其の3 ワリと悩ましい存在のパテ

パーティングラインを消す時結構お世話になる存在であるはずのパテ。でもワリと曲者ですよね。今回は僕の愛用している便利なパテを紹介します。

とりあえずスタンダードなのはタミヤパテ。でも実際使ってみると問題点は山ほどあります。いくつか挙げてみると

・乾燥が遅い

・艶ありの色を塗った時パテ部分だけが艶なしになる

・パテの部分だけ色目が変わる

・ヒける

など思いつくだけでも結構あります。

そこで以前模型店で見つけたこのフィニッシャーズのパテ。そのまま使える、ヒけない、乾燥まで約20分など良いこと尽くしの謳い文句だったので400円と割高なものの購入してみました。しかしビンにはシンナーで攪拌して使えと書かれていたため最初はシンナーを添加して使用していたらやはり若干のヒけと乾燥の遅延が見られたので謳い文句の通りそのままグリグリとニジリつけるように盛って行く事にしました。

しかし直接ニジリつけるこの方法だとパテの粘度が高く、なかなか思うように盛れません。しかも乾燥が速いためパテがポソポソになった状態で乾燥してしまうという欠点があり、シンナーで溶く場合とどっちが良いのか分からないと言うジレンマにおちいってしまいました。

そこで思いついたのがポソポソの部分に流し込み接着剤をパテに付ける方法です。これだとポソポソになっている部分に流動性の良い流し込み接着剤が滲みこんでくれるので中に余程大きなボイドが無い限り内部の気泡を埋めてくれます。あと、実際に効果があるかどうかはわかりませんがパテとプラの密着性が高くなる?かも知れません。書き忘れましたがパテとプラの部分で色目が変わってしまうことも無くその点においても良好な結果でした。

パーティングラインを消すのには色々な方法が有ると思いますがもし他にも良い方法を知っている方が居れば是非教えてください。

 

 

 

戻る