第3章「投句」
5.20投稿
「わが国は皇(すめら)治める神国と 宰相風情が何事を言う」小林筆耕
5.30投稿
「紺碧の海に屹立(そばた)つ立山へ 届けよと振る釣竿軽(かろ)し」畝源三郎
7.3投稿
「湯に浸かり喉を試せば響き良し己も歌手の素質あるかも」
「ボールペン捜し捜せど見つからず気が付きたれば耳に挟みし」
「夜のバス窓より見つめし男あり暗き貌(かお)して溜め息つけり」畝源三郎