り頂き   
新たな光を仰ぐおまつり)は平成5年の10月すみましたが 今年こそ よりよき 
活力を頂き 平和で安全な生活が営める様新年の参宮 参拝で 授けてください 
 お帰りには 倉田山の神宮美術館・神宮の博物館「徴古館」産業の博物館「農業
 舘」天照大神の導きの神「倭姫宮」も ご観覧下さい そして 当店の    
しゃぶしゃぶ すきやき あみやきの牛肉料理で新春のスタミナをつけてください


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