11冊目〜
ロビン・ウィリアムス主演作品紹介第一作目。
アンドリュー
2000年度ビデオ化
■ストーリー■
有る一家が購入したお手伝いロボット「アンドリュー」
子供達に二階から落とされた事を切っ掛けに彼は自我を持ち始める。
彼の可能性をのばそうとする主人。
そして彼に心を許す末娘。
やがて時が経ち、年老いてゆく人々。
アンドリューの運命は?
そしてリトルミス(末娘)との関係は!?
■色々と■
主演のロビン・ウィリアムスですが、なかなか出てきません。
主人公のアンドリューが人間の外見を手に入れるまであくまで「ロボットの外見」だからです。
■感想とか■
内容的には「自我に目覚めるロボット」という良くあるお話です。
手塚治虫の漫画を読んでいた世代なら「ロボット三原則」とかピクピクと反応してしまいますね。
結局はロボットと人との壁をどう乗り越えてゆくのかというパターンです。
主演のロビン・ウィリアムスの表情豊かな演技が魅せます。
ロビン・ウィリアムス第二段
奇蹟の輝き
2000年初頭ビデオ化 主演・ロビン−ウィリアムス
■ストーリー■
運命的に出会い、結婚。
二人の子供に恵まれ幸せに暮らしていた家族に悲劇が襲いかかる。
まず子供二人が事故死。
数年後やっと落ち着いた頃、夫がまたもや事故で死ぬ。
夫は妻の元を離れ天国へ行く。
そこで先に亡くなった娘と出会う。
そのころ全てを亡くした妻は遂に自殺してしまう。
自殺した者は、自分の死に気付かず永遠の苦しみを自らに課すのだ。
夫は自らの手で妻を救い出すべく「地獄」へ向かうのであった。
■感想とか■
映像が綺麗です。
天国の絵の世界の表現がCGを使って見事に表現されています。
ストーリーの方も泣かせる展開で、私は「息子」との再会シーンで泣きました。
逆にラスト近辺はやけにあっさりしているかな?
「お父さんが母さんを救った言葉」というのも、もう少し引っ張って使えばもっと良かったかも。
ロビンウィリアムス3
グッドモーニングベトナム
かなり古い
■ストーリー■
軍のDJクロンナウアーが移転してきたのは最前線ベトナム。
そこで繰り広げられるアメリカンジョーク満載のラジオ放送。
良く思わない上司、ファンだという将軍。
そこで彼は一人のベトナム女性に一目惚れをする。
彼女を追いかけて付いた先は「英語教室」だった。
ちゃっかり教師に入り込んだ彼は、得意のトークで大人気。
彼女の兄と友達になりデートも出来た。
しかし戦争はどんどん悪化し、遂には彼の行きつけのバーがテロで破壊される。
愛と戦争の行方は…。
■感想とか■
名作らしい…けれどアメリカンジョークが殆ど笑えなかった。
ロビンがまだ若い。元気!
私は吹き替え版を見たのだが、この作品に限っては字幕版のほうがいいだろう。
雰囲気でDJシーンは流すべきだね(^^;
ラストは非常にあっさりしていて「え?コレで終わりなの?」という感じです。
有る意味何も解決していないまま終わるので消化不良。
息抜きにアニメ
魔装機紳サイバスター
漢字あってるかな?
■ストーリー■
主人公安藤ケンは未曾有の東京震災の復興を行うべく作られた団体、通称「DC」に入隊する。
復興作業中、突然現れた巨大ロボット。
それに対抗すべく武装化してゆくDC。
やがてケンとその仲間達はそのロボット、サイバスターのパイロット「マサキ」と出会う。
マサキより聞かされた真実と武装化が進むDCに嫌気が差した彼らはDCを脱走し富士山中の「秘密基地」へ向かう。
DCとサイバスター、そして他の魔装機神の戦いの果ては!?
■感想とか■
魔装機神原作はゲームなんですよね。
私自身は「スーパーロボット対戦シリーズ」に出てくるマサキしか覚えがないのですが
後にスーパーファミコンとプレステで魔装機神オンリーでゲーム化されてます。
どうやらこのアニメはその名称や舞台設定の一部とメカデザインを使用して作られているようです。
前半の感想は話しは面白そうだけど「マサキ」がダサイ。
後半はもうめちゃくちゃです。
まず「絵柄」がバラバラ。
23話くらいだったかもうアップの絵が非道すぎて泣けてきます。
次にシナリオライターのせいか絵コンテのせいか台詞やお話が低レベル。
21話を例にすると「魔装機神」を倒すために湖の底で罠を仕掛けるという話なんですが。
それまでサイバスター一機に十体以上の軍団がボロクソにやられているんですよ。
で、その前の話(20話)で3体目の魔装機神まで現れています。
で、その作戦ですが「湖の底で潜水艦が救難信号を出しているとみせかけておびき寄せ攻撃」という物なんですが。
1,後々「一体づつ片づける作戦だ」とか敵が言うのですがどこに「一体づつおびき寄せられる理由」があるのですか?
2,水中にある機雷ですが威力が弱すぎて全く効いていないのですが?水面に出る水柱の小さいこと小さいこと(w)
3,その攻撃に合わせて敵メカが攻撃をするのかと思いきや機雷の爆発が終わった頃「そろそろ攻撃開始」って言われても…。
4,その上、敵メカはたったの一機(;´Д`)
5,次に敵側のダラスってのが「あいつは水のマソウキシンだぞ!水の中で勝てるわけがない!」とか言うのですがそれ以前に一機では勝てないでしょう。
6,せっかくダラスがそう言ってくれたのにいきなりサイバスターが間に入って戦いが決着します。おいおい。
秘密基地もすっかり見つかっているのに敵は大した攻撃をしてきませんし、リューネの言動はちんぷんかんぷんですし。
最終話の前にマサキが死ぬ(?)ところなんて大笑いできますよ。
どんっと車から人を助けるようにケン達を押して自分は「全速力で逃げながら」マイクロブラックホールにすいこまれます。
マイクロブラックホールは「円形」に広がる訳ですから(指向性じゃない)「どんっ」と突き飛ばしても意味がない訳です。
まさに「てめぇ!殺す気かっ!」とケンは叫ぶべきですね(^^;
実はこの作品、一巻に2話収録という最近の商売優先パッケージで14巻の予定だったのですがなんと
最後の二巻だけ4話収録になって二巻縮小されました。
さもありなん…。
ただ一つ評価出来る部分が有るとすれば、EVA以降続いている「勘違い謎だらけで終了アニメ」の群と違い
ちゃんと白黒つけている所は良いですね。
TV未放映のオリジナルのお話は薬にも毒にもならない物でした。
EVAはAirまでは非常に面白いアニメだと私は思っていますけど最終話はフォローしようがありませんね。
(「いまそこにいる僕」とかはその点EVAの影響を受けた最低レベルの作品の一つですね。)