1冊目〜


前書き

一冊目を考えていてふと思う・・・。
既に二ヶ月が過ぎているので今年になってかなりの小説を既に読んでしまっている!
・・・そうか、別に読んだ本をもう一度読んでまとめれば良いんだ。

ところでこの先の紹介文や感想文はあくまで「私には」という論点で書いて行きます。
もしかしたらあなたの「面白い」と思った本を「つまらない」とかくかもしれません。
その場合は遠慮なくその本の面白いところ、私の間違いを指摘してください。
見方を変えるだけで面白くなる物語もあるはずです。
それでは行きましょうか。


さていきなり初っぱなから本ではありません。
実は上記文章書いてから今まで10日あまり小説を一冊も読み終わっていないのです。
予想外に仕事に手間取って余裕がなかったというのは言い訳です(^^;

では第一弾は何なのかと言いますとズバリビデオで見た映画です。

金田一少年の事件簿2 殺戮のディープブルー

1999年度作品 原作・天樹征丸 さとうふみや(漫画版作画)

■ストーリー■

南の孤島に作られた大型観光施設ディープブルーアイランド。
そこは太古の昔海に沈んだ海底遺跡の眠る島。
オープン前のその島で起こるテロ。
次々に殺されてゆく人々。
テロリストを束ね指揮するキングシーサーの正体とは!
囚われの金田一少年達の運命は!

ディープブルーアイランドに隠された悲劇。


■色々と■

金田一少年を知らない人のための解説(^^;

主人公「金田一 一(きんだいち はじめ)」
彼はかの有名な名探偵 金田一耕助の孫である。
一見さえない高校生であるが、一度難解な事件に巻き込まれるや
祖父譲りの名探偵ぶりを発揮し数々の事件を数々解決してきたのだ。
決めぜりふ(?)は「名探偵といわれたジッチャンの名にかけて!」である。

■感想とか■

いつかは書こうと思うが、原作の方は既に読破済みである。
漫画じゃなくて小説で出ています。
で、そのあとがきで作者が
「映画版と小説版は初期プロットこそ同じだけどトリックとか全て別物になってましたので楽しんでくださいね」
と書かれていました。

実際「トリックが全く違う」どころか「舞台と初期設定以外別物」になってました。
ココまで違う「原作と映画」は初めてみた。
なんと言っても「犯人さえ違う」のですから。

それでも原作を読んでいないとわかりづらい所も多々ありました。
一番勿体ないなぁと思ったのは明智警視(金田一のライバル)の活躍が殆ど画面に出てこなかったこと。
原作のほうでは明智と金田一の動きがシンクロしていて良かったのですが
映画版の方は肝心のテロリストの一人、MIKOTOとの絡みも無いに等しく寂しい。
テロリスト達の動機付けも薄く「推理物」としての出来はけして良くはありません。
その部分では原作で補った私と原作を読んでいない人とはかなり意見が変わりそうです。

ところで「2」というからには「1」もありました。
オペラ座館新たなる殺人。
こちらの方は原作とほぼ一緒です。
原作と違うのは犯人の動機となったある人が死んだ理由くらい。
映画はアニメということでお子さまでもOKな用に「レイプされ云々」という内容が無くなってます。
おかげで「そのくらいでは自殺しないよな」と思ってしまったくらい・・・。
またいつか取り上げるかもしれません、


さて・・・二回目も本ではありません。
実は上記文章書いてから今まで色々してました(;´Д`)

ホーリーマン

2000年初頭ビデオ化 主演・エディーマーフィー

■ストーリー■

商品の売り上げを上げないと首になる!
落ちこぼれ通販番組プロデューサーが出会った男、その名は”G”
Gの話術に全てを掛けて彼を番組に登用する。
しかし彼は商品をほっぽりだし・・・

涙と笑いに彩られたドラマの行方は?



■感想とか■

とにかくしゃべりまくりの映画ですね。
休む間もない。
エディーマーフィーといえばビバリーヒルズコップetcのイメージが強いのですが
全く違う演技で驚きです。
ナッティープロフェッサーとかは見ていないので私が古いのでしょうか?

この映画、基本はコメディーなのですが最後は見事に締めくくってくれます。
アメリカ映画らしくちょっとあっさりした感じですけどね。


かなり間が空きましたが・・・三回目も本ではありません。
実際小説はなんさつよんだかわかりませんが・・・。

ジャージーデビルプロジェクト
THE LAST BROADCAST

2000年5月くらい 主演・無名の人でよくわからん

■ストーリー■
アメリカのケーブルテレビ番組が人気回復のため
インターネットで視聴者から寄せられたアイデアを元に番組制作に乗り出す。
その内容は「伝説のジャージーデビルを見つける」というもの。
番組メインキャストの二人+音響+案内人、自称超能力者のジムの四人で
ジャージーデビルが居ると言われる森に向かう。
しかし、4人の内ジム以外の三人は惨殺されジムは犯人としてつかまる。
有罪となりその後、彼は刑務所内で謎の死を遂げる。

映画はその事件の真相を残された彼らの撮影テープを元に解明していくという内容。



■感想とか■

パッケージのあおり文句は「あのブレアウイッチプロジェクトに酷似した内容の作品がブレアより前に上映されていた!」というもの。
たしかに似てる、臨場感や本物臭さはブレアの方が上だがけして見劣りするものではない。
実はブレアはまだ3/4しか見てないんでラストがどーのとかは比較できないけれど。
ただブレアが完全にホラーな感じで進むのに比べ、LBの方は人間の犯罪をにおわせてラストまで進む。
その点ではホラーじゃなくてサスペンス映画ですね。
あとこのタイトルの「ジャージーデビルプロジェクト」ってのはどう考えてもビデオ化する際に「ブレアとの比較で話題になったからこのタイトルにしよう!」と決まった事は明白だね。
映画中のタイトルはラストブロードキャスト(最後の報道)のみだしラストはそのタイトルの意味が分かる終わり方でしたし。

ホラーが苦手な方もサスペンスとしてみれるので安心ですね(w)


四回目も本ではありません。
え?いい加減にしろって?ごめんなさい(ノд;)

今、そこにいる僕

TVアニメ

■ストーリー■

ある街の少年が煙突の上で少女と出会う。
そしてその少女を拉致しようと襲いかかる謎の集団。
少年はそのララ・ルウという少女と共に異世界へ連れ去られる事になる。
その世界は乾ききった戦争の絶えない世界だった。


■感想とか■

うーん、これはとても「痛い」話です。
見るまではイメージボードとか見て「小さな街で繰り広げられる物語」(暴れはっちゃく系)だと思っていました。
しかし一話以外全て異世界、荒廃した世界で寂しい限り。
戦争の悲惨さとかを表現したかったんだろうと思いますが何か違う感じを受けました。
あとララルウと間違えられてアメリカから連れ去られてきた少女サラ。
この子の悲惨さと最後の扱いはあまりにわざとらしくてちょっと「救い」に成ってないんじゃないかな。
最近のアニメに多いのですが結局最後まで異世界の事は殆ど解らず終わりますね。
EVAの悪い意味で影響を受けているんでしょう。
それだけじゃなく全12話とか13話とか短すぎてせっかく作り上げた設定が消化仕切れていないのでしょう。
聞いた話だと放送3日前にやっとアニメーターがUPしたアニメも多いとか。
もちろんそれから撮影、チェック、編集・・・監督とか作画監督とか何もできませんよね。


連続して書いています。

DTエイトロン

TVアニメ

■ストーリー■

遙か未来。人々はそのDNAに異常をきたし太陽の下で生きながらえることが出来なくなっていました。
現状を打破するためにはDTと呼ばれる完全対のDNAを持つ人間を捜し出さねばならない(8種類かに分かれている)
そんな世界で子供達はドームの中で厳重な監視下におかれその意識さえも制御されていた。
あるときその子供達の一部が外にある世界にあこがれを抱きドームからの脱出を試みる。
たった一人下界に出られたシュウはそこでドームの外で細々と生きる人々とであうのであった。



■感想とか■

はっきり言って・・・駄作。
最終回が全てを台無しにしてますね。
まぁ主人公のシュウ自体がまんま「碇シンジ」ですし「何を考えているんだろう、コレ作った人たち。プライド無いの?」と思った。
性格だけでなくキャラの絵自体もシンジってのは問題外でしょ。
次にエイトロンという存在。
人工衛星からビームで発射され、ソコにある機械製品を分子分解して再構築して作られたヒーロー(?)ですか。
彼はなぜ生まれたか。そして何故彼を呼び出す事が出来るのか全て謎。
最終回、最後の最後にまったく役立たずってのもダメすぎ。

以下ネタバレ注意

最終回、大津波が宇宙脱出を目指す子供達に襲いかかります。
必死に脱出しようとするも間に合わず最後にDTさえ持たない少女が木ぎれに捕まって大海原に一人残されて終わります。
もちろんあんな大海原に残されても(それまでの話を見る限り水がすぐ引く可能性はない)彼女は死ぬだけです。
DTも持ってないから生き残ってもすぐ死にます。
宇宙にその前に脱出した一部がいるものの彼らもDTが1つしか無いため死に絶えるでしょう。
まったく何一つ解明もないまま、何一つ救いもなく終わるこの話が駄作でなくて何だろう。
最後の宇宙脱出に全てを掛けた主人公達の意味は?
他に漫画版があるのですがそちらでは何かしら解決がなされていますか?知ってる人情報求む。


続いて駄作とは言いませんが・・・。

見たのは去年ですので一部おかしな所もあるかもね。>名前とか。

聖ルミナス女学院

TVアニメ

■ストーリー■

ひょんな事から祖父の経営する女学園の学園長(?)をするハメになった主人公
その主人公に「自分だけ女の園にいくなんてずりーぜ!」といってついてきた悪友。
しかし二人が学園を訪れて以来起こる謎の失踪事件。
実は祖父も失踪したのだ。
生徒達は次々目の前で消滅してゆく。
いったいこの学園で何が起こっているのか!



■感想とか■

テーマは凄くおもしろそうですよね。
実際テンポもいいしかなり面白かった。
最終話を除けば(またか!)
そう、失踪事件の全ての謎が解き明かされる最終話、誰もが期待を胸に見たでしょう。
しかし・・・。

以下ネタバレ注意。

そのまんまやないけーーーーーー!!1
というのが見終わった私の感想でした。
祖父は白骨で見つかります。
多分自殺、というか死を目前にして森の中(?)で死んだのかな。
で、失踪の方はこの祖父の意識が作り出した逃げ場だそうです。
抑圧されたりした生徒達の逃げ場所。
そこは時間の流れも違う・・・。
だから今は行方不明の生徒もその内帰ってくるよ、安心だね、てへへ。End。

いいんですか?それで。
仮にも失踪事件、生徒には親もいるし学校だってそれではやっていけないでしょう。
それに最後の方になるとほぼ「無差別」に人を飲み込んでませんか?その空間・・・。
危険すぎます。
演出、シナリオ構成いかんではかなり盛り上がった最終回をつくれたかもしれませんがそれがダメです。
あれのどこで感動したり感銘受けるんでしょう。

あ、白骨は船の中だったかも(w)なんせ半年以上前に見たようなモノですから。
感想は今でも変わらないけれどね。


いとうさんに「オススメのも書いてね☆」と言われたので(w)
今日借りてきて早速泣きました・・・。

おばあちゃんの思いで

劇場ドラえもん

■ストーリー■

いつものように野球でへまをやり落ち込んで帰宅したのび太。
ゴミ捨て場で大事な思いでのぬいぐるみ「くまちゃん」を見つけ大掃除をしていたママに食ってかかる。
部屋に戻ったのび太は大事そうにそのぬいぐるみを直そうとする。
そのぬいぐるみは今は亡きのびたのおばあちゃんとの思い出の品だった。
のび太は「一目でもいいからもう一度おばあちゃんに会いたい」とタイムマシンで過去へ旅立つ・・・。

■感想とか■

出だしのわざとらしいのび太の優しさを表すようなゴミを拾う部分は置いといて(;´Д`)
最初ののび太がドラえもんにおばあちゃんのことを語るところでまず涙が出た。
いけない・・・この作品はヤバイ・・・泣くところじゃないのに。
おばあちゃんの顔、優しすぎます・・・。
藤本さんの最高傑作でありましょう。
ドラえもんの大人向け名作劇場前作ののび太の結婚前夜はかなりアレンジが入っていましたが今作はあそこまでいじってない気がします。
犬がいっぱい出てくるところは「ちょっと大げさ」とおもうけどね(^^;
あとのび太の家って坂道の上だっけ(w
ドラえもんはやっぱり私にとっては別格です。


又、駄作とは言いませんが・・・。

ゴジラ2000(ミレニアム)

お正月映画(w)

■ストーリー■

上陸したゴジラが地球支配(?)をもくろむ悪の(笑)宇宙人と闘う。

これ以上説明は不用かと・・・。



■感想とか■

平成ゴジラシリーズは人がなんと言おうと好きなんです。
やはりゴジラは悲しい悪役なんですよね。
で、今作。
前回デストロイアに倒され(違うけど)ジュニアがゴジラとして目覚めるというアメリカ映画のようなありきたりな終わり方をしたゴジラ。
今回はそのジュニアの話なのか?とおもったら・・・よく分かりません。
ええ、登場する人たちは全てゴジラを知っているようで対策をしたり、動向を見極めようとしたりしているのですがそれ以外の説明は皆無です。

ゴジラのデザインに付いてはどうですかね・・・メリケンゴジラは論外としても平成よりはかっこよくないな。
てゆーか顔平たすぎます・・・ワニみたい。尻尾も細すぎ。
静止画では怖いのですが映画の中ではどうも威圧感が感じられません。
役では阿部寛がいい味を出しているのにもったいないラストだしなぁ。

ストーリーも上に書いたとおり「子供向けアニメか?」というレベルだし宇宙人もあれほどの科学力をモチながら「太陽エネルギーがないと動けなかったんだ!」などと馬鹿げた説明をされる始末。
宇宙を長距離飛んでくるような、それもあんなに丈夫な宇宙船がそんな行き当たりばったりな1燃料機関なんですかヽ(´ー`)ノ

出だしから宇宙船が出るまでかなりいい感じだったのに非情に残念です。

あと凄く気になったのが以下。

特撮がちゃちい。ガメラの方が数段上を行っている。
特にゴジラと背景とかの重ね合わせが輪郭見え見えで最悪です(;´Д`)
あとゴジラが攻めてきて完全避難が終わっているはずの地区なのに電気がつきまくり!!
付けて逃げたのではなく、前日や昼間避難させたはずの地区であんなにこうこうと電気がついては・・・。
宇宙船(フルCG)の重ね合わせ&CG自体がだめすぎます。

次に、いろいろなところで有名人、芸能人がゲスト(?)出演しています。
電話をしていたり、ゴジラを見ておどろいたり・・・しかし不自然です。
かなり多数が「ゴジラだから出たい!」みたいなかんじで出ているのですがそれまで動きがあったのにその芸能人を解るように写すためそこで動きが止まります。
台詞も非情に不自然で演技もダメ(;´Д`)

ラストバトルが全然意味が分かりません。
とってつけたような台詞の嵐です。
簡単に言うと、戦争映画で敵を何十人も殺してミサイル打ち込んで大笑いして凱旋後「せんそうはいけないんだよ」とそいつが言う位変です。

はっきり駄作だと言っていいんじゃないかな・・・。

新ガメラ三部作に嘱されて作られた気がするミレニアムは結局ガメラの足元にも及ばない作品に成ってしまいました。


オススメは二ページ目からということでご容赦を(^^;

ガンドレス

超問題作映画

■ストーリー■

民間のバウンサー(バウンティーハンターの様なもの)が軍の横流し事件に巻き込まれ
テロリストや軍と闘う。



■感想とか■

劇場公開時未完成で上映されるという前代未聞の珍事を引き起こした映画です。
今回、完全版ということで遂にビデオ化。
で、感想はというと・・・。

アニメレベルは映画なのに一昔前のレベル。
いや、シーンによっては二世代前(;´Д`)
キャラもシーンによって顔が違うしねぇ・・・。

脚本も見ている方が恥ずかしくなる様な内容で、台詞間のつながりも変です。

この内容で「劇場版」だと思うと辛いですね。
同じ場所のシーンを別の方向から写すシーンではキャラの場所が変だ。

マシンも格好悪いしそのマシンの動きはコマ送り君。

いやぁ、予想以上のモノですね。

他詳しくは
http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/99/99032801.html
を見ていただけるとわかるでしょう(^^;

コレによるとビデオは八月に発売されているはずなので結局むちゃくちゃ延びたのですかね。
http://kawara-ban.plaza.gaiax.com/
TOPはここです。
私の映画情報の一端は此処で見ています(^^;

あ、最近はアニメといえばCGですがこの作品にもラスト付近でやっと一世代前レベルのCGが出てきます(w)


オススメは二ページ目という予定を覆し

シックス・センス

話題作・映画

■ストーリー■

子供精神カウンセラー(?)のブルースウィリスは「幽霊が見える」という少年のカウンセリングを行う。
最初は信じていなかった彼だが、だんだん心かようようになる。
そして少年がその壁を乗り越えたとき・・・。



■感想とか■

まず冒頭
「この映画には秘密があります。その秘密を絶対に口外しないでください」
と言うことが出ます。
最後の最後ので初めてその意味を知ります。
まさに「あ、そうだったのか!」

借りるとき「他に見るものないしかりとくか」程度だったのですが
かなり予想外に面白かった。

一見ホラー映画なのですがそれほど怖くないです。

内容が内容なので(秘密にする必要がある)あんまり書けないけど、
「必ず二度目を見たくなる」
私はレンタル期日時間ぎりぎりに見たため返さなければならなかったのだけど
また借りてくるつもりです。

その「秘密」を知った後、もう一度見ると・・・。



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