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みかん園の四季
会員の方々と当地を結ぶのは、それぞれオーナーになっていただいているみかんの木。
春の開花から秋の実りまで、四季折々のみかん園の様子や作業についてもご紹介します。

【春】
春4月、暖かい日差しを受けて、みかんの木は花芽や葉になる新芽がわずかに 顔をのぞかせ始めました。この時期の作業は垣の刈り込みや雑草引きなど、 よく陽が当たるように環境を整えることが中心となります。もうひとつ、 新芽の出る寸前の作業は薬剤散布です。害虫や病気から木を守るためには、 殺虫剤、殺菌剤などの農薬散布は欠かせません。一般には年数回以上行い ますが、ふるさと園では必要最小限に止め、収穫の済んだ12月末と4月 上旬の2回。もし、どうしても必要となればまだ実が小さい梅雨明けの頃に もう1回。ですから実ったみかんはほとんど無農薬、安心して召し上がって いただけます。そして5月、みかんは白い花をいっせいに開き、段々畑は 爽やかな甘い香りに包まれます。
【夏】
初夏6月、枝一杯の白い花が散ってみかんの木はその後にグリーンの可愛い子房を のぞかせています。直径4から5ミリ、みかんの『素』です。これが7月下旬には 径15から20ミリ10月には6から7センチもの大きさになります。といっても、 『素』が全部実になるわけではありません。6月中に約半分が自然に落ちてしまい、 さらに7月下旬から8月下旬の間に数回に分けて『摘果』という作業で落とします。 みかんは葉25枚から30枚に1個成るのが理想的といわれ、発育不良のもの、 陽当たりの悪いもの、虫がついたものなどをひとつひとつ手で摘み取って良い実に 養分が均等に行き渡るよう調整してやるわけです。夏のもうひとつの作業は下草刈り。 5月半ばに刈った後も雑草がどんどん繁るので、6月下旬・九月中にも作業します。
初秋10月、摘果もほぼ終わった山腹の段々畑では、艶やかな緑色の実が枝をしなら せています。直径6から7センチ、月半ば頃まではまだ大きくなり、色づき始まるのは 下旬から。ふるさと園には約300本の成木がありますが、同じ温州みかんでも皮の 薄い早生種と、しっかりした皮で包まれている晩成種では収穫の時期や収穫方法が 異なります。後者は一度に採取しますが、前者は普通早く色づく木の外側の実から、 3回ほどに分けて収穫します。同じ木のみかんでも枝の位置によって味が違う、そんな 自然の妙をお試し下さい。
        
【冬】
次秋の実りに向けて
晩秋の収穫から2ヵ月山腹の段々畑では冬肥脈剤散布そして枝の剪定と来年の秋の実りに 向けて作業が休みなく続けられています。剪定は2月後半から3月にかけて。枝が込合わ ないように、また時の内部にまで陽が差込むように、伸び過ぎた枝先や弱った小さい枝を 間引いたり次の年に枝を若返らせるために切り戻しを行います。3月半ばには、新芽を 付けるための春肥も施します。美味しいみかんを実らせるポイントになる施肥は、葉を 茂らせる窒素分、実を育てるリン酸分などを1本1本木の調子を見ながら調整配合し6月 末にもう1回施します(夏肥)。
【秋】
みかん狩りスケジュール
(日付はH2実施のもの、例年ほぼ同様)
11月 1日 早生みかん採取開始
11月 6日 みかん狩りご来園可否のご連絡締切
11月11日 バーベキューの集い(収穫祭)
11月20日 早生みかん全収穫可能、みかん発送開始
11月30日 早生みかん採取終了
12月 1日 晩生みかん採取開始、全収穫可能
12月20日 晩生みかん採取終了、みかん発送終了




みかん苗木の世話
『みかんの木のオーナーとして収穫までの作業を実際に体験したい。と思っていてもなかなか出かけられなくて』というお便りをよく頂き、10周年を迎えた平成5年の記念式典に参加された会員の皆様に温州みかんの苗木をプレゼントしました。八号鉢植えの1年生苗で上手に育てれば花も咲き実も付けることができます。折々の管理の方法は会誌[はまぼう]で紹介しましたが皆さんの苗はその後順調に成長しているでしょうか?もし枯らせてしまった人の為に反省の意味を込めてここに掲載します。

1年生苗木の水やり
ベランダか庭先に置いて世話をしながら1年間は枝や葉の成長を観察して下さい。水やりは雨のかからない所なら夏はほぼ3日に1回、冬は1週間から10日おきに乾き具合をみてたっぷりと。肥料は園芸店で売っている油粕を5月末、7月半ば、9月半ばに鉢の隅2、3ヵ所に置いて下さい。アブラムシがついたらスプレー式の殺虫剤で処理して下さい。1年後には2年生苗ですので立派なみかんが実ります。

配布から4ヵ月目。伸びかけていた『春芽』が夏の間に成長し、大きくなった事でしょう。枝によってはその上に薄緑色の『夏枝』が伸び始めているかと思います。この『夏枝』は来年2、3月ごろ切り縮めます。一方『夏枝』が出なかった今年生枝には、花芽がついて秋には実が成るかも。楽しみです。さて、冬越しの世話ですが肥料は9月半ばから10月初めに油粕か化成肥料を鉢際3ヵ所ほどに置いたら、冬の間は必要ありません。寒風が吹きさらさないなるべく日当たりの良い所に置いて、1週間から10日おきにたっぷり水をやって下さい。
2月後半から3月にかけての世話に剪定があります。切るのは、昨年の夏から伸びた薄黄色の『夏枝』。その前に伸びた緑色の『春枝』との境から3センチほど残して切り縮めます。こうすると今年すぐ下から3、4本の『春枝』が出て、来年の春に花がつくのです。一方、『夏枝』がつかなかった昨年の『春枝』には、この春花が見られるかも。葉の付け根にワキ芽が動いてくるのは4月10日頃、それが花芽なら、1週間ほどで形がはっきり分かるほど膨らみます、よく観察して下さい。3月半ばには、新芽を付けるための春肥も忘れずに。鉢際2、3ヵ所に油粕か化成肥料をやり日当たりのいい場所に置いてやって下さい。
4月、いよいよ花芽や葉になる新芽が少しずつ動き始めます。丸く膨らんでくれば花芽、『ネズミの手』のような形になれば葉芽。光を充分に当てて水も3日おきにたっぷりやって観察して下さい。開花は場所によって多少違いはありますが、大体5月半ば頃。小さな花ですが爽やかな良い香りがします。5月初めと6月半ば頃には春肥と同様に油粕を鉢際にやって下さい。また、この時期にはアブラムシ、カイガラムシなどの発生が多いので見つけたら殺虫剤あるいはブラシなどを使って早目に駆除します。葉や枝がススをかぶったように黒くなる『スス病』は、これら寄生する虫の排泄物を栄養源として菌が繁殖し発生するもの。害虫を駆除すれば自然に消滅します。なお、まだ鉢の植え替えや土替えの必要はありません
5月中旬に開花したみかんの木は、今『春枝』がぐんぐん伸びていることでしょう。この時期、木に勢いをつける意味で大事なのが施肥です。6月半ばになったら油粕を中心としたチッソ肥料をいつもより幾らか多めに与えます。葉の伸び方、葉の色を観察し、7月半ば頃に適量をもう1回、それで肥料は止めです。一方『みかんの素』は、開花後2週間ほどの間に徐々に自然落果します。残った子房が目立って大きくなるのは7月に入ってからで8月中旬にはビー玉ぐらいに。その時、たくさん着いていたら摘果が必要です。9月初めまでに小さいもの、密集して着き過ぎているもの、傷ついているものから順次摘み取り5から6個に減らします。何十個着いていても欲張っては駄目。今年は、樹全体で5、6個が実るのが限界なのです。
猛暑と日照りが続く夏鉢の水を切らさず管理するのは大変です。もし実が着いていたらこの木は極早生ですから10月上旬には黄色く色づき、採りごろとなるでしょう。10月半ばから後半には、どこ木にも油粕か化成肥料をいつものように施して下さい。冬の間の世話としては元気の良い木に育てるのにはまず欠かせないのが、充分な日光と水です。室内でなく、なるべく日当たりの良い戸外に置いて1週間おきぐらいにたっぷり水をやってください。ときどき葉の裏を見てアゲハチョウの卵を見つけたら殺虫剤をかけるか指で取り除くなどの注意を払って下さい。
2回目の春を迎えるみかんの木。昨年実が成った木も成らなかった木も3月下旬になったら肥料を与えます。その後はほぼ1ヵ月半に1回の間隔で11月10日ぐらいまで、葉の色や枝の伸び具合を観察しながら、調整して施肥します。一度に沢山やり過ぎないように注意が必要です。また、2月後半から3月にかけて行う剪定は9月頃から勢いよく伸びて全体のバランスを崩している枝があったら、切り返す程度でいいでしょう。去年、実が10個以上も成った木は、成った枝を幾本か間引いた方が立派な芽が出てしっかりした木に育つと思います。鉢の木が固くなっている場合は、今の土に腐葉土を半分加えて根鉢毎植え替えて下さい。木を大きく育てたい方は、大きな鉢に替えるとよいでしょう。作業時期は3月20日頃です。水は少しずつ度々でなく、やる時は充分にやり、乾いたらまたやる、という風に。また強い北風や霜は大敵。今ある葉を大事に、出来るだけ落とさないように育てて下さい。





やっと水が引けました。へっぴり腰で放水するのは、中島幸一氏。


袋一杯のみかんの前で記念撮影。「オレンジ」と発音すると笑顔になるよ!

お父さんとお母さんは仲良くみかん獲り
お嬢ちゃんとボクはVサイン。





上手にハサミが使えてるのかな?お姉ちゃんが心配そう。

 

西睦司さんから戴いた苗も元気に育っています。

 

訪れた会員さんをいつも農園に案内してくれる東八郎さん(通称『ハチオジ』、確か漫才師にも似たような名前が、エイトマンの本名もそうだった筈)。「自分の木のみかんの出来が悪いようなら、遠慮しないで相談して下さいよ。」と仰っています。さすが、正義の味方8マン。
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