「禁煙外来」の開設について」
  喫煙は、慢性閉塞性肺疾患や肺がんなどの呼吸器疾患だけでなく、動脈硬化を基盤とするさまざまな病気の危険因子となります。「禁煙外来」は、このような喫煙をすることによる健康被害を予防し、健康的に暮らすために喫煙をやめたいと思っている方を支援するための外来です。
  タバコをやめたくてもやめられないのは、喫煙者の意志が弱いのではなく、ニコチン依存症という一種の薬物依存症の状態になっていることが原因です。過去に、精神論的方法で禁煙を目指された方の多くは、自助努力だけではどうしても失敗率が高く、「禁煙は難しいもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思います。
 当院では、禁煙を目指す方々のお手伝いをさせていただくための「禁煙外来」を開設します。また、禁煙外来では保険診療の範囲内で補助薬などを使い、負担を少なくタバコを止めることができます。
当面は、下記のとおり「禁煙外来」を実施いたしますので、禁煙をしようとお考えの方はぜひご相談ください。
 
 1 名称    禁煙外来     
 2  診察日    毎週月曜 14:00~16:00
*原則予約制となります
 3 担当医     内科担当医
 4 開設日    平成26年5月19日(月) 
 5 お問い合わせ    町立南伊勢病院
℡0599-66-0011 
 
 --memo--
【慢性閉塞性肺疾患とは】 
慢性的に気道が閉塞し 、肺への空気の流れが悪くなり、気管支や肺などに障害を生じる病気の総称です。その最大の原因の一つがタバコで、代表的な症状は、息切れ、咳や痰が頻繁に出ることなどで早期発見が難しく完治することができない病気です。この症状が進行すると日常生活に大きな支障を与え、時には命を奪う原因にもなります。
 ホームへ戻る