私が本を読み始めたのは、とゆうか小説を意識して読み始めたのは小学校のころでした。
図書館で読みまくりましたが記憶にのこってるのは2つ。
1.海底2万マイル と 本物のサンタと偽物のサンタが戦う(それも富士山で)とゆう話。
このサンタの方はすごく記憶に残ってるのですがタイトルとかは忘れてしまいました。
とにかくこの頃がわたしの第一期読書時代です。
第二期読書時代は「宗田 理」(そうだ おさむ)さんの「ぼくらの七日間戦争」から始まります。
映画化され見に行きその帰り友人と「この原作読んだことがあった」という話になり、帰り道買って来て読みました。
映画が凄く陳腐なものであったことがわかり、この頃から角川の映画は腐っているという(笑)思いが生まれました。
それ以後、宗田さんの本をほぼ全て読み(凄く古い物は手に入らなかった)つくした。
その後、「ぼくらシリーズ」と銘打たれてからは彼の作品は駄作とかす。
きつい言葉かも知れないがそれまでの彼の「じっくり」と取材に基づいて書かれた作品とは同一視は出来ない。
角川が売れた作家を無理に働かせているのか?とも思ったが、真相はわからない。
ともかく、これにて第二期読書時代は終結する。
そして、小林弘利に出会う。
その日、私は図書館で借りた「銀河英雄伝説」を全て読み終わり次の獲物を探しに学校帰りに三宅書店なる店によった。
ぼへら〜っとスニーカー文庫の棚を見る。
新刊・・・特に読みたいものはない。
その時、何故か目についた本、それこそが小林弘利さんの本であった。
それがその本のタイトルだった。
多分、小山田いくさんの「ウッドノート」を読んでいたせいもあって「バードウォッチング」という言葉にひかれたんだろうと思う。
しかし私がこの本を買い求め、そして読破するとは自分自身が信じられないことでした。
とゆうのも、「私は決してシリーズ物の本は途中から読まない」からです。
これだけが今でも不思議なこと、私の不思議体験No.1です。
そして私は一気に読みました。
最後のシーンで涙が出るのを感じました。
それから彼の作品を買いあさる日々が始まりました。
のか?
<文章中の言葉の説明です。>
*小林弘利さん
ジュブナイル小説の期待の星、アニメや映画の脚本なども勤める。
*宗田理さん
社会派から推理まで鋭く書かれていた作家。
彼のコンゲームとよばれる小説群は素晴らしい。日本のコンゲームの代表であろう。
*ぼくら シリーズ
「ぼくらの七日間戦争」を初めとしたシリーズで、現在どれだけ出ているかは買ってないので不明。
2作目の「ぼくらの天使ゲーム」まではよかったんだけど・・・。
それ以降はお子様向けで、納得がいかない部分も多く鼻につく、悲しい。
*スニーカー文庫
角川書店が発行している文庫名。
ジュブナイルとしては富士見ファンタジア文庫、朝日ソノラマ文庫等に次ぐ豊富さ有り。
角川内部紛争によって主婦の友社の「電撃文庫」に作家を奪われるも、最近復帰。
*小山田いく(おやまだ いく)さん
主に週刊少年チャンピオンに連載を持っていた漫画家。
最近は大人向けのチャンピオンJackやホラーコミックに進出中。
代表作に「すくらっぷブック」(全11巻)「マリオネット師」(全11巻)「迷い家(まよいが)ステーション」(全5巻)「ウッド・ノート」(全8巻)等がある。
社会風刺的な作品有り、自然を愛する心が伝わってくる作品有り、あたたかい。