具顕、狸と忍者に会いに行くこと
まさかの交通事故にあってから、1週間くらいたったころでした。
「おい、信楽に行くぞ」
いつもの親父殿の暴走に巻き込まれて、痛い足を引きずりつつ信楽方面に引っ張られていったのでありました。
案外近い、信楽。焼物の里。狸が町中に跋扈する町(笑)。
とはいいつつも、いくら焼き物の町といってもそこらじゅうに窯が乱立しているわけでもなく。
むしろ売店が多い。少し本道を過ぎるとそこここに窯があったりはするんですけれど。
それでも山一つを使って博物館や工房を作ってるところはさすがですね。どこかの自治体とは違い、ちゃんと人が何を目当てで来るかわかっていらっしゃる(笑)
お昼は、近江牛のビーフカレーでした。さすがに・・・・・・美味しゅうございます。
お土産に、焼物の狸を。あの笠かぶって大福帳持って徳利下げてるやつですわ。というか、これを買いに行くためだけに信楽に行ったようなもの。紫香楽宮跡を見せてくれるわけでもなく、今度は甲賀に拉致。
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信楽にある焼き物博物館。といっていいのか?(笑)動物特集でいろんな動物の陶器がありました。 |
信楽といえば焼き物。焼き物といえば、この狸。狐、狢、美女(笑)とならんで、「化けてだます」そうですが、この顔は・・・ |
信楽町内唯一の神社。らしいです。 |
甲賀といえばご存知定番の甲賀忍者。「ハ○トリくん」のライバルはこの町でしたね。信長が伊賀に攻め込んだ第2次天正伊賀の乱で、伊賀に攻め込んだのは甲賀衆でした。
望月氏という忍者の、とはいっても土豪なんでしょうが、屋敷が江戸に建てられてから現存しているということで、今は忍術屋敷として公開されています。
唯一現存している「どんでん返し」とか、そこかしこへの抜け道とか。
「基本は不殺」という説明も言われると納得。裏の裏かいて逃げようとしてるんですもの。フェイクの隠し扉とか(笑)
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甲賀の忍術屋敷。ここのどんでん返しが同時のものが現存する唯一のものだとか。 |
この引き戸。片方には取っ手が着いてません。異常にあけにくい構造です。 |
最後は関宿。街道ですな。「関の山」の語源になった町です。「関の山車より立派なものはない」というところから「これ以上はない。これがとどめ」ってな意味になった言葉です。
いやぁ、さすがに町並み綺麗っすよ。保全のために住宅がことごとく保存物に指定されてたりして住む人には不便かなとも思いましたが。
ゆっくろ歩いてみたい気もしますが、さすがに打撲が耐え切れず、車に乗って早々に退散したのでありました。
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西の追分。滋賀方面からの入り口です。 |
高山もそうでしたがやっぱり、町並みを残すにはそれ相応の、努力が必要ですね。 |
健康なときに行きたかったな・・・。