家庭医療および一般内科を専門とされる先生へ 
   町立南伊勢病院では、現在、常勤医師を募集しています。
当院には家庭医療や一般内科に造詣の深い先生のご活躍の場があります。
当院でご一緒に勤務いただけませんか?
 また、現在は専門医として勤務され、これから家庭医療、一般内科を志される先生も大歓迎です。当院は家庭医療専門医を目指す三重県地域医療研修センター(METCH)  へき地医療後期研修プログラムの研修施設です。先生の専門性をわれわれにもご指導いただき病院の診療機能向上にもご協力ください。


 当院のある南伊勢町は、三重県の志摩半島の南端に位置しています。当町は、人口約14,500人、高齢化率は40%を超えており、県内でもっとも高齢化がすすんでいます。このような地域の中で、当院は一般病床50床で運営し、常勤医3名はすべて内科に属し、外来、病棟診療、在宅診療、地域ケア、一部教育・研究に取り組んでいます。
 外来診療については、常勤医は1コマ半日あたり約25人の患者を担当し、医師1人が週5コマを担当しています。患者層は、高齢者がほとんどです。非常勤講師による外来診療としては、外科、整形外科、神経内科、皮膚科の診療があります。
 病棟診療は、常勤医が1人あたり10~15人の入院患者を担当しています。一般病棟としての運用となっていますが、医療が継続的に必要な長期入院の方もみえます。処置は必ずしも多くはないですが、救急救命処置、中心静脈カテーテル、胸水穿刺、腹水穿刺、腰椎穿刺、超音波検査、内視鏡検査など担当します。
診療領域は、内科全般、1.5次までの救急医療、健康増進と疾病予防、高齢者のケア、終末期のケア、リハビリテーションなどです。
 常勤医として当院での診療を行う場合は、併存疾病が多い患者の主治医として、外来・在宅との連携、脆弱な高齢者・認知症患者の身体・生活面の総合評価、心理社会的複雑事例への対応、地域連携を活かした退院調整、癌及び非癌患者の緩和ケア、リハビリテーション・廃用症候群の防止などのマネージメントが求められます。また、委員会への参加を通じた院内の安全管理・診療の質の保障に関わります。
救急医療は、伊勢市、志摩市に高次医療機関があるため、主に町民およびかかりつけ患者のための1次~1.5次の救急を24時間体制で提供しています。24時間体制での運用にあたっては、大学や伊勢市、志摩市の高次医療機関などからの手厚い当直診療支援を受けています。
在宅診療については、現在20数名の訪問診療を行っており、その患者に対しては臨時往診や急変時の対応も可能な範囲で行っています。ご本人・ご家族の心構えがおありの場合には、在宅看取りにも対応しています。
地域ケア活動として、園医・学校医、産業医、医療・福祉に関する啓蒙活動をしています。
教育活動については、大学の卒前地域医療教育、研修医の地域医療研修、家庭医療専門研修の指導を行っています。研究活動は、三重大学からの非常勤講師が主となって行っています。
 
   
 連絡先  町立南伊勢病院 山添
   ℡:0599-66-0011
   E-mail:yamaq○jichi.ac.jp
(スパムメール防止のためE-mailは、「@」の部分を「○」で表示しています。)
 
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