もしも、僕がいなくなったらどうする?と貴方は聞く。どうしてそんな怖い事を言うの?もしも、私がいなくなったどうする?と言う私の質問に貴方は答えられるの?そんなの答えられるわけ無いじゃない。そんな答え、考えたくも無い。

貴方に会えて私は変われたの。それまで一人で孤独で、誰もいなくたって平気だと思ってたの。自分はそんな人間だって。誰からも必要とされない、誰も必要としない。そんな女なんだって諦めてた。そんな私の前に貴方は現れた。貴方はいつも私の事を見ていてくれた。

「孤独なんて事いうなよ」

「俺ってそんなに頼りにならんか?」

「やまない雨なんて無いよ。」

いつも落ち込んで、拗ねてわがままばっかり言ってた私をいつも怒って慰めて、そして励まして。自分だってつらい事とか、嫌な事とかたくさんあるはずなのにいうのはいつも私の事ばっかり。自分が守られてるんだって実感できた。貴方といると私はすごく嬉しい、癒される。あなたといると世の中に向かって唾を吐いて、顔を背けてた自分が流されていく。無理に作ってた笑顔も、強気の態度も無くなって、ただ涙が出てくる。口からでてくるのは、ゴメンネとありがとうだけ。そんな私の背中をあやすみたいにポンポンとたたいて「大丈夫」って言ってくれる。どんな無理なお願いも聞いてくれる。本当は時間もお金もないんだってわかってるけど、それでも貴方に会いたいの、貴方におねだりしたいの。勝手だってわかってる。自己中心だってわかってる。それでも貴方といたいの、貴方の声が聴きたいの。貴方に触れたいの。

こんな私、許してくれる?こんな私でいいの?私は貴方が良い。貴方()、じゃなくって貴方()いいの。