風洞


風洞[ふうどう]{wind tunnel}

 空力性能を実験するためのトンネル状の施設で、内部にファンが取り付けられていて風を起こす。車の場合は、路面との関係も重要であるため、ムービングベルトで動く路面も再現する。

 10年ほど前は、1/4サイズの模型を使用するのが主流だったが、近年は1/3は当たり前で、1/2や1/1サイズも用いられるようになっている。しかし、風洞の建設には10〜20億円かかると言われ、財政的に厳しいチームは大規模な風洞を独自に持つことは困難なため、そのようなチームは外注することとなる。

 空気には粘性があり、物に沿って流れようとする。これを利用して圧力差を作り、利用するのが空力であるが、模型を小さくすると速度に対する粘性の比も変わってくるため、正確な値が取れない。そのため、できるだけ実寸に近いサイズで、さらに実際に近い条件でテストできることが望ましい。このことが、風洞を大型化させている要因である。

空力



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