2005年が始まりました。

 ついに新年を迎えた。去年を振り返ってまだ十数時間しか経っていないのに、8760時間後にはまた新年を迎える。実際にこの時間が短いと感じるか長いと感じるかは、その人の生活による。ただ一つ言えるのは、このことは私が昭和や平成という呼び方を使いにくいと思っていることとは関係のないことであるということだ。

 私が年を表すときはたいてい西暦を使う。それは、年を計算で使う場合に、西暦の方が計算しやすく、都合がよいからだ。これはコンピュータにとっても同じで非常に都合がよい。どちらかというと和暦の方が都合が悪すぎるだけなのであるが。何故都合が悪いのか分からない人は、いつ平成が終わるか、平成の次は何なのかを考えれば自ずと答えは見えてくるだろう。しかし、西暦の方が使いやすいというの実際の所ほ、ほとんどの人がそうなのではないか。

 例えば昭和41年生まれのおじさんがいるとする。今この人の年齢がパッと分かった人はよっぽど暗算が得意な人か、和暦に相当興味のある人、そうでなければ昭和41年生まれの人であろう。さて、この人はもちろんお察しの通りの年齢なのであるが、年齢一つ計算するのにもこれほど手間取ってしまってただ大変でしかない和暦を何故使うのか。いや、どれほど使われているかは定かではないが、少なくとも使われてはいるだろう。

 和暦を使うのはここが日本だと言うことを示す為なのか。そういえばこんな話がある。アメリカに住んでいる人には、日本という国をちょんまげの侍がいて着物を着た女性が踊っている国だと思っている人が結構いるらしい。これは聞いた話で実際はどうか分からないが、無理に日本のイメージをねじ曲げた結果がこれなのではないか。間違ったイメージを植え付ける必要は無いのではないか。アメリカで放送されると言われていたCMの中にはゲイシャ、フジヤマが映っていたが、日本とはそういう国だろうか。いや、絶対に違う。日本人の多くは洋服を着ているし、山よりも海の方が多いはずである。日本は車をはじめとして様々な工業製品が凄いらしいではないか。そこをのばしてもっと外国に今の日本を売って行くべきではないか。去年のいつ頃からか韓国が人気だった。日本の景気が悪い悪いと言いつつ、外国にお金を使っていてはいつまで経っても景気が好転するはずもない。そんなことでは日本を内側から・・・失礼。少し興奮してしまった、申し訳ない。とにかく、2005年はこの日本という国を、見直す年にしてほしいと思う。早くそうしないと本当に日本が沈みそうで怖い。

 む、新年早々こんな話をすべきでは無かった。たびたび申し訳ない。正月だからといってダラダラしたりお餅を食べ過ぎたりして太ったり、体をこわしたりしないように、気をつけて過ごされたい。いきなり仕事のある人は、頑張って下さい。


 最後に、あけましておめでとうございます。

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