107.日本が動いた

 年末に日本が動きました。一つは自衛隊という「軍隊」を海外に出すということ、一つは凶悪犯罪で逃走中の少年も公開捜査するということです。サヨク人士、天賦人権至上主義の人たちにとっては「異常事態」かも知れません。

 前者について。普通の国かどうかはともかくとして基本的には「賛成」です。例え民間人でも自爆テロする人は突っ込んできますよね。現に国連も赤十字さえもやられましたよね。どうせ、誰でも彼でも突っ込んでくるんなら反撃できる人が行ったほうがいいな、と思います。何で「」つきなのかといえばかなり手足を縛って出しますよね。あんなのでは自衛隊も反撃しにくいですよ。かなり踏み込んだとは思うんですよ、相手が銃を構えてきたら撃っても良いんですから。でもまだ甘いような気はしますね。命を的にしにいくような条件なら出さないほうがよろしい。彼らは命を捨てるのが仕事ですからね、ただ命を捨てさせるのはそれこそ命の無駄遣いです。なんにしても自衛隊を敬意を持って送り出したいなと思います。

 後者。これは・・・・・今ごろなにしてんだよ()と思いますねぇ。もっと早くからやるべきだったんじゃないんですか。はっきり言ってしまえば「間違って人を殺めた大人」は公開されて、「確信犯的に人を殺めた少年」がのんべんだらり、いけしゃぁしゃぁと世の中渡ろうとしているのが勘弁ならんだけです。なにも万引きや何かで公開しろといってるわけじゃないんですよ。間違いなく少年がやったのがわかってるならかばう必要がないって事なんです。僕の感覚では裁判というのは「敵討ち」ですから、もっと少年も刑事裁判に出すべきですよ。

 とまぁ新年早々物騒な話をしてしまいました。

 

108.同窓会

この正月は忙しかったですねぇ。いつもなら親戚周りで終わってしまうのですが今年は高校の同窓会がありました。私は高校を出て10年以上経つんですねぇ。20代最後の年にみんなが同窓会を開こうというのが嬉しかったですよ。みんなどんなになってるんだろうか?そこに興味が行くものですが、いざ皆に会ってみると、スーっと10年前に戻っちゃうんですよねぇ。体型も変わった人もいるし老け込んだ人もいる。独身貴族を気取ってる人もいれば今度何人目の子供が生まれるなんて人も。でもその人の前にあって「久しぶりやなぁ〜」という一言が出た瞬間、皆制服を着て馬鹿をやってた頃に戻っていくんですよ。

会社員、公務員、自衛官、プロ野球選手なんてのもいる我が同期、4分の1くらいしかこれませんでしたけど北海道や上海から来たのもいたりしましてなかなか面白い会でした。

記念写真をクラスごとにとるのですが、「1年のクラスで撮ろうや!!!」なんて声が出まして何クラスかは撮りました。もちろん我がクラスも撮りましたよ。皆が金屏風の前で並んでファインダーに入ったとき不覚にも泣きそうになりました。一年のクラスって言うのは理系文系なんていう区別のない本当に皆で楽しかったクラスでしたから。テストが終わった→打ち上げだ、なんて皆で遊んでばっかりいましたけど、それでも団結力ってのは凄いですね。3年のクラスはわからなくても一年のクラスは皆わかるんですから。

とても楽しい同窓会でした。でも一つだけ気になることが・・・・・。あの写真、もらえるのやろうか?

 

109.モスラを見て泣けますか?

私はゴジラが好きです。自分のお金を小遣いにするようになってから欠かさず見に行きます。そんな中で私の好きな怪獣が、モスラです。キングギドラも好きなんですがちょっとモスラには差をつけられた感じがします。

とはいいつつも平成のモスラはちょっと期待外れでありました。「ゴジラVSモスラ」のモスラは環境の使者ということもあってか「可愛い作り」になってたのでちょっと違和感がありました。「大怪獣総攻撃」でもモスラは蛾ではなくもはや「蜂」です。あれはモスラじゃない。何しろこの二つは飛び道具を使うのです。あれはいけない。モスラは触角からビームや、尻から針をだしてはいかんのです。

ところが今回の映画「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」のモスラは出来がよかった!!!なんといっても造形が明らかに初代モスラを模したものだった事が大きいでしょう。モスラはああでなきゃいけません。

それに加えて登場の仕方がまた良い。「ゴジラの骨を海に返せ。もし現れたらモスラは戦う」というのですが日本が拒否。そしてゴジラ上陸となるわけですが、主人公の甥(初代モスラに出た新聞記者の孫)がじいちゃんに聞いた「このマークを描けばモスラが来てくれる」というのをしり、「モスラが助けに来てくれる」と一生懸命校庭に机でマークを作るのです。それに応えて夕日を背に現れたモスラ、子供に向かって一つうなずきゴジラに向かっていくモスラ。そこを見た時思わず涙がポロっと。「何で約束を守るのか?」勝てるわけないんです。武器らしい武器もないし、何せ体が軽い。それでも飛べなくなるのを覚悟で燐紛を撒き散らしゴジラを追い詰めるモスラ。ここでまた涙がポロ。あれほど出すな、といってきたメカゴジラがやられたときにゴジラから庇って自分が打ち落とされるモスラ。そこで涙がボロボロ。

自分の子供達がやってきて親子の対面をしているときにゴジラの熱戦が子供達を狙う。それを庇って覆い被さるように子供を守り自らは焼き尽くされる。そこでもう号泣ですわ。親の死を見た幼虫モスラの目が青から戦闘体制の赤に変わってそこでまた涙がブワーッと。

今回の映画は主役はゴジラでもメカゴジラでもなくモスラです。

 

110.マリモな気分

最近休日を過ごしながら思うのですよ。「私はマリモ」って。

元々、何か休みにやるって人間でもないのですが、最近の休日は特にそう思います。日向でボーっと。何するでもなくゴロゴロと。空気の流れるままにゴロゴロ。暖かくなるとフワーッと起き上がって何かする。日が沈みかけると、また部屋にこもってゴロゴロと。

ま、現実のマリモは別に日が当たっていても水面に浮く事は無いようなのですが、私はこれをマリモ生活と呼んでいます。それでいいと思うんですよね。休みに何かしないのは勿体無いという意見も聞くのですがそんなこといってもボーっとしてるのがすきなのです。

皆さんもぜひそういう生活を送ってみましょう。きっと何か気づかなかったものに出会えるかもしれません。

 

111.男らしさ、女らしさ

 最近「ジェンダーフリー」と言う言葉をよく聞きます。「性差からの自由」という意味なんでしょう。男女同権、男女共同参画と同じように聞こえます。「男らしさ、女らしさという概念から自由になろう」と言ってるんだと思います。

 だけど、「?」と思うのです。男らしさ、女らしさってそんなに目くじら立てて否定するものなのか?あってもいいんじゃないの?なんでいかんの?そう思っています。

 私はお味噌汁作れますし、野菜炒めも作ります。洗濯もしますしね。別に女のやるべき事だなんて思った事はありません。もっとも面倒くさくってやってくれる人につい任せてますが(笑)男が子育てする、もっともな事です。女はうちにいるべきだなんて思いません。できる女性なら並みの男よりもっと仕事ができるから、そういう人は積極的に登用し社会のために働いていただきましょう。 

 でも。男らしく、女らしくをなくそうと言う点になればはっきりと拒否感を示します。男は子供を産めません。そのように体が出来てないし女性はそのために胎内に子供を10ヶ月も宿しなおかつそれをこの世に出せるという柔軟性のある体をもっています。女性は力仕事に適しません。そのように体が出来てないし男は子供を産めない分、力が出せるような体つきになっているからです。

「お母さんが食事に仕方をしてお父さんが新聞を読んで待っている」という絵を見せて子供に「どこがおかしいか」と聞くところもあるようです。なぜ「台風の日に雨戸を抑えて飛ばないようにするお父さんと心配しながら見ているお母さん」という絵を見せて「どこがおかしいか」とはきかないのでしょうか。どうも「男のする楽な仕事は女性にもやらせろ」という「女尊男卑」にしか感じられません。 

 それが世界の趨勢だ、と仰るならそれに従わんでもないですがね。町じゅう歩いてるのがシスターボーイにならないかと、血と心配ですな。

112.新採の人

 エー、うちの職場にはこの四月から大学出立ての子が来ています。今年大学を出たんですから私がはじめてランドセルをしょった歳に「おぎゃー」と生まれた事になります。若いですねぇ。初々しいとはこういうことを言うのでしょうねぇ。もうすぐ一月たちますので大分仕事のほうにも慣れてきてくれたようです。何事も初めてですから、一生懸命な感じがします。そこが又見習わなきゃなぁと思わせてくれます。

 私が大学でて就職した時、あんなにフレッシュな感じはしたのでしょうかねぇ?してないんでしょうねぇ(苦笑)。何せもって生まれて「老けて」ますから。若いという要素がないのですな、わたし。

 なんというかねぇ、若いってのが素晴らしいてのが良くわかりましたよ。私もせめて年並みに見せなきゃいけませんねぇ。何せ半白髪(笑)ですのでそこが老けて見える原因なのでしょうね。

 新鮮な空気を入れられて燃え上がる火のようにちょっとやる気が出た一月でした。

113.人を動かすもの

 一人の人間を心の底から一生懸命動かせるものは何か?それはやはり「信義」なんでしょうかねぇ。お金で動く人もいますね(笑)。欲で動く人もいます(爆)。

 お金も欲も自分を奮い立たせる一つのツール、だと確信しています。他人を動かすのにもっとも手っ取り早いものである、と思います。でも、その人は自分のためには動いてくれてはないですよねぇ。

 逆にそういうものはちっとも使わず威令と権力で押さえつけて動かす人もいます。でも、それもやっぱり自分のために動いてはくれてない。

人間てやっぱり自分が信じてくれるから、それに報いようとするんでしょうかねぇ。

威令もお金も否定はしませんが(むしろ簡単に他人を動かすには効果的)、でもやっぱり信じる心で人に語り掛けたいですねぇ。

少なくとも私はそういう人間でありたい、と思います。

114.月夜の晩

 今、綺麗なお月様が出ていますよ。こういう時に何か一句ひねりたくなるものなんですが、わざわざひねらなくてはいけない、ってことはあんまり感動もしてないのかな、とただ眺めています。漆黒の闇に静かに光ってます。その光がまわりの雲を照らし何ともいえず神妙な空気を出してますよ。

 平安貴族も戦国大名もこうやって月を眺めていたんでしょうかねぇ。久しぶりにしみじみと夜空を眺めてみました。片目を閉じてみてみると何か吸い込まれそうです。

 都会に住んでる人はこうやって空を眺めてもネオンの光で月の光って伝わってないんだろうなぁ。

115.人並みの幸せ、僕にください。

なにも贅沢な事は言いません。ちっとばかり幸せを僕にください。

朝、すっと起きられて夜ぐっすり寝られる。ご飯がおいしく、でも食べ過ぎない。呑みに行けば少しのお酒でほろ酔い加減。仕事もマアマア普通に楽しく、職場の人とも仲がよく。時間がある時はネット仲間と楽しく歴史や神社の話。そこそこ入れ込める趣味がある。休みの日にはほどほどの時間とほどほどのお金。強いて贅沢を言えば可愛い彼女がいたらいいな。

こうやって考えていくとほとんど叶ってるんですよね。案外、人生上手く行ってるのかもなぁ。

116.オリンピック

聖地アテネに戻ってオリンピックがありました。さて最終的に見てみると、バブリーなメダルを取りましたねぇ、我が国は。お家芸柔道と水泳、それに体操で大分稼いでましたから。なんていうんでしょう。メダルが多い事がこんなにも面白いとは思っても見ませんでした。参加する事に意義がある、なんてクーベルタンのオッサンは言ったらしいですけど、やっぱり勝負ですから勝って欲しいですよねぇ。そういう意味では満足できる結果でした。

期待はずれだったのが「長嶋ジャパン」でした。プロを並べて勝てないのならアマの方々に行って頂いたほうが何ぼかよかったんじゃないかと。選手が悪いって事じゃなくってね。

117.プロ野球

 なんかはっきりしない結末でしたねぇ。結局、オリックスと近鉄は合併するんですよねぇ。「オリックス・バッファローズ」か。応援せんな、多分。で代わりに入ってくるのがライブドアと楽天ですか・・・。二つとも入ったらやっぱり一球団半端が出ますよ。どうするんでしょ。その二つが仙台争奪戦を繰り広げる、と。なんか楽天がいけずしたようにみえますけどねぇ。そんなにライブドア気に食わんのやろうか。

 経営陣の運営能力のなさを露呈させた、と言う点だけでストは効果的でした。なんていうかねぇ前試合やらないくらいの意気込み見せて欲しかったですね。元々組合ってのはそういうものですから。どうも最近の組合は覇気がない。

 一番よかったのは某在京球団のオーナーが辞任した、ということでしょうか(爆)

118.台風避難顛末記

 今年は本当に台風の多い年でしたよ。私は行政の職員ですから台風なんて来るとヒヤヒヤものです。家族を置いて仕事に行かなきゃいけなくなるものですから。しかしいままでそんな目にあったことはありませんでした。

 ところが9月の末に来襲した台風21号。これでついに自然の恐ろしさを知る羽目になったのです。その日のお昼のことです。ちょうど昼食を食べに行くと帰り道の川がどえらい事がなってましてね。川は増水してるのは当たり前の事なのですが、その脇にある用水路の水が溢れてるのです。そりゃもう川の水面と変わらないところでした。「こりゃまずいね」と思いながらご飯を食べていると上司から電話が。「至急帰って来てくれ」いよいよきたか、そう思って職場に帰りました。

 職場に帰ると上司から「緊急課長会議で、何時に避難勧告を発令する。」とのこと。多分、わが町始まって以来の事でしょう。どうも川上のダムを全開した状態でダム職員が避難したらしいのです。ということはこのままの雨量なら危険水位を大幅に上回る事になるだろうと。流石に冷や汗が出ました。

 そうこうしているうちに、防災無線で「避難勧告」が発令。私は施設勤務ですから、直ちに館内放送で避難勧告発令を報告。しかし帰ってくれとはいえないです。かえって危険ですから。

 私たちもそこにとどまってる状態ではありません。直ちに本庁の人と一緒に避難所を開設しなきゃいけませんから。フロアにビニールシートを敷いて折り畳を敷く。受付机を置いて職員が交替で待機する事になりました。こうなると大変です。日常業務と避難所運営をしていかなくちゃいけませんから。「よその町は道が冠水した」とか「堤防から水が出てきている」という情報も刻一刻と入ります。何回か交代して勤務時間が終わると本格的に避難所勤務になるのですが、私はなんと0時からの勤務に。しかし私の自宅は勧告の真っ最中(笑)しょうがなく職場で待機していると、午後10時30分ころでしたか、勧告が解除され片づけをして帰ったわけです。

 この体験で得た経験をもとにお願いを少ししておきます。

まず勧告が出たら素直に避難される事をお勧めします。聞くところによると勧告が出て5分で孤立したところがあったそうです。勧告が出て悠長に待っていたらもっとひどい事になるかもしれません。自治体は勧告と指示しか出しません。これ以上になると立ち入り禁止区域に指定して退去命令を出さざるを得なくなります。

そして避難所にいってまず自治体職員に言ってほしい事は「定期的に情報を流して欲しい」という事ですね。この程度のことは公務員ならわきまえているのですが、何せ非常事態です、忘れていることもあります。何せ対策本部が混乱してますから避難所の人間にも情報が入ってこないこともあります。多少せっついてもらったほうがいいです。

それと絶対に川には近づかない事。川に近づいた人だけが川に落ちます。発見されるのが海の上なんてことも多々ありますから、危うきにはくれぐれも近づかないでください。

多少は参考になったでしょうか。

119.役場から役所へ

エー、来年の今ごろは多分「町職員」から「市職員」になってるはずです。合併協議会で合併の日時が発表されました。

 この合併もかなり危ぶまれてました。うちの町長が合併相手の市の人件費が高いことに難色を示し、独自の案を出してかなりもめたのですね。果たして合併はありや否や?ぎりぎりの調整が続いていました。ようやくそれがまとまって「合併」と。

 その前に法定の合併協議会設立に関しても当町議会が議案を否決。町幹部5人が総辞職という異例な展開を見せました。

 そこまでしてもめた合併、ぜひとも新市はいい町になってもらいたいものです。