1「笹の葉に 結ぶ短冊 跳ね上がり」畝源三郎
2「燃ゆる想いを そっとたくして 」はなこ
3「幾万の 想いは流る 仄か星」百合若大臣
4「夢の世界に 心ときめき」はなこ
5「うたた寝の 夢に 一夜の夏を見る」北畠具顕
6「流れ着たる 星を飲み込む」畝源三郎
7「七夕の 名月見てと せがむきみ」はなこ
8「星とて抱く 吾の腕に 」百合若大臣
9「舟を漕ぐ 縁(へり)で魚が 飛びはねる 」畝源三郎
10「牡蠣イカダ浮く 鹿島津静か」はなこ
11「白波の起る 岸辺に 一人立つ」北畠具顕
12「松原ごしに 鴎群れ飛ぶ 」はなこ
13「沖鴎 寄せぬ二便の 疾風舞ひ」百合若大臣
14「浮かれ浮かれて 夢まぼろしを 」はなこ
15「時世(とき)忘れ 今竜宮で お戯れ」
16「太郎となりても うらむことなし  」畝源三郎
17「時を経て 今ひとたびと 思う身の」北畠具顕
18「海外ボケで 今浦島に」はなこ
19「秋津洲 今廃れ逝く もの在りて 」百合若大臣
20「憂いを忘れ 皆と飲む酒」北畠具顕
21「先人の 英知努力を 後世に」畝源三郎
22「伝える術も パソに頼りて」楊貴妃
23「古の匠の技に酔いしれて」北畠具顕
24「心の内はその背で語る」十六夜
25「優しさを 背越しにかんじ すがりつく」はなこ(お犬さま)
26「感じた温もり 夢か現か」十六夜
27「くびすじの 甘き香りに くちづけし」はなこはは
28「腕(かいな)の中に君を見つける」秋嶽(北畠具顕)  
29「咲きみだれ 乱れてみたい 春の宵」はなこはは
30「散り行く華を肌にまといて」秋嶽(北畠具顕)
31「月光に 照らされ裸身 眩しげに」はなこはは
32「醸す余韻の 旅の情けよ」百合若大臣
33「三界に 住む処なく 彷徨いて」飯尾惣菜
34「盃に零るゝ 月下の佳人」百合若大臣
35「冴え渡る 冬の夜空に 流れ星」畝源三郎
36「長く引きたる尾を追いかけて」刀用軒秋嶽