153.去年の正月

 去年の正月はなにかしら忙しない、落ち着かないお正月でしたよ。妹が結婚するんで、向こうの家が挨拶に着たり、すぐ帰りましたけれど。あんまり長居しないタイプの家みたいで、盆に1軒30分単位で親戚回りをしていたら目を丸くしておったそうですが、このときも3分くらいでお帰りになられました(笑)。

 親戚中がなぜかそわそわと浮き立っていましたよ。楽しいような寂しいようなねぇ。

 しかし、まさか、この2週間後に親戚が大集合するとは思ってもみなかったのであります。そう、叔父逝去。

 向いの正月は、スケジュールが決まっていたものでした。元日は本家、2日は里帰り、3日は同窓会。毎年こんな感じ。このごろは3日の予定がなくなりました、みんな結婚してそれどころじゃないようです。

 さて、今年はどんな正月になりますやら。

154.胃腸風邪の恐怖

いやぁ、胃腸風邪って話題になったノロウィルスのことだったんですねぇ。現在、鋭意治療中です(笑)。

ご飯がね、食べられなくなるんですよね、これにかかると。二口も食べたらもう・・・腹が張って吐くかげっぷが出るか。後は下痢ね。おかげでむくんでた体が若干水分が抜けたようです。

 これに熱が出たもんですから寝てられないんですよ。気持ちが悪いか、関節が痛いか。

 うわぁ、風邪は怖いですよ。

155.伊勢市混乱す

休みのたびに雪が降る今年の2月。そんな中、伊勢市では「船が走らないよ」事件の真っ只中(笑)。

要は、4月から伊勢市からセントレアまで船を運航する予定だった会社が「やっぱりできません」と言ってきたのです。

 そもそも、伊勢市からセントレアまで直行便で繋ごうという感覚が理解できなかったりしたわけですが。だって松阪にも津にも港あるんですよ。そこまで行けばいいだけの話ですよ。大体、南勢地方から飛行機に乗りに行く人間なんて何人いるんでしょうかね。つまり「採算性度外視、費用対効果考えず」な事業なわけです、はっきりいいますが。

 ハー・・・、何でこんなことはじめたんだろう。代わりの会社見つかるのかなぁ。

 ちなみに、議員が市長に詰め寄ってますが、事業予算を認めたのはあなたたち議員だってこと忘れないほうがいいですよ。恥をかきますから。

156.取調べは公開すべきか?

警察の取調べが映像や音で記録されるような話になってます。「捜査の透明化」ということです。

確かに、踏み絵させたり、無理やりゲロさせたりってのは、いかに国家権力でもやりすぎですから、こういうお話は出てきますでしょうね。証拠が残るのに暴言暴力振るう馬鹿はいないでしょうから。

しかし、「劇場化される取調べ室」って、本当に真実が語られるものでしょうか?「高圧的に出てこない」という前提なら、私なら黙秘します。なにがなんでも。「自白が一番の証拠」なのは間違いないですからね。目撃者は見間違うし、物証はいくらでも作れます。状況証拠なんていくら揃えたって「やってません」の一言で終わり。

無罪天国か?しかも、裁判員制度がもう目の前にまで来てますよ。「してないのに・・・・」と涙でも流したら「一般人の心証」ってどっちに傾くんでしょうね。

陪審員制のアメリカではうっかり捜査官が「人種差別」なんてした日には無罪になっちゃいますから。無実ではないにしろ、ね。

なんにしても、せいぜい一生懸命考えてくださいな。ルールの無い人民裁判なんてこちとら御免ですからね。

157.判決出る出る

秋田児童連続殺人、夫バラバラ殺人、光市強姦殺人。巷で話題になった事件に次々判決が下されましたね。特に前二つは去年の話題を独占てな感じでしたが。

光市の事件については、来るべき裁判員制度も含めて注目してたんですがあとの二つは、アリャいつの間にって感じでした。

しかし、夫をバラバラに切り刻んだ事件の判決については、思う部分がありましたね。曰く「精神鑑定は、検察弁護人双方とも「心神喪失」であったため法的責任は問えないといっている。でも、アリバイ工作や死体遺棄などやってるから、責任能力はあるはずなので懲役」。

精神鑑定の効力ってのが今日のニュースでも問題視されてましたし、最高裁も「極力鑑定書は採用したほうがよい」というような判決を最近出しました。でも、理性を保ったままの犯罪ってありえるのかい。特に殺人。そこがいまいちわからん。そもそも、「心神喪失」なら罪に問われない、というシステム自身がおかしいように思う。幻覚や幻聴の上で殺されるってのがたまらない話ではありますよ。でも捕まらないんですよ。なんかおかしいよね。

大丈夫かな、裁判員制度・・・。

158.ガーデニング

 イワヒバを買ってきました。いわゆる「古典園芸植物」というやつです。ありていに言えばシダですな。

岩に張り付いて生活する植物なんだそうで。普段はクシャクシャのシワシワになってます。水をやってもあんまり元気になったようにも見えません。枯れてるんじゃないかと思いつつも、世話をしていると雨の日に一気に広がります。もうそりゃ「君たちは本当にやる気が出にくいのね」と感心するほどです。岩に張り付いてるからなかなか水分摂取できないんでこういうことになるんだそうな。冬になると冬眠しますしね。たいしたもんです

やり始めると面白いですよ、古典植物。

159.墓場の鬼太郎

 小さい頃から見てますから、やっぱり鬼太郎は正義の味方であってほしいとは思うんですが・・・。それでも「ゲゲゲと墓場はどちらを見たほうが良いか?」と聞かれれば、小さい子はともかく、「墓場の鬼太郎を見たほうが良い」と答えます。

 髪の毛針は飛びませんし、ちゃんちゃんこも「妖力の源泉」でしかなく、下駄にいたってはリアル履物です。仲間の妖怪って言えばねずみ男くらいです。ねずみ男もゲゲゲに比べればえげつなさは半端無い。人のよさももってるんですけれどもね。

 何せ鬼太郎が世話になった水木家を不幸にする話から始まりますから、お子様向けではないんです。いわゆる「アンチヒーロー」なんです。

 かかわれば不幸になる子供、それが鬼太郎。だけれど、それが面白い。

160.無差別な人たち

「『職場に行ったらツナギが無かった』『交際のことで親に怒られた』『就職の相談に親が乗ってくれなかった』ので、誰でもいいから殺したり、バスをジャックしてみました。」・・・・・・・あほやろう、こいつら・・・。

そんなことで、あれだけの事しでかすのならば、だ。私は前科百犯だよ

というか、よく思いついたなぁ、そんなこと。真似はできんな。東京裁判で東条英機の頭をはたいた大川周明だってこんなことはしないよ、多分。

まぁ、世の中物の弾みでことを起こしちゃう人間もいるんでしょうが、やる相手は選ぶほどの理性は持ってようよ。誰もほめてくれないんだから、正確に恨みを晴らしたらいかがかね?

161.五輪狂想曲

日本国民が、高校野球も政治も不景気も忘れてテレビにのめり込んでいた近代五輪北京大会。猫も杓子もメダルメダル。外国人力士が大麻所持で捕まろうとも、某覇権国が小国に軍事介入しても、国恥記念日(笑)が来ようとも、みんなまったく知らない顔。

そーんなに騒ぐことかいなぁ・・・?小生にとっては「終戦記念日」なるもののほうが、日本にとっては重要だと思うんだがなぁ・・・。

「終戦特番もしないなら戦争の話や宿題なんぞ出さなきゃいいのに・・・」従弟の言葉です。蓋し名言。

4年に一遍だからみんな浮かれちゃったのよねぇ。4年したらロンドンであるし、8年後には東京であるかも。確かに日本選手は頑張ってましたし小生テレビを見て応援もしましたけれどもさ。ちゃんと15日正午には黙祷しましたよ。母方祖父からの大事な教えですもの。ご飯食べてても箸を止めて家族全員黙祷。

「何でも一生に一遍。結婚式でも中一1学期の中間試験でも」父の言葉です。極論ですが今回はうなずけます。

162.政権交代?

まぁ、福田さんの辞任劇はびっくりしましたよ。何してくれてるの?ってことでね。安部サンのときとはまた違って、今回はねじれの経験を踏まえてますから。辞める必要なかったんですよ。解散すればいいんで。でも「解散する気がない」とか言ってましたね。

申し訳ないが解散する覇気のない総理なんかイラン。総理大臣は解散して何ぼ。三木武夫も福田赳夫も鈴木善幸も解散させてもらえずに大平正芳や中曽根大勲位に嫉妬メラメラやったわけですよ。

そして後釜は予想通りの麻生さん。かの有名な吉田茂の孫にして、大久保利通の玄孫。組閣に当たって、鳩山一郎の孫を入閣、というちょっとしたブラックユーモア(笑)がありましたが。思ったよりもご祝儀支持率も伸びませんでしたし。

さっさと、補正を通して解散すべきでしょう。

民主党が好きなわけでも自民党が悪いとも思いませんが。一回政権交代という緊張感を国民に持たさないとだめですよ。たとえ、結局やることは一緒であっても・・・ね。

163.どーんと行けるかな・・・・

伊勢市に安土城が建っております。かなり離れていても晴れれば黄金の瓦が日に照り輝いているのがわかります。「戦国時代村」の目玉でありました。ここで森乱丸のドラマが取られたこともあります。「安土桃山文化村」に名称を変更しました。ゆるキャラっていうんでしょうか、「にゃんまげ」とか言うキャラクターもおります。今は「ちょんまげ村」っていうんですかね。

まぁ、あんまり流行ってはいないみたいです。でかの大将こと萩本欽一氏が再建の助っ人として登場しました。

テレビで特集やってみてましたけれど、まぁ、閑古鳥が鳴いてましたよ。鳴いてくれりゃいいですけれど、いたのかどうかさえも(苦笑)

でも、そこにいる皆さんは一所懸命何とかしようとしているのは、よく伝わりましたよ。「8年でブロードウェイみたいにするんだ」欽ちゃんは言います。無理じゃないかな?と思います。伊勢ですから(笑)でも、そこを目指していくのは必要なんだと思います。毛利元就は言いました「天下の主になろうと思って始めて山陽山陰の主になれるのだ」と。

昔同級生が役者で働いてましてね、今いるのかはわからないんですけれども。まだいるのならもう一度頑張ってしてほしいと思います。小学校の頃からああいう役者の仕事したいって聞きましたから。欽ちゃんには頑張ってほしいと思います。

164.裁判員制度

なんかもうじき、最高裁判所から手紙が来る人がいるらしいですね、悪いこともしてないのに(笑)

裁判員候補に選ばれましたよぅ、という、本当に余計な通知が来るんですよ。当然、選ばれたかどうかは言っちゃいけないんですけれどもね。まぁ、こなかったといいたい人のほうが多いはずです、きっと。

 できるわけないじゃないですか、いきなり重大犯罪の審理なんて。しかも、被告人の前に顔出しするんでしょ?やりたいかやりたくないかッテ聞かれたら「やりたくねぇよ(怒)」の人のほうが多いはず。痴漢事件とかならやってもいいかな、とは思いますけれども、死刑とかはねぇ・・・。

 「北海道の事件を福岡県で審理しました。裁判員は他県の人です」ってならやる、という人も出るかもしれませんよ。でもねぇ、知り合いとかは嫌じゃないの?

 司法を国民に身近に、か。国民審査でいいんでないの?そりゃ確かに、浮世離れした裁判官の判決が理解不能なときってあるんですけれど。一応客観的に物見てるのかな?て感じはしますもの。違憲訴訟は思想出まくってるけれどもさ(苦笑)

 だから、統一地方選挙かなんかに、高裁の裁判官とか地裁の裁判官とかの審査したらいいんです。その際かならず、「この事件の裁判ではこういう判決を下しました」とかちゃんと広報するんですよ。地裁はイイか、一人やし。高裁はすべきと思うな。地方レベルで。管轄の自治体でしたらいいんだもの。