其の2 基本!ランナーからの切り離し

プラモデルを作るうえで絶対に欠かせない工程がランナーからの切り離しです。今回はそこにポイントを置いて僕なりのやり方を紹介します。

パーツを切り離す際、教科書的なご本にはパーツ部分手前1〜2mm程度離したところで切断し、後はヤスリやカッターで整形していくと書かれていますが私は後から貼り合わせるパーツや複雑な形状で無いパーツの場合根元からザックリと切断してしまいます。

その際に注意しないといけないのが切断部分に余計な負荷をかけないように注意する事です。パーツを押さえながら切断したりすると力の逃げ場が無くなり、いびつな切断面になるためかえって普通にやるより時間がかかってしまうことがあります。後からパーティングラインを消さなければいけないパーツの場合はむしろパーツをえぐる様に切断します。これはどの道あとからパテで整形するのでゲート処理にかかる時間は出来るだけ低減させたいためです。

切断後は直線部分ならやすりほうだい、曲面なら手や後述の芸人サンダーで処理します。当然根元から切断してあるためゲート処理にかかる時間は大幅に低減されています。些細な事ですがゲート処理はプラモデルに絶対必要な工程ですので模型全体での作業時間で考えるとかなり短縮できるのではないでしょうか?ちなみに細かいパーツやニッパーの刃を入れにくいパーツなどはこの方法は使わずケースバイケースで状況を見ながら判断します。

 

 

 

 

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