ジェット戦闘機

 

ジェット戦闘機に関わらずレシプロ機でもそうなのですが戦闘機というジャンルには非常に魅力を感じます。

具体的にどういう点が好きかというとやはり「少しでも相手より有利な態勢になって相手を撃墜する」ことにのみ専念された全く無駄の無い(厳密に言えば多少は有りますけど)デザインという所です。

その基本的な要素に加えてそれぞれのお国事情により航続距離であったり異物吸入対策であったり地上での運用性であったり様々な要求が加わる事で更にデザインとして変化している点がまた興味深いです。

 

時々本などで見かけるのですが「最近の戦闘機は一緒のような形で面白味に欠けている」とか書かれている場合があります。

確かに最近の戦闘機は双発に四角いエアインテイクと、結構お決まりのパターンに落ち着いている感は否めませんがそれでも「一緒のような形」と言われれば違うと思います。

マルヨンの様なスタイルの戦闘機はチョンチョンに尖り、翼も極めて薄く、非常に魅力的な形状であるとは思いますし、それに比べれば最近の戦闘機は似たような形状と言われても仕方ないかもしれません。

でもやはり「一緒のような形」ではなくそれぞれにデザインとして魅力的な部分があると思います。

似たような形という言い方をされれば零戦だってメッサーシュミットだって興味の無い人から見れば「前にプロペラがひとつ付いている飛行機」として乱暴にひと括りにされてしまうと思います。

自分の場合は誰がなんと言おうとジェット戦闘機に魅力を感じて作っているのだからこれからもF-15F-14など自分が作りたいと思うものをガンガン作りつづけたいと思います。

作りつづけているうちにレシプロ機が好きになってくるかもしれませんがそういう自分の心境の変化も合わせてジェット戦闘機の模型作りに励みたいです。

 

 

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