81.新春映画といえばゴジラですが・・・・

久しぶりに、ゴジラ映画を見てきました。ゴジラ・モスラ・キングギドラという東宝が誇る三大怪獣の揃い踏みという事でそれなりに話題には、なっていたんですけどもね。一応、私は4歳の時から22年来の「ゴジラファン」でございます。昭和59年のゴジラ復活には涙を流して喜び、「VSデストロイア」ではメルトダウンして東京もろとも溶けて炎上していくゴジラに敬礼を送ったほどです。が今回の映画ははっきり言って「?」でした。

ゴジラが凶暴になっていたのには一応の評価をします。主役の宇崎竜堂と新山千春にも別に文句をつけるつもりはありません。タイトルには出てないですがバラゴンがゴジラになすすべなく敗れ去ったことも納得しましょう。しかし!しかし、モスラが人を殺してはイカンよ。モスラは「平和を愛する極彩色の怪獣」でなきゃいけませんよ。小美人を取り返すためだけに東京を襲い、「モスラ対ゴジラ」では卵を守るために命がけでゴジラと戦い、「三大怪獣〜」ではゴジラとラドンを仲裁し「南海の大決闘」ではゴジラを軽くあしらい、「ゴジラ対モスラ(平成版)」でも毒燐粉のみでゴジラを封じ込める、東宝映画で「唯一ゴジラに勝てる怪獣」だったのに、今回は毒針なんぞを使った挙句に、なすすべもなく焼き払われたのですよ。納得いきません。

キングギドラについても納得がいきません。あの誇り高い「宇宙怪獣」が、何でよりによってヤマトを守る護国の聖獣なのか?いくら、自分に著作権があるからといって、そこまで、あの黄金の竜王のプライドを傷つけて良いのか!!!!ゴジラと並ぶ東宝のアイドル、「怪獣造作の極致」と称されるあのキングギドラが翼も開かぬまま登場し、挙句の果てに三本の首でゴジラを海に引きずり込むという体たらく。

来年、あんな映画作ってみろ!腹の底から笑ってやる。

82.成人式

今思えば、随分前ですなぁ、自分の成人式。今年も騒いで新成人=前科者になった人も多いようです。自分の成人式ってどんなやったでしょう?前日に昔引っ越した友達が泊まりに来て一緒に行った覚えがあります。会場では普通に受付して、中途半端な座席に座り、来賓の挨拶も軽く聞き流し万歳三唱して記念写真とった覚えはありますね。要は是だけのことなのですよ、成人式って。何で今の子供、失礼、新成人は我慢できないのでしょう?ま、携帯電話なんてまだ持ってる人少なかったしね。友人と仲良くお話してご飯食べて遊びに行くなんてのはその後にとっておいたほうが面白いと思うんですがねぇ。あ、そうそう。自分たちは伊勢神宮に参拝に行きましたよ。まだ15日が成人式の時代ですからね。どこもかしこもいっぱいでした。

いっぱい、振袖姿やら原色のスーツ着た人とかいましたね。男の紋付袴は私らの時は少なかったですよ。今は、キンキラキンの紋付で来る人いますね。ああいうのは作るのでしょうかね?借りるんでしょうかね?紋付袴はうらやましいと思ったけど、ああいうド派手なのは着たくないなぁ。後、振袖の似合う似合わないというのもありましたね。着る物は別にジーパンにセーターでもいいなと思うわけです。何も20歳になったからといって着飾る必要もないんじゃないかな?親としては子育ての集大成みたいなものですから、精一杯飾りたいのはわかるんですけどね。

そうそう、私達の時はいなかったけど当然、お父さんお母さんになっている人もいるんでしょうね。そういう人は学生やってる奴やノンベンダラリと過ごしている奴らよりずっと大人ですよね。そういう人は成人式ってあんまり自覚ないんじゃないかな?

成人式の記念品というのも、後でどうしたらいいかわからないものだったりします。うちはイチゴが名産なのでイチゴもらったのは嬉しかったんですけど。

ちなみに、私は成人式時点で19歳だったため、成人式の自覚が今ひとつ薄かったのでした。

83.伏魔殿の行方

NGOの出席に対して鈴木宗男・衆議院議員が横槍を入れたことに端を発した、国会空転の責任をとって、田中外務大臣と野上事務次官の首がとられました。私は別段、田中外相の支持者でも小泉政権の支持者でもありませんから支持率どうこうには最初から関係していないのですが、それにしてもこの顛末はどうだったんでしょうねぇ?田中外相は「圧力がある、と次官に言われた」と言い、事務次官は「鈴木宗男の名前なんか出ていない」と言う。当の鈴木議運委員長は「言った覚えが無い」とのたまい、NGOの大西代表は「鈴木に謝りに行けと外務省に言われた」と言う。電話をした局長は「記憶が無い」「言ったかもしれない」などと答弁が二転三転。こういうときには被害者の証言が一番真実をついていたりしているものです。この場合NGOの代表が「鈴木宗男議員から圧力があったと外務省に言われた」といっているわけですから。それが真相のような気がします。首を切られた三人の中で田中さんだけはかわいそうだなぁと思います。野上さんは「非常識大臣と相打ちなんて最悪」と言ったそうですから。彼に良識があったとは思えないんですがね。

それにしても外務省って言うのはそんなに国会議員が怖いんでしょうかね?「予算を取ってくるのは俺たちだ!!!」と言われておろおろするのはまぁ、わからない話でもありませんよ。どこの国でも地方政府でもこういう事は良くあるでしょうからね。それでもねぇ、それでも毅然として「ダメなものはダメ!」と突っぱねる気概は欲しいものですよ。

田中外相の首を切って一番得をしたのは誰か?言われるとおり族議員なんでしょうか?橋本派なんでしょうか?そうなんでしょうねぇ。かといって小泉さんがこれで死に体になるとも思えません。田中さんに問題発言・問題行動があったことは事実ですからね。言い方は悪いですが、「健康に良い(支持率が高い)からと言って栄養を過分に取る(田中女史を使いつづける)と体に悪い(政府がごたごたする)」とも思いますし。

緒方のおばあちゃんが外相就任を断ったのは良識ある回答だと思いますよ。「外交」と「省内改革」の両方ができる方じゃないですよ、現場の人ですから。川口環境大臣も貧乏くじを引かされたなと思って、テレビを見ておりました。

とにかく外務省は、もうしばらく伏魔殿のままのようです。

84.塩湖市の雪の祭典

ソルトレイクシティーオリンピックの事です。なにか無理矢理直したような気がしますね(笑)。でも「祖瑠戸例区市手医五輪」よりははるかにましでしょう。何か万葉仮名みたい。

閑話休題。日本代表選手、あきませんなぁ。本当の力を出し切れませんねぇ。まぁ、本当の力を本番で出すのがプロの選手ですから日本選手はそこが足りないと言う事でしょう。今現在でメダルが銀と銅の各一個ですか?長野と比べてはいけないのだろうけども、少ないですねぇ。スケルトンも取れませんでしたね。残り、無理とは思いますが、がんばって欲しいものです。

この五輪では初めて冬のメダルが南半球に行きましたね。ショートトラックでオーストラリア選手が金メダルを持っていきました。しかも、ものすごい他力本願で(笑)。あれだけ人がこけて、優勝するのも珍しいですよね。

それにしても、このオリンピックはとかく判定が不明瞭なものがありますねぇ。フィギアでもあったでしょ?ショートトラックでもあったでしょ?私も見ていてなにか「アメリカ寄りと違うかなぁ」と思う部分もありましたけど。ロシアが「出ない!」と抗議していましたが、わからない話でもありません。大体開会式に何故あのぼろぼろになった星条旗が出てくるのでしょうか?テロの犠牲者の追悼は必要かもしれませんが、五輪の開会式でやる事ではないです。

とにかく、次回は「がんばれ!ニッポン」ですよ。

85.薄いお茶が好き

私は「飲み物で何が好きか」といわれると、まずお茶を挙げます。もう、何倍でも飲めますね。お茶、美味しいですよね。私は濃い、苦いお茶じゃなくて出ばなの薄い日本茶が好きなのですよ。濃い味は何か「お茶じゃない」って感じてしまいます。チンチンに沸かしたお湯を茶葉にかけて急須に蓋をしたらすぐ、湯呑に出す。色なんて付いているか、付いていないか、わからないくらいのお茶をフーフーしながら飲むのです。私の至福のひと時です。2杯3杯と飲むうちに流石にお茶が濃くなってきます。そうすると飲まずに捨ててしまうのです。何回か出しているうちにまたお茶の色が薄くなってきます。俗に言う「出がらし」です。そうなってしまうとお茶の味がしなくなってしまうのですが、私はその出がらしをまた楽しみます。はっきり言って「お湯に何か軽く色が付いている」と言うだけのものに成り果てていますが、それでも濃くて苦いお茶に比べたらまだ飲めるというものです。あ、抹茶は別ですよ。あのお茶はそれなりに粉が入ってないと帰って飲めませんから。

日本茶だけじゃありません。紅茶だって好きですし、烏龍茶だって飲みます。それでもやっぱり薄めのを希望してしまうのです。料理の味は濃い目なのが好きなのに、お茶だけは薄めが好きなのです。

86.辻元君よ、永遠に

 フフフフフフ。笑いが止りません。あの社会民主党政策審議会長にして、「ド忘れ禁止法」「疑惑の総合商社」などの名言を残すあの辻元清美代議士が秘書の給料横領疑惑で議員辞職、ですってよ。なんてことでしょうねぇ。自分が疑惑の卸売業者になってしまったのですねぇ。なんでも人の私設秘書を自分の政策秘書に任命して、その人は勤務ほとんどしてなかったんですって。それでその人の給料何分の一しか払わずに、ほとんどを自分の事務所の経費にしてたんですって。本人は認めたけど「詐欺じゃない!!!」と言い切ってますけどね。

この間の報道番組では「彼女は寄付していた」と言ってましたね。その金で秘書を何人も雇って「ワークシェアリングです」と言ってますね。そんなのは何の言い訳にもならないのでね。「ほかの人もやってるやん」とか言ってましたけど、これもまた本末転倒な話でね。ほかの議員がやってたって何の免罪符にもならないのですよ。知らなかった?知らなかったら教えてくれるでしょ?聞かなかったんですか?

大体、あのNGO問題で「NGOが鈴木宗男に参加を拒否された」と言ったから正しいのだ、と言うのが彼女の言い分だったわけですから。秘書の方が「非常勤で給料は5万しか貰っていない。残りは寄付した」と言っているのですからこれが正しいわけです。彼女の言い分を適用すると。それに時効の所だけ認めったってねぇ。何も説得力ありませんよ。疑惑があっても辞めないなんていったって誰も納得しませんし、あなたには宗男君や加藤君の事を非難する資格はなくなったわけです。もう誰もあなたを信用しないでしょうよ。証人喚問されるでしょう。捕まるかもしれませんよ。

まぁ、清潔な政党と言っている社会民主党の事ですから、落とし前のつけ方くらいは知っているでしょう、辻元君も土井さんも。それくらいの事はきちっと出来て初めて国会に議席を持つ政党なのだと思うのですよ。そういう意味では自民党も社民党も同じ穴の狢。と思っていたらあっさり議員辞職しましたねぇ。バッジを外しますとかのパフォーマンスや終始ヘラヘラ笑いながらの記者会見。今までのとめなおしの記者会見でしたね。あれならやらないほうがはるかにまし。みっともない事この上ない。しかも「議員は辞めても社民党員は辞めません」離党して責任とるのとあんまり変わらないと思いますよ。こう言うってことは社民党には何の迷惑をかけていませんてことなんですか?クリーンな政党の役職者がそれはいかがなものかと。「指南してくれた人はいます、でも名前は言えません。」って。あのなぁ、それじゃ「秘書が勝手にやった事です」って言っている昔の議員と一切変わりませんよ。

加藤さんだけは道連れに出来そうですけどね。鈴木さんは連れて行けませんねぇ。残念な事です。

とにかく笑いがとまりません。あ、念のために言っておきますが別に社会民主党に恨みがあるわけでも、辻元君に遺恨があるわけでもないですからね。ただ好かないだけです。いや、彼女が消えるのは残念だなぁ、ウフフフフフフ。

87.タバコについて考えた事(愛煙・嫌煙論序説)

別に続くわけでもないのですが(笑)。この間ジュースを買おうと思って自動販売機に行ったらタバコも売っていたんですけど「マルボロライトメンソ−ル」は「マルボロメンソール」の軽いものなのか、それとも「マルボロライト」のメンソールなのかすごく悩んでしまったのです。これ自動販売機で購入するから問題ないですけどコンビニで買うときちょっと悩むと思いませんか?

ああ、こんな事を言いたいわけじゃない。俗に言う「愛煙家」と「嫌煙家」の仁義無き戦いについて色々と考えていたのです。私は一応両方の気持ちがわかるつもりでいます。昔々、まだ合法的にタバコを吸うことが許されていなかった時代、私は嫌煙家として名を馳せていました。友人達が「怖くてそばに居れん」と言って風下に行って私の目に触れないように吸っていた時代がありました。その時代、私は確かに「嫌煙家」でした。就職して以降、溜まる一方でなかなか抜けないストレスのため私は喫煙をはじめました。多いときには日に4箱吸っていた事もあります。そういう意味では「愛煙家」でした。もっとも私の場合、突然タバコを吸う事に無感動になってしまいましたがね。

じゃぁ、今は嫌煙家なのかと言うとそうじゃなくって、むしろ愛煙家擁護論者なのですよ。はっきり言って世の多数の「嫌煙家」が私は大嫌いです。世に嫌煙権なるものが横行しだしてから「嫌煙家」の諸君はタバコ排斥に夢中になっております、今までの恨みを返すかのように。自分達がかつて少数派として迫害されてきた事を今、健康を理由に少数派になろうとしている「愛煙家」に対して同じ事をしているように思えるのです。はっきり言って、自分達の快適さの為に人が持つ権利を迫害しているだけです、嫌煙家諸君は。まるで天下を取ったように「嫌煙権が認知されました、さぁ、世の嫌煙家たちよ立ち上がれ!我々の健康を害し不快な気持ちにさせてきた愛煙家どもをこの世界から放逐しよう!」と叫んでいるように見えるのです。大体健康がどうのこうのとか副流煙がどうのこうのとかおっしゃいますがタバコ吸いはそんなことは全然お構いなしと言うか、そんなデメリットは百も承知で大して気にもせずに吸っているのですから、言うだけ無駄なのですね。確かに他人が快楽のために吸っているタバコで、自分の健康を害されるのはたまったものじゃないでしょう。でもね、だからと言ってそんな事を承知で吸っている人たちとやりあおうってことがそもそも間違いなのですよ。だからこそ愛煙家と嫌煙家の棲み分け、つまり「分煙」と言うのがこの世の中にはあるのですよ。それなのに嫌煙家諸君はもう少し「分煙」に力を入れたらいいのに禁煙を求めますからねぇ。公式的な場からは大分愛煙家の権利は剥奪されてしまいました。

そりゃね、タバコって言うのは酒や麻薬と違って体が求めるものじゃなくて精神的に求める物ですからね、やめよう、無くそうってことになれば無くなるし、止められるんでしょうけど。だってタバコだけですよね、ニコチン・タールがどんどん無くなって行くのは。「今度のタバコはニコチン・タールが従来のものの1.5倍です」なんて発売しませんもんねぇ。

それはともかく、タバコをあくまでもなくそうと言う嫌煙家の諸君、私は次の事を諸君らに提案します「タバコ税の補充方法」「全廃後、大量解雇が予想されるJT職員の身の振り方」この二つを何の問題も無く解決できる方法を提示しなさい。これらを提示してなおかつタバコをなくそうと言うのなら健康に悪いタバコですから止めるに吝かではないですよ。

88.最近の出来事で思った事

さてさて、今回は最近のニュースを騒がせたことのいくつかについて色々と書き綴ろうと思います。最近、一番騒いだニュースと言えば「北朝鮮人亡命事件」でしょうね。中国の日本総領事館で北朝鮮人5人が第三国への亡命を求めて駆け込もうとして中国の武装警察に取り押さえられた事件です。あれで随分と揉めていましたけど、5人は無事に韓国に出国できました。これは喜ぶべき事かもしれません。確かに死を覚悟の亡命だったのでしょうから、尊い人命が損なわれなかったのはめでたい事です。それにしても日本の総領事館のあの体たらく。みっともないったら無いですねぇ。英語が読めなかった?それはどうなんだろう。排除した言い訳にしちゃお粗末だと思いませんか?ちらっとテレビでもその文書が出てましたけど私にも確かに英文は読めませんでしたよ。でも「意味のわかる英単語」はごろごろしてましたよ。コリアとかヘルプとかね。その単語を見て「状況判断」てのは出来ないのでしょうかねぇ。「後ろからくる武装警察に気づかなかった」とも言ってました。そんなことあるか?5人も付いてきているのですよ。わからんはずがあるかいな、そんなもの。中国大使の「追い返せ」発言も驚きましたねぇ。気持ちは判らないでもないです。面倒な事は誰だって嫌ですから。なんにしても、外務省の言い訳は誠にもって「お粗末」です。

それに引き換え、IWCの日本代表には驚きました。あんなにはっきり物のい得る日本人て、いたんですね。それにしても「反捕鯨国」つまり欧米の勝手振りには目を覆うものがあります。条約の内容を無視する議事進行や捕鯨賛成国の加盟拒否。もう、面倒くさいから日本は鯨取るべきですよ。

続いては「ムネオちゃん」問題です。よく考えたらまだやってたのですねぇ、あの問題。すっかり忘れてましたわ(笑)。そう言えば4月の終わりに秘書が捕まって、今月は側近の外務官僚が捕まってましたわ、ハハハ。それで遂に自宅と事務所が家宅捜索ですか。もう、終わったね、あの政治家も。あの時素直にNGOに出席させてたら良かったのですよ。それをえらそうに「出席させるな!」とか言っちゃうもんだから、自分の首も締まるのです。政治家ってこうやって見ると何か変な人種ですねぇ。「選挙落ちたら只の人」って言いますけど「選挙に受かれば悪い人」になっちゃうのですかねぇ。そんな政治家なら要らないんじゃないの?と思います。いっそのこと、今の政党全部ご破算にして新しい政党作ればいいのにね。

最後はワールドカップです。いよいよですねぇ。これがネットに載るころには開幕してますよ。予定ではね(笑)。楽しみですねぇ。我らがニッポン代表は、どこまでやってくれるのでしょうか?1勝?2勝?全勝なんてしてくれちゃったらもうどうしましょう。トルシエ監督が「日本はベスト4に入ってはいけない」って言ったらしいですね。「入れない」なら判るんですけど、「入ってはいけない」ってどういうこと。しかも現役の代表監督が。WCが終わったら国外追放ですな、あの男。ま、それはともかく日本にはぜひともいいところを見せて欲しいものです。これ以上恥の書くことのないようにね。

 

 

89.嗚呼、ワールドカップ

9年前の「ドーハの悲劇」を見たとき、私は呆然とテレビの画面を眺めて涙をこぼしていました。悔しかったからです。5年前の初出場が決まった瞬間、テレビの前で小躍りしていました。4年前の初得点の時、なぜかガッツポーズをしていました。

そして、平成14年6月4日。試合が終わった瞬間私は泣いていました。悔しさからじゃなく勝ち点が入ったからです。6月9日、試合が終わった瞬間、言いようの無い物がこみ上げていました。妹に話し掛けられても生返事だけでした。何かしゃべろうとしたらきっと泣いていたからです。そして6月14日試合終了のホイッスルを聞いた時、なぜか不思議に落ち着いていました。前の試合に勝ったと言う事実が気持ちを落ち着けていられた理由かもしれません。

とかく私に感情の起伏を生み出すサッカーFIFAワールドカップですが、サッカーにそれほど詳しいと言うわけじゃないんです。いまだに何が「直接フリーキック」になって何をすると「間接フリーキック」になるのかいまいち理解していません。オフサイドもいまいちわかっていません。Jリーグだってあんまり見ていません。

それでも、サッカーは好きです。ルールがいまいちわからなくても楽しませてくれます。今回、日韓共催と言う事で話題を呼んでいます。日本、韓国ともに決勝トーナメントに進みました。めでたい事です。

でも、気になる事が2つばかりあります。一つはサッカーの試合に勝った後、所構わず大騒ぎをするじゃないですか。何で政府とか地方自治体は騒いでいいところを作らないんでしょうかねぇ。道でみんな騒いでるから迷惑この上ないですよ。逮捕者も出たんでしょ?せっかく嬉しいのに水挿すような行為になっちゃいますからね。それと、試合の途中に、自分のチームが不利になるとブーイングするでしょ?あれ、失礼やなぁと思うのです。相手も一生懸命やってるんですからね。

それに、ニッポンにはチームの愛称ないですよねぇ。ほかの国やと「赤い悪魔」「白い巨人」「カルタゴの鷲」「無敵艦隊」・・・。何で日本はないのやろうか?不思議です。

何はともあれ、青き戦士・ニッポンは決勝トーナメントです。初戦の相手はトルコ共和国です。よかったよかった。ブラジルやったらヒヤヒヤしてみてなきゃいけませんからねぇ。

 

90.変な事件が多すぎます。

最近になって、短絡的というか私にとって理解不能な事件がたくさん起こっていますねぇ。しかも人の命を簡単におもちゃにするような事件が。コンビニ店長刺殺事件、女子高生殺人事件、猟銃で短大生を拉致した事件、その前には女子大生かな、通り魔に刺殺される事件がありましたね。ここ数日でも幼児が、親が目を離した隙にかなり遠くの海で、遺体で見つかったり、子供を殺して冷蔵庫に入れてあったり、元妻を刺して火をつけたり嫁姑が殺しあったりと。隣人同士のいさかいで殺されたってのもありましたね。

殺伐とした世の中になってきました。民主主義の世の中ですし、権利と言うものが金科玉条のようになっている国ですから個々人がいろんな考え方を持っても良いとは思うんです。しかしですね、自分の権利の主張のために他人の権利を侵害してよいとは誰も言わないわけです。それなのに金に困って人殺したり、警察に捕まるのがやだからといって人を刺したり、言う事を聞かないからといって子供の目の前で親を襲ってもいいということにはならないのです。これだけの事が何でみんなわからないのでしょうね?

人より金が少なくったって、彼女がいなくたって、結構幸せな人生おくれると思うんですけどねぇ。私だけなんでしょうか?

 

91.思う事あれこれ

テレビを見ていて思う事。「字幕の出し方おかしくない?」なんかワールドカップ前後から字幕の出すタイミングとか、画面に合っていない字幕とかが多くありませんか?ずっと気になってるんですよ。男の人の名前で女の人が出てたり。テレビの質が落ちたのかなぁ?それともデジタルのほうにかかりっきりで今の放送が手抜きになってるのかな?とにかく妙な感じです。

ニュース、ワイドショーを見て思う事。「今日もたまちゃん、明日もたまちゃん・・・・」北極圏にいるアザラシがなぜか日本の関東地方の川に居ついてます。確かに珍しい事です。可愛いとも思います、子供ですから。しかしねぇ「・・・たまちゃんの話題でした。続きまして今日のたまちゃんは・・・」何かおかしくないかい?さっきたまちゃん見たよ。何回も同じ映像。まだ見たいのかい?しかも大抵中継では映ってない。なら、特番作ってみたらどうだい?扇さんじゃないけども「汚いと思ったら帰るでしょ?」って言うのが私の考え方なのであんまり多いと苦になってきます。「たまちゃんが痩せた!!!」そりゃ、寒い北極圏じゃないですからねぇ。あんだけ暑かったら脂肪も落ちるでしょうよ?気にするほどのことかい?それなら日本でアザラシ飼えないよ・・・。「たまちゃんは餌を食べてるの?」アザラシ心配する前に川の生態系はどうなってもいいの?必要以上に魚や蟹食べたら川のバランスが崩れるんですよ。あんなの大きいブラックバスやアメリカザリガニやと思ったら川に何時までも置いとくべきじゃないよ。

「たまちゃんを刺激するといけないから工事を中止する」公共事業って結局その程度なの?邪魔なんだったら保護しようよ。「たまちゃんが病気になったら・・・」あのね、北極では今日もアザラシが白熊に襲われて食べられてるでしょうし、病気で死にもしてるでしょう?アザラシ協奏曲、何時まで続くのやら・・・。もっとも今の日本、そんなに一つのものにこだわりゃしませんけど。

小泉総理大臣北朝鮮訪問が決まって。「首かけて行って来てくださいな・・・」確かに歴史的なことですよ。国交もない国に一国の宰相が訪問して元首と会見するんですからね。でもね、同朋の国の大統領に「行く」と約束してまだ来ない人ですよ。信用できるかねぇ。「返すよ」っていって拉致された人返してくれんのかねぇ?どうもあの国信用できませんよ。小泉さん、首を覚悟していってくれ。

最期に長野県知事選を見て思う事。「『無党派』ってもはや『組織』やねぇ」田中のおっさんは「無党派対組織」「組織対個人」「組織対市民」などと言っておりますが、あの人も勝手連とは言いつつ「共産党」に支持されてんですよね。それに無党派って最早一個の組織ですよね。特定集団でないって言うだけであれ、組織ですよ。市民市民と言いますが選挙するのは「県民」ですよ、お忘れなくね、知識の豊富な作家さん。それにしても県議会側の情けないこと・・・。政治評論家もいってましたよ「(県議会は)立つ瀬も座る場所も失った」って。組織選挙するの遅いって。ああだこうだ悩む暇あったらさっさと長谷川さん押せばよかったのですよ。まぁ、なんだかんだいって結局は私が田中のおっさんを嫌いなだけなんですけどね(笑)。

 

92.歴史的な一日

917日は歴史的な一日になろうとしております。日本国の内閣総理大臣と北朝鮮の総帥が会見した日です。まぁ平壌宣言についての評価は置いておきましょう。ものすごく抽象的だなぁとだけ申しましょうか。しかしあれだけのことを言わせたのなら日本の勝利かもしれません。

所謂「拉致家族」の方々には大変残念な、納得しがたい結果となりました。全く気の毒です。しかし北朝鮮はよっぽど困ってるんでしょうねぇ。こっちが「拉致された」といってない人まで引っ張り出してきて「この人はうちで死にました。」って言ってきたんですから。

よくわからないのは北朝鮮の国内向けの放送ですね。あたかも「あの帝国主義日本の親玉が偉大なる首領様に謁見に来た」みたいな放送してますよね。「拉致した」「工作船送った」と「認めた」割には国民には言えないんですね。結局あの国は変わってないのですよ。朝鮮総連の方々はやっと認めたのにね。

北朝鮮の士官が「日本も朝鮮人を拉致した」と言ってましたがそれはちょっと違うんじゃないでしょうか?いわゆる強制労働のことだと思うんですけど、あれは日本領朝鮮から本土に労働者を連れてきただけでいわゆる「拉致」には当たらないんじゃないでしょうかね。「植民地にした」ことだったり「不当な労働をさせた」ことを非難するのはまだわかるんですけど。大体過去に日本が拉致したとしても北朝鮮が日本人を拉致する理由にはならないのです。

まぁなんだかんだで日朝新時代が始まるといわれておりますがまだまだ先は長いですよ。日本国民馬鹿じゃないですからね。安易な妥協は総スカンくらいますよ、小泉さん。

それにしても外務省、もう少し要領よくできんもんやろうかねぇ・・・。

 

93.郵便局・銀行に・・・・

前々から、ずっと疑問に思っていたことがあります。なんで銀行にも郵便局にも「トイレ」が無いのか・・・。図書館にはあります。博物館にもあります。県庁にも市役所にも役場にも。最近ではスーパーや本屋でもトイレはあります。眼鏡屋にだってあるんですよ。なのに、何でまた銀行と郵便局にはトイレ無いんでしょう?不思議でしょうが無いんですよ。

というのも、なぜか郵便局と銀行に行ったらトイレに行きたくなるんです。昔から。CDで金をおろそうとしていると無性にトイレに行きたくなるんですね。まだ郵便局は良いんです。振り込みとかあんまりしないから。しかも最近は小銭まで機械で扱うようになりましたし、切手も葉書も自動販売機で買えるんですね。

問題は銀行のほうです。小銭までおろそうとすると受付に行かなきゃいけないでしょ?当然お客さんがいるから待たなきゃいけないんです。それも前に10人くらいいたりしますからね。そうするとね、ちょっとトイレに行って時間をつぶしたいな、などと思うのです。なのに無いんですね。待合には女性誌しかありません。もしくは絵本(笑)。齢27で絵本読んでる場合じゃないし、女性誌はタイトル見たら大概のことはわかるでしょ?読む気しないのですよ。自分が口座を持っている銀行に実は昔トイレがあったのです。だからよかったのですが、ATMを増設したらトイレが無くなっちゃったんですよ。どないなってんねん!!!納得いきませんわ。

たしかに一人の客がある用事なんて大した時間ないけど、それでも公共的な施設ですからね。トイレの一つくらいあっても良いんじゃないかって思います。

 

94.ブラックバス

ちょっと前ですが、面白い記事を見ました。某タレントが「キャッチアンドリリースを禁止する条例は憲法違反だ」といって告訴か告発するらしいのですよ。釣った魚を逃がすという「思想信条」に制約を加えるものだというのです。「固有魚の現象はブラックバスやブルーギルのせいではない」とも言ってました。面白い事を言うなぁと思って聞いていたのですよ。

ならば「車のスピードを制限するのは「思想信条」に反する」のでしょうか?そんな事を言ってたら法律なんて作れないのですよ。それを言い出したらねぇ、「タバコや酒の税金を上げるのは税の公平性に重大なる違反」じゃないのですかねぇ。「交通弱者」なんてものも人を不当に差別するもんじゃないでしょうかね。

大体、釣りたいからって外来魚を川に流すのが間違いなのですよ。そんなに釣りたきゃものすごく壁の高い釣堀作ればいいのです。はっきりいいますが北米産の外来生物は川で生き残っちゃうんですよ。カミツキガメしかり、ガーフィッシュしかり、アメリカザリガニしかり、ウシガエルしかり、ブラックバスブルーギルまたしかり。これらに共通するのは日本の川ではあまりいない「大形肉食獣」てことなんです。そりゃ確かに川の汚染や何かで魚や海老が減少傾向なのは認めましょう。しかしそれに日本にいなかった捕食者が来たらどうなるんですか?間違いなく固有種の絶滅は避けられないじゃないですか?

ご自分の趣味のために魚がいなくなっていいと思うならいくらでも放流して釣ってなさい。しかし最後に某アニメ監督の言葉を贈りましょう「キャッチアンドリリース?釣ったら食え!!!」