具顕、姉小路殿のご領地に参ること

 

 910日、予報どおりの快晴。中部北陸道の開通記念とかで飛騨高山、白川郷ツアーに行ってまいりました。

朝、4時半起き、6時出発。今回は途中停留所が多いのなんのって。関ドライブインについたのが9時ですよ。あんなにかかるとは思わんかった。

 そこから中部自動車道を通って高山まで向かうのですがこの道中がなんと言ってもトンネルだらけ。出口が見えてるトンネルもあれば延々と先の見えないトンネルもあり、といったところ。

そんなこんなで、12時頃に飛騨高山のまつりの森というところに到着しました。有名な高山まつりの山車ですが、平成になってから新たに作ったものもあり、その保存場所になっているところです。それを数台単位で入れ替えて展示しているのだとか。そこで飛騨牛の焼きしゃぶなるものを食べたのですが・・・・・飛騨牛かどうかがまずわかんない(笑)し、焼きなのかしゃぶなのかもわかんない(爆)

なぜか昆虫館。こういうのって本当に興ざめしちゃうんですよね(笑)。

これが新しい山車の展示館。入場料取られるのではいりませんでした。

というわけで、土産物屋さんにあった山車の模型を(爆)。やっぱり派手。

お昼ごはんを食べた後は、いよいよ飛騨高山の散策ということです。とはいっても、町並みと陣屋しか目的ではないので一所懸命歩きましたです。バスは本願寺の高山別院に停めるんですよ。お寺の駐車場に、てか。浄土真宗侮れんな・・・。

その高山別院。

有名な飛騨の古い町並み。暑い日でも風情があって大変よろしいです。しかしへぼカメラマンのせいでよくわからんことに。

有名な赤橋。天気予報などでよく使われる橋ですね。ちなみに2本先には緑の橋も。

高山は初めてなので、当然お城代わりの陣屋は見ておかねばならないでしょう。というわけで高山陣屋です。建物の中も蔵を除いては撮影してもいい便利設計。タダ本当に安土桃山以降に限っているので、本当に金森氏以降のものしか置いてない。姉小路氏とか三木氏とか江馬氏とか出てきやしない(笑)

案内板。

陣屋正門から望む。

陣屋正面。ここの式台から見学がスタートするのだ。

僧侶や町方が待機する間。

代官居住区間に会った茶室。これくらいの草庵がほしい今日この頃です。

大広間です。下座から取ってみました。代官や講師の顔なんかここから見えんような気がしましたよ。

 

お白洲。金さんも大岡越前もこれっぽっちも感じない冷たい空間でした。

蔵。天領時代の博物館になっている。

 

陣屋見るだけで三分の一も見学時間を使ったので急いで土産を買ってバスに戻りました。まぁ、土産といっても親類に「高山饅頭」やら「高山煎餅」とか子供たちに猿ぼぼ買うだけなんですけど。

 ツアーの素敵なところは時間に情け容赦ないことですね。あっという間に高山とはお別れ。ちなみにバスの中から飛騨牛の丸○が見えましたよ。この数日後に営業再開してましたです。

 高山が終わると今度は世界遺産の白川郷合掌造り集落です。知らなかったのですが白川は「天正の大地震」で一夜で壊滅した内ヶ島氏の家臣の領地だったのだとか。城跡が展望台になっていますが、循環バスに乗らないといけないということで断念。個々の施設を回ります。

駐車場から集落に向かうコンクリート製吊橋「であい橋」。揺れるんですよ、やっぱり(笑)

国の史跡にもなっている「和田家」。横から見ると結構のっぺり。

やっぱりこの角度から見ると、きれいですね。屋根拭きにはン千万かかるんだそうで。

 

やはり水はきれい。鯉にまぎれて虹鱒も多数泳いでました。

珍しい合掌造りのお寺。楼門で鐘楼も兼ねているよう。でも人の気配なし・・・。

 

そんなこんなで駆け足で飛騨高山、白川郷を旅してきました。

ツアーということを差っぴいても、「飛騨は泊りがけで行ったほうがいいと思う」という一日でした。楽しいが、さすがにしんどい・・・。