今年を振り返って

 今年を思い起こすと、個人的に良いイベントはいくらかあったものの、あまり良かったと思える年では無かった。実際私に良かったと思ったからどうだ、というわけではないが。

 音楽はあまりふるわなかったように思えた。実際のCDの売り上げ枚数から見ても確かにいまいちだったようだ。私としても何度も聞き返したい曲がほとんど無い。全くなかったわけでは無いことをここで述べておく。まあ、私は元々音楽にもの凄く興味があるわけではないので、何度も聞き返したくなるような曲が少ないのはそのせいもあるのかもしれない。

 テレビは、バラエティ番組で取り上げられている内容やキャストが似通っていて、あまり見る気になれなかった。主な内容としては今年の前半が確か、茶などによる健康、後半が血液型による性格診断だったか。法律番組も今年か。あとはオリンピック関係に、若手お笑い芸人。たぶんそれくらいだろうか。オリンピックは4年に1度と言うことで、これほど取り上げられるのは許容範囲だが、茶などによる健康や、特に血液型別性格診断は何年か前にも同じことを言っていた気がする。それにしても同じテーマで同じ様な番組を何十本も作る必要は無いだろう。実際にそれだけあったかは知りはしないが、世間で人気のあることばかりを取り上げて、番組制作者たちはバラエティーの意味を取り違えているのではないかと疑わせるほどだった。

 ニュースは、今年の最初の方のニュースは覚えていないが、児童虐待や、少年による凶悪犯罪、おれおれ詐欺や、架空請求書、ネットを通して知り合ったものたちによる集団自殺。あとは、SARS、BSE、台風、新潟の地震。イラク自衛隊派遣問題に、韓流ブームか。細かいところも色々あるが、すぐに思いつくのでこれくらいだろうか。そうそう、さっきも挙げたがオリンピック関係。すでに日本を過ぎ去った話はSARSくらいでは無いだろうか。今年はいつまでも尾を引く話が多かった気がする。よく調べれば実際はそうではないかもしれないが私に分かるのはここまでだ。

 コンピュータ、特にパソコン周辺では、Blasterなどネットワークを通じて広がるウィルスがかなり流行った。それだけネットワークに接続されるコンピュータの台数が増えたということだろう。これだけ普及しても小学校や中学校の授業にネットワークセキュリティに関する授業が無いのが不思議なくらいである。そういえば一応ウイルスではないがWindowsXPのSP2も猛威を振るった。これは本当にそこらじゅうで話を聞く。パソコンも、これではまだまだ初心者に優しいとは言えないだろう。また一部ではInternet Explorer離れなども起こった。さらに、OSをWindowsからLinuxに変えるという動きも見られたそうだが、こちらは定かではない。ソフトウェア的には少し動きを見せたようだが、WindowsXPの次が発売されるのはまだ先なようで、非常に大きな動きは見られなかった。ハードウェア的にはメモリが新チップに、グラフィックカードがAGPからPCIEx16へ、ハードディスクがATAからSATAへ、など、その手の人たちにとっては大きく見えるであろう動きがあったが、メーカー製品にはあまりその流れがあまり汲まれている様子はなかった。やはりコストの関係か、新規格には手が出しにくいのだろう。来年はマザーボードの新規格BTXや、それに伴うCPUなどの進化が非常に楽しみである。・・・来年なのかな?

 何か少し微妙な話を多く振り返ってしまったが、これは管理人の癖だからと許していただきたく思う。新しい年を迎えつつ、晴れた気持ちのまま2005年を過ごせますように。(^^)

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